僕の家内は招き猫が好き

個人的なエッセイ?

ゆく年。くる年。

2019年12月08日 | 日記
夜の寒さに耐えきれず、
電気あんかにお尻を乗せて寝ています。

それでも寒い。

折り畳み式のベッドを使用しているから、
寝返りを打つと、掛け布団が畳の上に落ちてしまます。

(今、ビデオが録画状態になりました。
 グランプリ・ファイナルが放送されます。

 急がないと・・・)

檀家さんに、電気あんかの話をすると、

「布団用の『電気こたつ』があるわよ」
って、教えてくれました。

えっ、そんなものがあるの?
超小型のこたつで、すごくあったかいそうです。

ぜひ、それがほしい。

母ちゃんの頼むと、「だめ!」の一言。
かってくれてもいいのに。

暖気あんかで耐え忍ぶのも、つらい。

今月は、今年最後の月忌回向です。

だから帰りのあいさつは、
「よいお年をお迎えください」。

ゆく年。くる年。

どこかさみしいのは、なぜ?

実家で鳴り響く、除夜の鐘。
紅白歌合戦。

台所の掘りごたつには、同級生。
みかんを食べながら、テレビを見ている。

「もう、そろそろ時間だよ」
檀家さんが、家の外から声をかける。

「ハ~イ」
僕たちは、急いで靴を履いた。

大晦日の夜は、僕たちの吐く息で真っ白になった。

「さようなら」
僕は去りゆく年に、そっと別れを告げた。
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