今日も、帰省の帰りの車の中で、高校野球を聴いていました。
優勝候補にも挙げられていた東海大相模が初戦敗退したのは少し意外でしたが、花巻東の活躍など近年進捗著しい岩手県代表の盛岡大付は「番狂わせ」「大金星」とは言い難いくらい地力の備わった強いチームでした。
その中でひとつ思ったのが、前にも書いたかもしれませんが、「高校野球は継投が少し遅いかも」ということ。
このゲームも、東海大相模の先発・青島が6回に3点を失い逆転され、逃げ切られてしまいましたが、その6回。
2アウトから、四球とヒットで2アウト1・3塁に。
盛岡の好投手の松本から2点を取り、2-1でせっかくリードして終盤を迎え、140キロカルテットのうち、あと3人も後ろに控えているなら、ここで交代でよかったんではないでしょうか?
結果をいうと、ここからタイムリーを打たれ、同点に。
これでもまだ代えず、死球を出しピンチが広がり、もう1本タイムリーを打たれ、逆に2点差をつけられ、ここで交代。
同点になったところも交代のタイミングとしてはアリでした。
次の試合の八頭vs角館も、角館の継投策に疑問が残りました。
八頭が2-1と1点リードで迎えた、これまた6回です。
先頭打者にヒットを打たれ、送りバンドで、1死2塁。
ここからタイムリーを打たれ、2点差に。
さらに、2塁打を打たれ、1死2・3塁に。
ここでもまだ代えず、ランナー2人を返す2塁打を打たれ、ついに4点差になりました。
相手の鎌谷投手が緩急を使って尻上がりに調子が上がってきており、連打が難しい状況で2点以上の点差は避けたいはず。
ここまで先発を引っ張ることに、??と思ってしまいました。
ただ。
いろいろと監督にも思いはあると思います。
ずっとチームを見てきて、「こいつと心中」「こいつでダメならしゃあない」など、試合展開だけじゃない要素もあるでしょうしね。
ただでさえ難しい投手の代え時。
高校野球は特に難しいですが、ここをミスると勝ちを失うのも高校野球だと思います。