ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「セント・オブ・ウーマン/夢の香り」

2023年12月30日 | アル・パチーノ
1993年公開の映画の紹介です

本年最後の映画記事になります
大好きな映画で締めくくりです

監督は、マーティン・ブレスト。
アル・パチーノが遂に念願のオスカーを手にした、ヒューマン・ドラマ映画です。
主演・出演は、アル・パチーノ、クリス・オドネル、ガブリエル・アンウォー、
フィリップ・シーモア・ホフマン。


(あらすじ)
ボストンの名門高校生チャーリーは、感謝祭に故郷に帰る旅費の為アルバイトを探します。
依頼主・カレンを尋ねると、旅行の間叔父の世話をしてほしいと話されます。
離れに住む盲目の元軍人・スレード中佐はいきなり怒鳴り散らし、
チャーリーは躊躇しますがカレンに頼みこまれてしまうのです。
数日後の感謝祭の前日チャーリーとジョージは、
同級生が校長の愛車にイタズラの準備をしているのを目撃します。
翌日みごとにイタズラは決行され、
激怒した校長は犯人達の名前を感謝祭後に明かすようチャーリー達に言い渡しました。
カレン達の旅行の日、スレードを訪ねたチャーリーは軍服やトランクを出すよう言われ、
ニューヨーク行きに強引に付き合わされてしまうのです。
“ある計画”についてチャーリーが訪ねると、
中佐はいろいろ実行した後、最後に
「頭を撃ち抜く」
と話し、チャーリーは心穏やかでなくなるのです。
帰ると言い続けるチャーリーですが、スレードは上手くはぐらかしレストランに誘います。
傍の席に座っている女性・ドナに気づいたスレードは近づき、
身に着けている香水を言い当てます。
そしてタンゴに誘い、チャーリーにホールの広さを確認するのです。
盲目ながらもドナと素晴らしいタンゴを踊るスレードを、
チャーリーは驚きと称賛の目で見つめるのです・・・

******************************************
タンゴのシーンは、何度観ても素敵です。

原作は、イタリアの作家ジョヴァンニ・アルピーノの小説、
『 Il buio e il miele (闇と蜂蜜)』です。

スレード役のアル・パチーノは何度もノミネートがありながら、
52歳でついにアカデミー賞主演男優賞を受賞しています。
(同じ年、「摩天楼を夢みて」でアカデミー賞助演男優賞のノミネートもあります。)
他ノミネートは
 「ゴッドファーザー」(1972) 助演
 「セルピコ」(1974) 主演
 「ゴッドファーザー PART II」(1975) 主演
 「狼たちの午後」(1976) 主演
 「ジャスティス」(1980) 主演
 「ディック・トレイシー」(1990) 助演

因みに(第65回)の他のノミネートの俳優は、
 ロバート・ダウニー・Jr.「チャーリー」
 デンゼル・ワシントン「マルコムX」
 クリント・イーストウッド「許されざる者」
 スティーブン・レイ「クライング・ゲーム」

まさに激戦!!!

アカデミー賞/主演男優賞を受賞したアル・パチーノの挨拶を観ましたが、
多くの作品で説得力のある演技と異なり、
しどろもどろの雰囲気がとても喜びを表している印象を受けましたです。

この映画の故・フィリップ・シーモア・ホフマンはチャーリーの同級生役です。
20代前半あたりの若さです。





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「ゴッドファーザー PART III」

2023年11月30日 | アル・パチーノ
本日は再々アップ記事になります。
3部作をすべてアップしています。

1991年公開の映画の紹介です

監督は、フランシス・フォード・コッポラ。
マイケル・コルレオーネの晩年の物語、ドラマ映画です。
「PART II」ほどではありませんが、161分です。
主演・出演は、アル・パチーノ、ダイアン・キートン、アンディ・ガルシア、
タリア・シャイア、ソフィア・コッポラ、イーライ・ウォラック、ヘルムート・バーガー。



(あらすじ)
ニューヨーク。マイケルの兄、フレドが亡くなってから20年後。
マイケルは多額の寄付をし、バチカンから表彰されます。
別居しているケイと成人したアンソニー、メアリーも式典に参加します。
ソニーの息子・ヴィンセントも参加していて、メアリーと久々の再開をします。
その後マイケルはヴィンセントを呼び、他を仕切るザザから文句が出ているから仲直りするよう伝えます。
ザザの不平をまくしたてるヴィンセントに、
「父親と同じで血の気が多い」
とマイケルは言い、しばらく自分の下に就くよう言います。
その後マイケルはバチカンの大司教とある取引をし、仲間を呼び集めます。
しかし話し合いの直後、上空のヘリコプターからガトリング砲が浴びせられるのです。
多くが撃たれる中、ヴィンセントは必至でマイケルを守ります・・

***************************************************
アカデミー賞は全てノミネートです。
「作品賞 」「監督賞」「助演男優賞/アンディ・ガルシア」「編集賞」「歌曲賞」「美術賞」「撮影賞」

マイケル役のアル・パチーノは、
「PART I」では30歳ほど
「PART II」では32歳ほど
「PART III」では40代後半、
因みに今年83歳です。
近年、「アイリッシュマン」(2019製作・劇場限定公開)では、
アカデミー賞/ゴールデングローブ賞/英国アカデミー賞などで「助演男優賞」のノミネートがあります。

コルレオーネ家として使用された屋敷は、ニューヨークのスタテンアイランドに実在しているようです。
「PART I」でヴィトーが倒れる裏庭はプールになっているとか。
2014年、この屋敷が289万ドル/日本円にすると3億3475万円で売りに出されているようです。

マイケルの娘・メアリー役はコッポラ監督の娘・ソフィア・コッポラ。
批判も多く、「ゴールデンラズベリー賞の最低助演女優賞/最低新人賞」を受賞してしまったんですね。
ジュリア・ロバーツ→マドンナ→ウィノナ・ライダーなどの経緯があるようです。

この映画の製作に、コッポラ監督はあまり前向きではなく、16年経ってしまったとか。
その間、シルベスター・スタローンの監督・主演、ジョン・トラボルタの共演の企画があったとかとか。
別物になりそう (∩。∩;)




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「ゴッドファーザー PART II」

2023年11月30日 | アル・パチーノ
本日は再々アップ記事になります。
3部作をすべてアップする予定です。

1975年公開の映画の紹介です

監督は、フランシス・フォード・コッポラ。
DVD2枚組200分、ほぼ2部仕立てのドラマ映画です。
主演・出演は、アル・パチーノ、ロバート・デュヴァル、ダイアン・キートン、ロバート・デ・ニーロ、
ジョン・カザール、タリア・シャイア、リー・ストラスバーグ。



(あらすじ)
1901年、シチリア、コルレオーネ村。
9歳のヴィトーは村のボスに家族を殺され、移民としてニューヨークに逃げのびます。
成長し、結婚したヴィトーは、マフィアのファヌッチに仕事を奪われ、
窃盗をするようになります。
しかし更にヴィトーや仲間達はファヌッチから多額の上納金を要求され、
ヴィトーは直接ファヌッチに手をかけるのです。
-------------------------------------------------------
1958年。
父・ヴィトー・コルレオーネからファミリーを受け継いだマイケルは、ネバダを拠点にしていました。
ある時ファミリーの一人・フランクの話にマイケルは納得できず、
問題を起こさないように忠告します。
しかしその夜、マイケルが寝室に入るといきなり外から襲撃を受けてしまうのです。
翌日マイケルは義兄弟のトムにすべてを任せ一人マイアミに向かい、
父・ヴィトーと同年代で今でも有力なロスと話し合います。
マイケルはロスに近づきながらも、一連の引き金はロスではないかと疑います。
そしてマイケルは、ファミリーとして動いている兄・フレドの怪しい行動に気付くのです・・・

************************************
この映画は、ヴィトーの生い立ちとマイケルの時代が交互に描かれます。

アカデミー賞では、
「作品賞」「監督賞」「助演男優賞/ロバート・デ・ニーロ」「脚色賞」「美術賞」「作曲賞」を受賞、
「主演男優賞/アル・パチーノ」「助演男優賞/マイケル・V・ガッツォ:リー・ストラスバーグ」「助演女優賞/タリア・シャイア」「衣装デザイン賞」のノミネートがあります。

ドン・ヴィトー・コルレオーネ役は、当時無名のロバート・デ・ニーロ。
オーディションの最終に残らなかったものの、
コッポラがデ・ニーロ出演の「ミーン・ストリート」(1980)を観て決定したようです。

この映画ではアル・パチーノとの接点はみられませんが、その後、何度かの競演を楽しませてくれています。

「ヒート」(1996)
監督:マイケル・マン
出演:アル・パチーノ、ロバート・デ・ニーロ
ヴァル・キルマー、アシュレイ・ジャッド

「ボーダー」(2010)
監督:ジョン・アヴネット
出演:ロバート・デ・ニーロ、アル・パチーノ
カーティス・“50セント”・ジャクソン、ジョン・レグイザモ

「アイリッシュマン」(2019・配信)
監督:マーティン・スコセッシ
出演:ロバート・デ・ニーロ、アル・パチーノ
ジョー・ペシ、レイ・ロマーノ

このシリーズは、
英BBC選出「史上最高のアメリカ映画100本」(2020)に選出されています。

2位:「ゴッドファーザー」
10位:「ゴッドファーザーPARTII」

因みに10位以下は他に、
1位:「市民ケーン」(1941)
3位:「めまい(1958)」
4位:「2001年宇宙の旅」(1968)
5位:「捜索者」(1956)
6位:「サンライズ」(1927)
7位:「雨に唄えば」(1952)
8位:「サイコ(1960)」
9位:「カサブランカ」(1942)




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「ゴッドファーザー」

2023年11月30日 | アル・パチーノ
1972年公開の映画の紹介です

本日は再々アップ記事になります。
3部作をすべてアップする予定です。

監督は、フランシス・フォード・コッポラ。
マフィアの世界の、壮絶なドラマ映画です。
主演・出演は、マーロン・ブランド、アル・パチーノ、ジェームズ・カーン、ロバート・デュヴァル、
ジョン・カザール、タリア・シャイア、ダイアン・キートン、シモネッタ・ステファネッリ。



(あらすじ)
1945年。イタリア系アメリカ人のコルレオーネ邸宅。
ブラインドが降ろされた薄暗い部屋で、男は娘の仇をとって欲しいと話します。
膝に猫をのせたドン・コルレオーネは、養子のトムに男の為の指示を出します。
庭では、娘・コニーの結婚祝賀宴が盛大に行われています。
ファミリーの写真を撮る為一同は並びますが、
3男のマイケルが来ていないことを知ってドンは取りやめます。
間もなくマイケルは到着し、恋人のケイにファミリーの話をします。
数日後、麻薬密売人・ソロッツォからの依頼を断ったドンは襲撃され大けがを負ってしまいます。
事件を街頭の新聞で知ったマイケルは家へ駆けつけ、
長男のソニーは「殺ってやる!!」と息巻きます。
その後ソロッツォとの交渉で指名されたマイケルは、
隠し持った銃でソロッツォを撃ち殺しイタリア・シチリア島に身を隠します。
ある日ソニーは、コニーから夫の暴力で助けを求める電話を受け取ります。
血の気の多いソニーは凄い形相でコニーの元へ向かうのです・・・

********************************
原作はマリオ・プーゾのベストセラー小説です。
脚本も手がけ、『ゴッドファーザー』と『ゴッドファーザーPARTII』でアカデミー賞・脚色賞を受賞しています。

アカデミー賞では「作品賞」「主演男優賞/マーロン・ブランド」「脚色賞」を受賞、
「監督賞」「助演男優賞/ アル・パチーノ・ジェームズ・カーン・ロバート・デュヴァル」、
「作曲賞」「編集賞」「録音賞」「衣裳デザイン賞」のノミネートがあります。

キャスティングは、大変難航したようです。
製作者の一人、ロバート・エヴァンス曰く、
「コルレオーネ家の配役をめぐる争いは、
スクリーン上で繰り広げた争いよりも苛烈だった」

洗礼を受けるコニーとカルロの子役は、コッポラの娘ソフィア・コッポラ、
「パートⅢ」ではマイケルの娘役を演じています。

ヴィトー役はマーロン・ブランド。
当初はローレンス・オリヴィエ、カルロ・ポンティが挙がっていたようですが、
マーロン・ブランド自らメイクアップした(綿を詰めて頬をふくらませたり)テストフィルムを送って決まったとか。

最後の最後に決まったマイケル役は、希望・オファー・オーディションがたくさんあったようです。
希望:ウォーレン・ベイティ、ロバート・レッドフォード
オファー:ライアン・オニール
オーディション:ダスティン・ホフマン、マーティン・シーン、バート・レイノルズ
コッポラ監督が頑なにアル・パチーノを推薦しつづけたようですね。

シチリア島に登場する、美しいアポロニア役は、シモネッタ・ステファネッリ。
現在は引退していて、実業家で活躍中とか。

この映画のキャッチコピーは、
“権力という孤独 愛という哀しみ 男という生き方”




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「狼たちの午後」

2023年04月19日 | アル・パチーノ
1976年公開の映画の紹介です

監督は、シドニー・ルメット。
実話が元になっている、犯罪映画です。
主演・出演は、アル・パチーノ、ジョン・カザール、チャールズ・ダーニング。


(あらすじ)
1972年。猛暑のブルックリン。
ソニー、サル、スティーヴの若者は、車から降り銀行へ向かいます。
銀行に入ってサルが銃を取り出すと、スティーヴは怖気づいてサルは追い出します。
サルは行員を見張り、ソニーは店長に金庫を開けさせます。
しかし金庫にはたった1100ドルしかなく、ソニーは愕然とします。
仕方なく窓口の現金を回収した後、ソニーは記録簿をゴミ箱で燃やしますが、
煙を向かいの人間に見られてしまったのです。
電話が鳴り店長は上手く話をつけますが、その後鳴った電話はソニーあてでした。
刑事からで、包囲されていると話すのです。
その後銀行の玄関前にでたソニーは丸腰の刑事と話し、
屋根の上の射撃手やたくさんの刑事のほかに野次馬やテレビ局を目にします。
ソニーが、
「アッティカ」
と叫ぶと、野次馬が便乗し、辺りは大騒ぎになるのです。
夜になり、建物内も蒸し暑さが増す中、ソニーはある要求をします・・・

***************************************************
この映画はアカデミー賞で「脚本賞」を受賞、
「作品賞」「主演男優賞/アル・パチーノ」「助演男優賞/クリス・サランドン」「監督賞」「編集賞」のノミネートがあります。

原題は『Dog Day Afternoon』。
「Dog Day」は日本語では「盛夏」を意味する熟語のようです。

ソニー役は、このころ35歳ほどのアル・パチーノ。
この映画で英国アカデミー賞/主演男優賞を受賞しています。
事件の犯人の容姿がアル・パチーノに似ていたため主演に選ばれたそうですが、
アル・パチーノの迫真の演技は広く賞賛されています。

「アッティカ」は、
『警察は信用ならない、アッティカ刑務所の暴動を思い出せ』
という意味が込められているようです。

≪ アッティカ刑務所の暴動とは・・ ≫

1971年、ニューヨーク州で起こった暴動です。
看守らによる人種差別に激怒し、およそ半数の1000人の囚人が刑務所を制圧して所員を人質に取りました。
4日間の交渉により、刑務所側は囚人側の要求をほぼ同意したんですね。





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開設当初の記事の再アップです
若かりしアル・パチーノは・・いえいえ今もとても魅力的です

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「恋のためらい/フランキーとジョニー」

2022年10月14日 | アル・パチーノ
1992年公開の映画の紹介です

監督はゲイリー・マーシャル。
大人のラブ・ロマンス映画です。
主演は、「スカーフェイス」(1984)以来の共演となるアル・パチーノとミシェル・ファイファー。
他、ヘクター・エリゾンド、ケイト・ネリガン。



フランキーは帰省のバスに乗り、休んでいた勤務先の『アポロ・カフェ』に立ち寄ります。
出所したばかりのジョニーは新聞のコック募集をみて、『アポロ・カフェ』を訪れ雇われることになります。
翌朝、早くから威勢よくジョニーは働き、フランキーもいつも通り注文と違う事に文句を言ったりしています。
ある日店の客が発作で倒れ、ジョニーが駆け寄ります。
フランキーは救急車を呼び、客を介護します。
すると、ジョニーは向かい合わせのフランキーに話しかけます。
「フランキーとジョニーだね」
「歌の題ね」
「2人は恋人同士だったんだ。今夜デートしよう」
「は?」
フランキーは相手にもしません。
その後従業員の送別会でジョニーはパートナーに誘い、フランキーは渋々ながらもおしゃれして参加します。
ジョニーは陽気に皆とはしゃぎますが、フランキーは頑なに輪に入りません。
ある日、ジョニーの言動にフランキーが怒りをあらわにしてしまうのです・・・

*********************************************************
この映画はエルヴィス・プレスリー主演映画「フランキー・アンド・ジョニー」(1966年)にちなんだ会話や、「フランキー&ジョニー」(ジェームズ・インヴェルドが歌うカバー曲)という挿入歌が流れます。

ジョニー役はロマンス映画は珍しいアル・パチーノ。
「スカーフェイス」時はほぼ新人だったミシェル・ファイファーについて、
「ぐっと魅力的になった。リハーサルの印象もかなり違うよ」
アルバイトでもコックの経験がなく、ニューヨークのレストランで実習したり、根気よく練習したんですね。
アドバイスを担当したプロのコックも出演しているようです。




おまけ、「スカーフェイス」

皆さま、日々のお立ち寄りと応援ありがとうございます
2人とも、ず~っと大好きでございます

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「ブロークン 過去に囚われた男」

2022年09月20日 | アル・パチーノ
2014年製作・劇場未公開の映画の紹介です
実は記事が溜まっておりまして、1日2度アップしたりしてます
その中から、ぜひ気になる映画レビューをクリックしてみて下さいね

監督は、デヴィッド・ゴードン・グリーン。
97分のヒューマン・ドラマ映画です。
主演・出演は、ほぼアル・パチーノ一人。
他、ホリー・ハンター、ハーモニー・コリン、クリス・メッシーナ。


初老のマングルホーンは、小さな鍵屋を経営しています。
マングルホーンにはずっと忘れられないクララという女性がいて、毎日のように彼女へ手紙を書いています。
手紙にはクララへの愛と自分のこころの痛みを綴っていましたが、何度出しても手紙は“宛先不明”で返送されてくるのでした。
そんな中、マングルホーンは毎週金曜に銀行へ行って、受付係のドーンとたわいもない会話をすることが小さな楽しみでした。
話題にするのはドーンの犬のチーフや、マングルホーンの猫のファニーの事などです。
時々、マングルホーンは息子のジェイコブと食事を取りますが、話題がかみ合わず、最後まで二人ともテーブルについている事が出来ないのです。
そのうち、マングルホーンとドーンは何度かデートを重ねるようになります。
ドーンの自宅に招かれるようになるマングルホーンですが、なぜかクララの事を熱く語り始めるのです・・・

************************************************
この映画は、2014年度のヴェネチア国際映画祭や、トロント国際映画祭でコンペティション部門に出品されるなど、世界の映画祭で高い評価を受けて話題になったようです。

マングルホーンを演じたアル・パチーノの独壇場とも言える作品で、終始登場しています。
この映画のあと「Dearダニー 君へのうた」(2015)「ブラック・ファイル 野心の代償」(2017)と、製作・公開がありますが、
この映画では人生と比例した、かなり老けこんだ役どころです。

ドーン役はホリー・ハンターです。
「ブロードキャスト・ニュース」(1988)では、ベルリン国際映画祭の女優賞を受賞、
「ピアノ・レッスン」(1994)ではアカデミー主演女優賞を受賞しています。
「ザ・ファーム 法律事務所」(1993)、「サーティーン あの頃欲しかった愛のこと」(2005)では、アカデミー賞助演女優賞のノミネートがあります。




皆さま、お立ち寄りとランキングの応援ありがとうございます
あらすじには載せませんでしたが、マングルホーンは急に暴力的になるシーンも登場しますです
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「ハウス・オブ・グッチ」

2022年05月29日 | アル・パチーノ
今年1月公開の映画の紹介です

監督は、リドリー・スコット。
サラ・ゲイ・フォーデンのノンフィクションが原作の、伝記ドラマ映画です。
主演・出演は、レディー・ガガ、アダム・ドライバー、ジェレミー・アイアンズ、ジャレッド・レト、アル・パチーノ。


1978年。イタリア、ミラノ。
父親が経営する運送業で働くパトリツィア・レッジャーニは、ある夜誘われてコスチューム・パーティへ行きます。
そこでカウンターの中にいる男性と話したパトリツィアは、男性がマウリツィオ・グッチと名乗ると途端に興味を惹かれます。
翌日パトリツィアはマウリツィオの後を付け、偶出会ったふりをしてデートに誘うよう仕向けるのです。
何度か会ううちマウリツィオもパトリツィアに恋心を抱き、ファッションブランドGUCCI創業者である父親ロドルフォに紹介します。
ところが教養がなく父親の職業も小さいことでロドルフォは反対し、怒ったマウリツィオは荷物を持ってパトリツィアの許へ行き、運送業で働くのです。
間もなく2人は結婚式をあげ、雑誌の写真を見たロドルフォの兄・アルドは驚き自分の誕生日に2人を招きます。
嫌がるマウリツィオを説得して出席したパトリツィアは、たちまちアルドに気に入られるのです。
アルドは実の息子パオロよりもマウリツィオを評価していて、NYの自分の許で働くよう誘います。
豪華な新居に有頂天になるパトリツィアですが、ある日GUCCIの偽モノが出回っているのを目にするのです・・・

*************************************************
冒頭にテロップが流れます。
“実話に着想を得た物語”

脚色されているとはいえ、古典的な愛憎劇がとても楽しめた映画でした。
長編157分もなんのその。

当初、オファーがたくさんあったようです。

パトリツィア役:アンジェリーナ・ジョリー→ペネロペ・クルス→マーゴット・ロビー→レディー・ガガ
マウリツィオ・グッチ役:レオナルド・ディカプリオ→アダム・ドライバー
他に、ロバート・デ・ニーロ、ジャック・ヒューストンなどの名前も。

あらすじには登場しませんが、パトリツィアが頼りにする占い師、ピーナ役はサルマ・ハエック。
グッチの親会社ケリングCEOのフランソワ・アンリ・ピノーの奥さまのようです。

この映画は、ゴールデングローブ賞で「主演女優賞 (ドラマ部門) /レディー・ガガ」のノミネートがあります。




お立ち寄りとランキングの応援、ありがとうございます
やっと、観れました~~
ふくには期待以上でございましたよ
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「ヒート」

2022年05月20日 | アル・パチーノ
1996年公開の映画の紹介です

監督は、マイケル・マン。
今や、超豪華キャストの犯罪・アクション映画です。
主演・出演は、アル・パチーノ、ロバート・デ・ニーロ、ヴァル・キルマー、アシュレイ・ジャッド、ジョン・ヴォイト、ナタリー・ポートマン、トム・サイズモア。


ロサンゼルス。
ニールは乗務員を装い病院を抜けて救急車に乗り込みます。
仲間のクリスたちもそれぞれ車に乗り、準備が出来るとニールが「行くぞ」と合図します。
トラックで装甲車を横転させると、3人の警備員を射殺しニール達は“無記名証券”を強奪します。
その後現場についたLA市警察の警部補・ヴィンセント・ハナは、プロの手口であることから自分が担当と話し適切に指示します。
そしてヴィンセントは、情報屋から現場で耳にされた“フリック”という人物を特定し、監視をつけます。
一方、追跡に気付いたニールも罠を仕掛けてヴィンセントの撮影に成功するのです。
写真を見せたニールの依頼人は、「凄腕の警部補で、ニールの手口を褒めていると聞いた」とニールに伝えるのです。
間もなくヴィンセントはニールを追跡し、それに気付いたニールは車を止め近くのカフェに入り向かい合わせに座ります。
「刑務所に入れたくない」と話すヴィンセントに、ニールは「入る気はない」と答えます。
そしてお互い、「時が来たらその時は必ず殺す」と断言するのです。
数日後銀行強盗のタレこみが入り、ヴィンセント達とニール一団は白昼の路上で壮絶な銃撃戦となるのです・・

**************************************************
アル・パチーノとロバート・デ・ニーロの初共演は「ゴッドファーザーPartⅡ」」(1975)ですが、
演じた時代が違う為接点はありませんでした。
この映画の12年後に「ボーダー」(2010)で同僚の刑事コンビで共演、
そして2019年にも、「アイリッシュマン」で全く立場の違う共演をしています。

2人の共演に監督は大興奮。
演技力を活かし立体的な役柄にしていく事に気を使ったと語ります。

白熱した白昼の銃撃戦の為に、実際に使われているダウンタウンの銀行が舞台となったようです。
俳優たちはこのシーンの為に6~8週間、実弾のトレーニングを課せられたとか。

≪ おまけ 使用された銃火器 ≫

ヴィンセント(アル・パチーノ):コルト M1991A1 オフィサーズ 45ACP/FN FNC
ニール(ロバート・デ・ニーロ):H&K USP/SIG SAUER P220/コルト M654/コルト M733
クリス(ヴァル・キルマー):S&W M6904/コルト M733






「FN FNC(ベルギーのアサルトライフル)」使用

おまけ 14歳のナタリー・ポートマン

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「フェイク」

2022年04月08日 | アル・パチーノ
1997年の映画の紹介です

監督は、マイク・ニューウェル。
FBI・特別捜査官・ジョー・ピストーネの実録手記が基になっている、クライム映画です。
主演・出演は、アル・パチーノ、ジョニー・デップ、マイケル・マドセン、アン・ヘッシュ。


ニューヨーク。
FBI捜査官のジョー・ピストーネは、宝石屋の鑑定士のふりをしてマフィアの溜まり場のバーに何度も足を運びます。
ある日マフィアのレフティはジョーに近づき、渡されたばかりのダイヤの指輪をカウンターにばらまきさばけと言います。
ジョーはダイヤの指輪を偽物だと見抜き、渡した人物をレフティに変わってボコボコにし高級車まで奪います。
レフティはジョーを仲間に向かい入れ、ジョーが中心となるFBIの作戦が実行されました。
ジョーは偽名を“ドニー”と名乗り、大物が集まるマフィアの集会へレフティに連れられ参加します。
そして、“ドニー”は靴に録音機を忍ばせて、マフィア達の悪事の証拠を集めていくのでした。
ところがある時レフティの仲間数人と日本の店に行った“ドニー”は、靴を脱ぐわけにいかず焦ります。
「戦死した父のせいで孤児になり、日本に屈したくない」
と、思いつくまま“ドニー”が言うと、マフィアたちは店員に詰め寄ります・・

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ジョー役は当初ブラット・ピットを考慮していたようで、イタリアンマフィアに合わない為ジョニー・デップに決まったんだとか。
ジョニー・デップはアル・パチーノを満足させる演技をするよう心がけていたとか。
実話の為本人達に近づけるよう演じた2人ですが、アル・パチーノは“帽子”だけは譲らず、かぶっていたんですね。

※ 邦題の「フェイク」FAKE、は『模造する』とか『~のふりをする』という意味です。
が、原題は『Donnie Brasco』でした。




お立ち寄りと応援、ありがとうございます。
ブログ当初の再upですが、結構な手直しのため差し替えましたです
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「アイリッシュマン」

2022年01月03日 | アル・パチーノ
2019年、限定公開の映画の紹介です

監督は、マーティン・スコセッシ。
チャールズ・ブラント著、同名のノンフィクションが原作の伝記映画です。
主演・出演は、ロバート・デ・ニーロ、アル・パチーノ、ジョー・ペシ、ハーヴェイ・カイテル。


この映画は、老人ホームのフランク・シーランの語りで始まります。
その日フランクは、自分の妻とボスであるラッセル夫妻を弁護士・ビルの娘の結婚式場に送るのが役目で車で迎えに行きます。
ラッセルは車内の喫煙を許さず、ラッセルの妻は外に出て喫煙します。
向かいにはガソリンスタンドがあり、フランクはラッセルに「ここです。」と示します。
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数年前、トラック運転手のフランクがエンジンの故障でガソリンスタンドで修理をしていると、男性が話しかけてきて故障の原因を教えてくれます。
名を明かさなかったその男性は、実は道沿いの店を仕切っているラッセルで、後日フランクが世話になった弁護士の紹介で再開したのです。
フランクを気に入ったラッセルは、その後小さな仕事などを任せます。
小銭を稼ぐ為請け負った別の仕事で、リネン店を爆破したフランクはラッセルが関係している事でおとがめを受けますが、大きな仕事が回ってくるようになるのです。
ある日、フランクはラッセルからジミー・ホッファを紹介されます。
ジミーは全米トラック運転手組合のトップで、大統領の次に力を持つ男とまで言われ知られていました。
フランクはジミーのもとで働くようになり、着実に出世をしていきます。
その頃、ケネディ大統領暗殺事件があり、ジミーはある詐欺罪で刑務所に入る事になるのです・・・

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この映画は、210分の大長編です。

アカデミー賞では、「作品賞」「監督賞」「助演男優賞/アル・パチーノ」「助演男優賞/ジョー・ペシ」「脚色賞」「衣裳賞」「視覚効果賞」「撮影賞」「編集賞」「美術賞」のノミネートがあります。

あらすじには登場しませんが、フランクの娘の一人・成人後のペギー役はアンナ・パキン。
初出演の「ピアノ・レッスン」(1994)では、アカデミー助演女優賞を受賞しています。
「X-メン」(2000)シリーズ、「小説家を見つけたら」(2001)、「マーガレット」(2011年製作)などの出演、主演があります。





お立ち寄りありがとうございます
やっと、やっと、観れました~~~ 。゚( ゚^∀^゚)゚
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「陰謀の代償 N.Y.コンフィデンシャル」

2021年11月13日 | アル・パチーノ
2011年公開の映画の紹介です

監督・脚本は、ディート・モンティエル。
ニューヨーク市警が舞台の、クライム・サスペンス映画です。
主演・出演は、チャニング・テイタム、ケイティ・ホームズ、レイ・リオッタ、ジュリエット・ビノシュ、アル・パチーノ、トレイシー・モーガン。


ニューヨーク、スタテン島、2002年。
ニューヨーク市警察に勤めるジョナサンは車で2時間かけて帰宅すると、幼い娘が病気持ちでもあり妻・ケリーから文句を言われます。
ジョナサンは娘を寝かしつけながら、16年前を思い出します。
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1986年、クイーンズボロ公営住宅。
黒人が住む地域で、“ミルク”と呼ばれている少年・ジョナサンは男に追い詰められ銃を撃って殺してしまいます。
「男はいつも自宅にやって来て、祖母の小切手を持っていくのだ」とジョナサンは泣きだします。
見ていた友人のヴィニー達は、知らないふりをしようと男の遺体を外へ出してしまいます。
その後、亡き父の相棒でもあるスタンフォード刑事がジョナサンを訪ね殺人事件について話すのです・・
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ジョナサンと相棒はマサーズ警部に呼ばれ、1986年前の事件を調べている新聞社に捜査を辞めさせてこいと言われます。
しかしその後ケリーに脅迫の電話がかかり、ジョナサンのメールにも「知っているぞ」と言う内容が送られてくるのです。
ジョナサンは暫く会っていないヴィニーではないかと、自宅を訪ねるのです・・

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この映画の原題は『The Son of No One』
直訳で「誰の息子でもない」
劇中にフレーズが登場します。

マサーズ警部役は、レイ・リオッタ。
「グッドフェローズ」(1990)、「不法侵入」(1992)、「コップランド」(1998)、「ハンニバル」(2001)、「プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命」(2013)などの主演・出演、
「クライム・ゲーム」の公開が控えています。





お立ち寄り、ありがとうございます

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「ディアボロス/悪魔の扉」

2021年10月19日 | アル・パチーノ
1998年公開の映画の紹介です

監督はテイラー・ハックフォード。
アンドリュー・ネイダーマンの小説『悪魔の弁護人』が原作の、オカルト・スリラー映画です。
主演・出演は、キアヌ・リーヴス、アル・パチーノ、シャーリーズ・セロン、コニー・ニールセン。


フロリダで若手弁護士のケヴィンは、依頼主の有罪を覆す卑怯な反論で無敗を維持します。
その夜、クラブで祝杯を上げている最中、ケヴィンはニューヨークの大手ミルトン法律事務所のスカウトに声をかけられます。
そして法外な額の小切手を受け取り、ケヴィンと妻・メアリー・アンはマンハッタンへ向かいました。
ケヴィンさっそく陪審員選びに加わり、その後の事件に努力を惜しまず、無罪を勝ち取って実力を証明します。
ケヴィンはミルトンと直接会い、ミルトンに正式に雇われることになるのです。
翌日ケヴィンは各部門の重役会議で紹介され、早速事件の書類を渡されます。
そして間もなくケヴィンとメアリー・アンはパーティーに出席しますが、メアリー・アンを置き去りにしたままケヴィンは緊急の仕事に駆り出されてしまうのです。
ケヴィンとの擦れ違いも多くなり、メアリー・アンは次第に幻覚を見るようになるのです・・

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『ディアボロス』はギリシャ語で「悪魔」を意味するようです。

ケヴィン役はキアヌ・リーブス。
「スピード2」(1997)の出演オファーを断ってこの映画に専念したとか。
「マトリックス」(1999)シリーズ、「ジョン・ウィック」(2015)シリーズなどの主演があります。
近年でも、
「ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え!」(2020)、
「スポンジ・ボブ: スポンジ・オン・ザ・ラン」(2020製作・劇場未公開)の出演、
「マトリックス レザレクションズ」(今年12月公開予定)、
「John Wick: Chapter 4」が撮影中のようです。




お立ち寄りありがとうございます
多くの役どころのキアヌーですが、この映画で弁護士役が初だったとか
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「インソムニア」

2021年08月29日 | アル・パチーノ
2002年公開の映画の紹介です

監督はクリストファー・ノーラン。
1997年ノルウェー製作の同名映画のリメイク、サスペンス映画です。
主演・出演はアル・パチーノ、ヒラリー・スワンク、ロビン・ウィリアムズ。


白夜の町、アラスカ。
17歳の少女が撲殺される事件が起き、ロス市警からベテランのドーマー警部と相棒・ハップが捜査に派遣されます。
2人を地元の刑事・エリーが出迎え、エリーはドーマーに会えたことに感激します。
ドーマーは遺体から、あっという間に手がかりをつかみ始めます。
更にドーマーが捜査を続けようとすると、エリーが夜の10時であると教えます。
アラスカは白夜が続くため、昼間のように明るい夜にドーマーは一向に眠気を催さず困り果てます。
その後ドーマーは犯人に仕掛けをしおびき出す事に成功しますが、深い霧の中で逃げる犯人にドーマーは発砲します。
ところが倒れていたのは同僚のハップで、警察の状況説明でドーマーは「撃たれたハップを発見した」と証言するのです。
白夜が続く中、ドーマーは次第に不眠に悩まされ、ある日不審な電話を受け取るのです・・

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題名は原題と同じ『Insomnia』で、「不眠症」を意味します。

ドーマー役は、当時32歳の監督・ノーランが緊張を隠せなかったアル・パチーノ。
アル・パチーノはノーラン監督の『メメント』をみて絶賛し、作品に出る事を希望していたんだとか。
更にこの役に関しては、
「不眠症と、良心の呵責。
こういった要素は役者にとってやりがいのあることで、手応えを感じたよ 」




お立ち寄りありがとうございます
白夜・・昼夜逆転もしそうです・・
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「インサイダー」

2021年07月15日 | アル・パチーノ
2000年公開の映画の紹介です

監督は、マイケル・マン。
実話が基になっている、長編157分の社会派ドラマ映画です。
主演・出演は、アル・パチーノ、ラッセル・クロウ、クリストファー・プラマー。


目隠しをされたCBSテレビ局の番組制作者・ローウェルは、連れてこられた場所でヒズボラの指導者と会話します。
番組“60ミニッツ”のキャスター、マイク・ウォレスとのインタビューの必要性を話し、後日指導者は番組内でマイクの核心に迫ったインタビューを受けるのです。
ジェフリー・ワイガンドは明るいうちに自宅に戻り、会社の荷物が車にある事を妻から問い詰められます。
ジェフリーは会社を首になったと話し、妻は激高します。
ある日、ローウェルが自宅に届けられた小包を開けると、匿名でたばこ会社の内部からの大量の化学データである事を知ります。
間もなく、詳しい人物としてローウェルはジェフリーに電話をかけ、何度目かのやり取りで会う事にこぎつけます。
ジェフリーは退社しても守秘義務があり内容は話せないと言い、その日は話せる内容だけをローウェルは聞くのです。
その後ジェフリーはたばこ会社に呼ばれ、守秘義務について念を押され内容も拡大された事にジェフリーは怒りサインしないまま席を立つのです。
しかし引越しをした後もジェフリーに尾行の形跡やメールに嫌がらせなどが届き、ローウェルはボディガードを用意し、ジェフリーはインタビューに応じることを決断するのです・・・

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原題も同じ『The Insider』
意味は、集団・組織の内部の人。 部内者。 また、内部の事情に通じている人。

この映画はアカデミー賞で、「作品賞」「監督賞」「主演男優賞/ラッセル・クロウ」「脚色賞」「撮影賞」「編集賞」「音響賞」などのノミネートがあります。

映画のラストのテロップではある程度の脚色もある事を載せていて、中心人物のその後にも触れています。
・・が、公開からかなりたっているので、状況も変わっていると思われますがね (∩。∩;)





お立ち寄りありがとうございます
大物俳優陣、緊迫感の漂う157分でござました
コメント (2)
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