僕の家内は招き猫が好き

個人的なエッセイ?

おとき

2017年06月08日 | 日記
お盆の、「おとき」(昼食)担当の方に、連絡をしました。
私のお寺では、「おとき」は、当番制で、順番にお手伝いをお願いしています。

なにせ、田舎の過疎地。
まして、吹けば飛ぶような、小さなお寺。

檀家さんの数も少ないから、順番がすぐに回ってきます。

電話口で、頭を下げながら、お願いをしています。
本当にすみません。

世代間の断絶により、檀家さんも、ずいぶんご高齢になりました。
このご時世、お嫁さんに「お寺のお手伝いに行って」なんて、言えないでしょう。

正直、逆の立場だったら、僕だってお寺に行かないと思うし。
ごめんね、おばあちゃん。

将来を考えると、不安は尽きない。
でも・・・ものは考えようだとも、思います。

その時は、その時。
頭を柔らかくして、柔軟に対応していけばいいい。

「おとき」を手伝ってくださる方がいないのなら、家内が作ればいいのだし。

廃寺同然だった、このお寺に来た当初のことを考えれば、どうにかなっていく。
そう思うことにしました。

とにかく、今日を頑張って生きていこう。
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 雨が降る | トップ | スッポンポン »

日記」カテゴリの最新記事