もうすでに父が生きた年齢を超え枯葉に突入した。
子供のころは、封建的な厳しい父を嫌いで又学生時代も思想的に危ない本を読んでいないかと点検され
良妻賢母の母をさしおいて、妾をつくる。こんな父が大嫌いだった。
そんな悪い面ばかり見ていた自分も今は、父の愛をひしひしと感じる。
戦争でなにもかも失い、父の郷里へ身を寄せ物のない時代に、地元の子たちと同じように、無理をしてお雛様を買ってくれ、又
PTAの役員になり、教師のストライキをボイコットさせたことなど子供たちの教育には力を入れたこともあった。
そんな目立った父を恥ずかしいと思ったものだが、
今はよくわかる。
子供たちは自分の傍へおいておきたかったのにそれを振り切って出てきたこと、 淋しい思いをさせたことが、今わかる。
離れているが故に、墓参りも思うようにできないが、いつも両親に感謝は忘れい。
自分より早く亡くなった若い両親の胸に飛び込んで甘えたい。
他家へ嫁ぎ自分が入る墓も決まっているが、
できることなら両親の眠る墓で腐葉土になりたいと、ひそかに思う自分がいるのです。 夫にゴメンナサイ!
子供のころは、封建的な厳しい父を嫌いで又学生時代も思想的に危ない本を読んでいないかと点検され
良妻賢母の母をさしおいて、妾をつくる。こんな父が大嫌いだった。
そんな悪い面ばかり見ていた自分も今は、父の愛をひしひしと感じる。
戦争でなにもかも失い、父の郷里へ身を寄せ物のない時代に、地元の子たちと同じように、無理をしてお雛様を買ってくれ、又
PTAの役員になり、教師のストライキをボイコットさせたことなど子供たちの教育には力を入れたこともあった。
そんな目立った父を恥ずかしいと思ったものだが、
今はよくわかる。
子供たちは自分の傍へおいておきたかったのにそれを振り切って出てきたこと、 淋しい思いをさせたことが、今わかる。
離れているが故に、墓参りも思うようにできないが、いつも両親に感謝は忘れい。
自分より早く亡くなった若い両親の胸に飛び込んで甘えたい。
他家へ嫁ぎ自分が入る墓も決まっているが、
できることなら両親の眠る墓で腐葉土になりたいと、ひそかに思う自分がいるのです。 夫にゴメンナサイ!
夫も前日、嫁からポロシャツをもらい、
ひとりにやけておりました。
どうして親に対しては亡くなってからでないと
感謝できないんでしょうねえ。
私は父をまったく知らないんですが、その分
母も大変だったはず。もっともっとありがとうと言っておくべきだった…
今度は息子たちがそう思ってくれるか、
甚だ心もとないですが
まだ世間では「母の日」だけだったような記憶です。わたしは口うるさいので
「ヤレヤレやっと静かになった」といわれそうです。
その分家庭では?????のため
離婚してくれて良かったと感じています。
裕福ではありませんでしたが
母の苦労のお陰で今があります。
家庭をかえりみてくれる父だったらと
時々思います。
決して悪魔のような人ではないと思います。男の方は外ではいい格好をしたがるもの、その分家庭にシワよせがきたのでしょう。そんなこといったら私の母なんか、どれだけ泣いたものか、お妾さん一人や二人でないのよ。もう、時効です。