源氏物語歌集-悠山人編

『源氏物語』中の短歌(和歌)のすべてを、
原作の順序にしたがって、紹介する。→日本初!

05若紫03 はつ草の

2007年05月17日 | 05若紫~08花宴
源氏物語歌集 047
巻五 若紫 03 源氏

    はつ草の 若葉のうへを 見つるより
    旅寝の袖も 露ぞかわかぬ

2007-0517-ysg047
Kad01-163

□・・・、うち出でむ声づかひもはづかしけれど、(女房)「いかなる方の御しるべにかは。
おぼつかなく」と聞ゆ。(源氏)「げに、
うちつけなり、とおぼめき給はむも道理なれど
 はつ草の・・・かわかぬ と聞え給ひてむや」と宣ふ。□(角文版)


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