ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「シェーン」

2021年07月21日 | 西部劇映画
1953年公開の映画の紹介です

監督は、ジョージ・スティーヴンス。
名シーンが心に残る、名作の西部劇映画です。
主演・出演は、アラン・ラッド、ヴァン・ヘフリン、ジーン・アーサー、ブランドン・デ・ワイルド。


南北戦争後のワイオミング州の西部、ジョンソン郡の開拓地。
外で鹿を撃つふりをしていた少年・ジョーイは、「誰か来た」と父、ジョー・スターレットに教えます。
流れ者のシェーンは「北に行くから通らせてほしい」と話し、ジョーは飲み水を薦めます。
直後、牧畜業者のライカーと数人が訪れ、「自分たちの土地だから入植者は出て行け」とすごみます。
男たちが帰った後、ジョーは手伝いが必要と話しシェーンは力仕事など手伝う事にしジョーイは喜びます。
銃に興味を持つジョーイに、撃ち方を教える約束をしたシェーンは凄い早抜きの試し打ちをし、ジョーイは目を丸くするのです。
ある日町に買い物に出たシェーンは、何度もからまれている男たちと喧嘩になり、ジョーも加勢して大げんかになってしまうのです。
ライカーたちの開拓者に対する嫌がらせは続き、そのうちの一家が出て行こうするとジョーは思いとどまらせます。
ライカーはジョーが皆を仕切っていると確信し、雇った殺し屋はバーに居座ります。
その人物をシェーンも知っていて、弐丁拳銃の凄い早撃ちの男、とジョーに教えるのです・・・

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この映画は、アカデミー賞で撮影賞(カラー部門)を受賞しています。

シェーン役は、この頃40歳ほどの故・アラン・ラッド。
この映画の早撃ちでは 0.6秒で、ゲイリー・クーパー(平原児)の0.4秒についで、ランキングでは2位とか。
「市民ケーン」(1966・・製作は1941)では新聞記者の役どころでした。
「赤いベレー」(1953)、「島の女」(1957)、「大いなる野望」(1964製作)などの主演、出演があります。
何と「ジャイアンツ」(1956)のオファー(演じたのはジェームズ・ディーン)を断っていたんですね。

ジョーイ役はブランドン・デ・ワイルド。
「夜の道」(1957)の出演が確認できましたが、30歳で交通事故で他界していました。





お立ち寄りありがとうございます
実は、この映画ちゃんと観たのは初めてです
名シーンは思っていたのと違ったのでございました・・

コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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また観て見たくなりました。 (highdy)
2021-07-21 14:26:21
いつも素晴らしい「ちょい見せのあらすじ」に観た気分になっています。ありがとうございます。
時々知っているものが出てきて、懐かしくて嬉しく思います。
今回の「シェーン」も、またもう一度観てみたくなりました。
返信する
おはようございます (highdyさんへ)
2021-07-22 06:49:40
こちらこそ、温かいコメントありがとうございます 
この頃の西部劇は結構見ていましたので、この映画はちゃんと見たのは初めてでしたがやはり別の懐かしさがありました
味わいがあってとても楽しめました
機会があったら、ぜひまた見てみてくださいね
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