源氏物語歌集-悠山人編

『源氏物語』中の短歌(和歌)のすべてを、
原作の順序にしたがって、紹介する。→日本初!

08花宴03 うき身世に

2007年07月12日 | 05若紫~08花宴

源氏物語歌集 102 
巻八 花宴 03 女

    うき身世に やがて消えなば 尋ねても
    草の原をば 訪はじとや思ふ

2007-0712-ysg102
Kad02-080

□らうたしと見給ふに、程なく明け行けば、心あわただし。女はまして、
様々に思ひ乱れたる気色なり。(源氏)「なほ名のりし給へ。いかでか聞ゆべき。
かうて止みなむとは、さりとも思されじ」と、宣へば、 (女)「うき身・・・
□(角文版)



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