源氏物語歌集-悠山人編

『源氏物語』中の短歌(和歌)のすべてを、
原作の順序にしたがって、紹介する。→日本初!

05若紫09 奥山の

2007年05月23日 | 05若紫~08花宴
源氏物語歌集 053
巻五 若紫 09 聖

    奥山の 松のとぼそを まれに開けて
    まだ見ぬ花の 顔を見るかな

2007-0523-ysg053
Kad01-166

□・・・顔を見るかな」 と、うち泣きて見奉る。ひじり、御まもりに独鈷奉る。見、給ひて、
僧都、聖徳太子の百済より得給ひける金剛子の数珠の、玉の装束したる、
やがてその国より入れたる箱の唐めいたるを、透きたる袋に入れて、・・・
□(角文版)


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