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スポーツ井戸端会議+α

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村田兆治のライフワーク

2009-09-19 23:19:39 | 野球
元ロッテの村田兆治。

鎌を上段から振り下ろすようなフォーム(伝説の「マサカリ投法」だ)から繰り出すストレートとフォークを武器に、現役通算215勝。

しかし選手生活は波乱万丈で、1982年に肘を故障し、当時タブーとされていた手術を敢行し、1984年の終わりに復帰。

翌1985年の最初の試合に、執刀医のフランク・ジョーブ博士から「100球以上は投げたらダメ」という指示を無視し、155球を投げ完投勝利。

そこから、毎週日曜日に登板し、開幕から11連勝。「サンデー兆治」と呼ばれ、ついにはシーズン17勝を挙げ、見事カムバック賞を獲得しました。

野球大好き少年(サッカーより好きだったかも)だった私にとっては、憧れの存在で、あの投球ホームはホントよく真似をしましたものです。

今日もテレビでやっていて思わず録画して見てしまいましたが、現在村田兆治がライフワークとしているのが離島への野球指導と普及活動です。

現役引退後、ある離島へ赴き、子供達の前で速球を披露したところ、大きな衝撃を与え、逆に村田も「自分のプレーをもっと見せて、喜んでもらいたい。しかも、そんな機会が全くない離島の子供達に」という思いが湧き、16年前から活動はスタート。

最初はたったひとりでの訪問だったのが、2005年にはとうとう長崎県の対馬に「まさかりドリームス」を結成(もちろん投手兼監督)。北別府や藤田平など結構な豪華メンバー。

さらには、村田の夢でもあった離島だけの全国大会を昨年開催(東京都伊豆大島)。

今年は、第二回大会を隠岐の島で開催。チーム数も、昨年の10チームから16チームに増え、規模も大きくなりました。

まあ、村田兆治のネームバリューはあるとはいえ、それ以上にもうすぐ60歳の今でも140キロのストレートを投げれる体力と徹底した自己管理、全国139の離島自治体で構成される離島振興協議会など地方自治体も引っ張り出すエネルギーは尊敬に値します。

私は今37歳を過ぎたところですが、村田兆治を見ていて、時間がかかってもいいから自分も何か「ライフワーク」といえるものを持ちたいなと思いました。

鳩山内閣がスタート

2009-09-17 23:39:47 | 政治・経済
実質今日から鳩山内閣がスタート。

新閣僚が、日中どんな行動をしているのかは分かりませんが、今日の夜のニュースを見ていると、もうあっちこっちの番組に新大臣が出まくっていますね。

総じて言えることは、みんながみんなやる気に満ち溢れているということ。

結果どうなるかは未知数ですが、そんな彼らの「やってやるぞ」という意欲は買ってあげたいなと思います。

ただ、昨日の深夜の各閣僚の会見など(1時半まで見てしまった...)を見ていて少し気になったのが、「とにかくマニフェストを忠実に実行していく」というコメントがかなり目だったこと。

国民が何故民主党に投票したかというと、民主党のマニフェストが素晴らしく「これを実現して欲しい」と思って投票した人よりも、反自民党の受け皿として民主党に投票した人が多いと思うので、あんまりと頑固に「マニフェストに沿って!!」と言う前に、何故郵政民営化はダメなのか?、何故八ツ場ダムは建設中止なのか?、どうやって90年比25%排出量削減を経済や家計への過大な負担なく実現できるのか?など、きちんと説明して欲しいと思います。

まあ、天下りの禁止や無駄使いの撲滅、消えた年金の調査、母子加算の復活などは、何のためらいも説明もなしで、ガッチリやってほしいですけどね(笑)。

伊良部が高知を退団

2009-09-15 23:28:15 | 野球
四国・九州アイランドリーグの高知に所属していた伊良部秀輝の退団のニュース。

まさに、「苦笑」という言葉がピッタリの感想です。

8月10日に入団し、公式戦2試合の登板のみ。

右手の腱鞘炎が理由とのことですが、いくら当時最速の158キロを出し、日米で106勝を挙げ、タイトルもメジャーのチャンピオンリングも獲得し、「見た目に似合わず、野球に取り組む姿勢は真摯」といっても、やっぱり人間的にどうなのかなあという気がしてなりません。

これから日本の野球界の重要な供給源となりつつある独立リーグを活性化させる選手として期待していましたが、あまりにも早い離脱。

ちょっとでも期待した自分が情けないです。

今月の論壇誌

2009-09-14 22:46:13 | 仕事・自己啓発・書籍など
父の影響を受け5月から読んでいる論壇誌。

先月までは「正論」を読んできましたが、ちょっとここのところの内容、特に民主党への批判、皇室の話、それにNHKへの強烈なアンチテーゼばっかりで、ちょっと読んでいてしんどくなってきました(苦笑)。

「諸君」なき後、保守の本流を守っていくはずが、少しあらぬ方向へ行っている気がしてなりません(笑)。

よって、今月は父が読んでいるもう1冊の「文藝春秋」を購入しました(試験も終わりましたしね)。

まだ3分の1くらいしか読んでませんが、いいですね。

民主党関連についても、批判もあり期待もあり、見方の角度がいろいろで「ふーん」とうなずける内容が結構多い。

執筆人も、榊原英資や寺島実郎、丹羽宇一郎と片山善博の対談など、豪華メンバーであり、特にロバーツ・ミタニの神谷秀樹(「強欲資本主義 ウォール街の自爆」は大変興味深かった)も登場していて、かなり充実しています。

当面は、毎月1日発売の「正論」を立ち読みして面白そうであれば購入し、今ひとつであれば10日まで待って「文藝春秋」を買うことにしましょう