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ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「リリーのすべて」

2025年05月26日 | 実話をもとにした映画
2016年公開の映画の紹介です

監督は、トム・フーパー。
世界初の性別適合手術を受けた男性の、実話の物語です。
主演・出演は、エディ・レッドメイン、アリシア・ヴィキャンデル、マティアス・スーナールツ、
ベン・ウィショー、アンバー・ハード。


(あらすじ)
1926年。デンマーク・コペンハーゲン。
結婚して6年たつアイナーとゲルダのヴェイナー夫妻は、幸せな生活を送っています。
2人とも画家で、アイナーは故郷の風景を主に描き個展を開いたりしています。
ある日女性モデルが時間に遅れ、ゲルダはアイナーに足のモデルを頼み、
アイナータイツとヒールを履きました。
その後、舞踏会の出席を渋るアイナーに、ゲルダは女装して出かけようと言います。
色白できゃしゃな体つきのアイナーはゲルダに『従姉妹のリリー』と紹介され、どぎまぎします。
その後ゲルダは、衝動的に『リリー』の絵を描きます。
その絵は画商が気に入り、ゲルダも喜びます。
ところがアイナーが酷い鼻血と腹痛で病院に行き問診すると、
アイナーは女装癖を精神病扱いされてしまうのです・・・

****************************************************
この映画は、 アカデミー賞・助演女優賞/アリシア・ヴィキャンデルを受賞しています。
他ノミネートに「主演男優賞/ エディ・レッドメイン」「衣装デザイン賞 」「美術賞 」
があります。

原作は、リリー・エルベを題材としたデヴィッド・エバーショフの小説、
『世界で初めて女性に変身した男と、その妻の愛の物語』です。

アイナー/リリー役は、エディ・レッドメイン。
この映画の脚本は「レ・ミゼラブル」(2012)の撮影中に渡されたとのこと。
素晴らしいラブストーリーだと感じ、読んですぐ『やりたいです!』と監督に伝えたとか。
「レ・ミゼラブル」(2012)では、『全米映画俳優組合賞キャスト賞』のノミネート、
「ジュピター」(2015)では、『ゴールデンラズベリー賞・最低助演男優賞』、
「博士と彼女のセオリー」(2015)では、『アカデミー賞・主演男優賞』など様々すぎる賞を受賞しています。

ゲルダ役にはたくさんの候補が挙がっていたんですね。
シャーリーズ・セロン、グウィネス・パルトロー、ユマ・サーマン、
マリオン・コティヤール、レイチェル・ワイズ~~~




実は、個人的にこの絵がとってもお気に入り

皆さま、お立ち寄りありがとうございます
見えないけど、エディ・レッドメインは身長が184!
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「ザ・バンカー」

2025年05月23日 | 実話をもとにした映画
2020年配信の映画の紹介です

監督は、ジョージ・ノルフィ。
実話が基になっている、ドラマ映画です。
主演・出演は、サミュエル・L・ジャクソン、アンソニー・マッキー、ニコラス・ホルト、
ニア・ロング。


(あらすじ)
1965年。ロサンゼルス。
テキサスで生まれた黒人のバーナードは、
小さいころから白人達の会話から経営のついての知識を深めていました。
地元は白人による差別が強いながらも、バーナードは不動産業を始めるため努力します。
そして諦めずに声をかけ白人のバーカーと共同経営を成功させ拡張していったのです。
ところがある日バーカーが他界し、バーナードはバーカーの妻から二束三文で追い出されてしまいました。
以前ユーニスに紹介されたジョーに連絡したバーナードは、
銀行が18店舗入ったビルを買うことを提案します。
黒人ではうまく行かないことが多く、
改装を手伝ってくれている白人の若いマットに代表を持ち掛けました。
全く無知なマットに、ジョーはまずゴルフを教え、バーナードは経営のノウハウを教え込みます。
1カ月後、緊張しながらマットは最初の取引に向かうのです・・・

*************************************************
主要3人は最近よく観かけます。
特別ファンではないですが、やはり選んでしまいます。
クレジットには実在の3人が映ります。
この映画の時代の後、不動産に関する法律が改正されたようです。




皆さま、おたちよりありがとうございます
憤りを感じながらも、ラストは◎でした
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「チェリー」

2025年05月18日 | 実話をもとにした映画
2021年配信の映画の紹介です

監督は、アンソニー・ルッソ/ジョー・ルッソ。
元米軍兵士のニコ・ウォーカーの実体験著作品が原作の、140分のドラマ映画です。
主演・出演は、トム・ホランド、シアラ・ブラヴォ、ジャック・レイナー。


(あらすじ)
大学生のチェリーは受ける受講席のエミリーに一目ぼれします。
その後2人は恋人同士になりますが、突然エミリーはカナダに引っ越すと言いチェリーは驚きます。
自暴自棄になったチェリーは陸軍に入隊し、エミリーが改心するも時すでに遅しでした。
しかし意思は変わらず2人だけで結婚式を挙げたのです。
入隊を後悔するほどの10か月の訓練を終え、衛生兵としてチェリーは前線に就きました。
酷い光景を目にし、退役した後エミリーが準備していた新居にチェリーは帰宅します。
しかし、戦争の光景を思い出し、チェリーは眠れない日が続くのです・・・

*************************************************
この後もすさまじい生活が描かれますが、
チェリー演じたトム・ホランドは素晴らしかったです。
楽しいストーリーではないですが、目が離せませんでしたモン。
こういう演技は評価してほしいものです。

エミリー役は、シアラ・ブラヴォ。
テレビドラマの出演はたくさんありますが、
出演映画は未公開、DVD化もされていない映画が多いようです。




皆さま、お立ち寄りありがとうございます
お試しで加入したApple TV+の映画が続きます
もう、たくさん観たいのがあってびっくりですよ
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「グリーンブック」

2025年05月18日 | 実話をもとにした映画
2019年公開の映画の紹介です

監督は、ピーター・ファレリー。
黒人差別がまだ厳しい頃のアメリカの伝記映画です。
主演・出演は、ヴィゴ・モーテンセン、マハーシャラ・アリ、リンダ・カーデリーニ。


(あらすじ)
1962年、ニューヨーク。
高級クラブで用心棒として働くトニー・リップは、店の改装のため数ヵ月仕事が無くなってしまいます

妻・ドローレスと子供2人を養う為仕事を探していると、
友人が“ドクター”が運転手を探していると話し場所をトニーに教えます。
トニーがスーツを着てその場所を訪ねると、カーネギーホールの上に住む黒人の有名ピアニスト・シャーリーでした。
2ヶ月間のツアーの為の運転手で、雑用も込みの為トニーは早々に断ります。
ところがトニーの用心棒としての腕を買っているシャーリーは、
トニーの自宅に電話をかけ、ドローレスに2ヶ月間旦那を留守にする断りをしたのです。
間もなく、クリスマスまで戻ると家族に約束をして、トニーは後部座席にシャーリーを乗せ出発します。
シャーリーは地図と共に『グリーンブック』と書かれた本をトニーに渡します。
『グリーンブック』は、黒人専用の宿泊施設が載せられている本です。
コンサートでのシャーリーのピアノは素晴らしく、皆拍手喝さいします。
南部に入ると黒人施設は粗末なものになり、トニーはシャーリーとは別の宿に泊まります。
夜中トニーは、「シャーリーがバーで袋叩きにあっている」と起こされました・・

*******************************************************
この映画は、シャーリーとヴァレロンガ(トニーの本名)のインタビューや、
作中にも登場するヴァレロンガの妻宛ての手紙に基づいて作られたようです。
脚本は、トニー・リップの実の息子・ニック・ヴァレロンガも担当しています。

この映画はアカデミー賞で「作品賞」「脚本賞」「助演男優賞/マハーシャラ・アリ」を受賞、
「主演男優賞/ヴィゴ・モーテンセン」「編集賞」にノミネートがあります。

シャーリー役はマハーシャラ・アリ。
「ムーンライト」(2017)でもアカデミー助演男優賞を受賞しています。
ピアノ演奏は、スコア作曲家のクリス・ボウワーズが指導しているようです。

トニー役はヴィゴ・モーテンセン。
大食漢の役作りのため、20キロ、増やしているんですね。
撮影中に
「昨日より痩せている」
と衣装部から指摘され、増やすためひたすら食事を摂り続けたんだとか・・・




皆さま、お立ち寄りありがとうございます
ドローレスがとてつもなくいい印象でした
コメント (4)
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「魂のまなざし」

2025年05月14日 | 実話をもとにした映画
2022年公開の映画の紹介です

監督は、アンティ・J・ヨキネン。
フィンランド・エストニア合作の、女流画家の自伝映画です。
主演・出演は、ラウラ・ビルン、ヨハンネス・ホロパイネン、クリスタ・コソネン。


(あらすじ)
フィンランド。1915年前後の、男性優位の時代。
母と住む中年のヘレン・シャルフベックは、不可能への挑戦として自画像を描き続けます。
ある時、紹介されたという画商がヘレンを訪ね、
ほこりが被っているたくさんの絵を全部買い取っていきました。
その後開かれた個展は大盛況で、女性ながらもヘレンの名は世に知られます。
画商に紹介したという19歳年下の青年エイナル・ロイターはヘレンをお茶に誘いました。
そして独学で絵を描くというエイナルの別荘で、2人は一緒に絵を描いたりする仲になります。
しかし一人恋していたヘレンは、エイナルの婚約に大変ショックを受けるのです・・・

*******************************************
あらすじは、実はもっと短くしたいんです。
何故かあれもこれもと付け足してしまい・・・

この画家さんは知りませんでした。
柔らかい画風なんですが、ほぼ人物像なので好みではないです。

この時代の生活風景と、尺をとった絵を描く様子は楽しめました。




皆さま、おたちよりありがとうございます
先日はてなに移転用のアカウントを作りました
レイアウトをしていたら楽しくなりまして、
時々記事をアップしていいカモとか思い始めました
・・うまく移転出来たら、ですけども・・
コメント (2)
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「アプレンティス:ドナルド・トランプの創り方」

2025年05月10日 | 実話をもとにした映画
今年1月公開の映画の紹介です

監督は、アリ・アッバシ。
今や毎日ニュースで目にする日が続く方の、伝記映画です。
主演・出演は、セバスチャン・スタン、ジェレミー・ストロング、マリア・バカローヴァ。


(あらすじ)
1970年〜1980年代。ニューヨーク。
父親の不動産業を手伝っているドナルドは、あるバーで弁護士ロイ・コーンから声をかけられます。
後日改めてロイに会いに行ったドナルドは、不動産業が政府から圧力をかけられていることを相談します。
相手にしなかったロイですが、ドナルドの野望に興味を持ち手伝うことにします。

ルール1:攻撃・攻撃・攻撃
ルール2:非を絶対に認めるな
ルール3:劣勢でも勝利を主張し続けろ

更に自分に100%従うようロイは伝え、示談に持ち込むことに成功したのです。
その後ドナルドは、一等地に高級ホテルを建てたりビジネスを拡大していき、
ロイは口をはさむことも出来なくなるのです・・・

*************************************************
まぁ、特に興味もありませんし観ないつもりだったんですけどね、
演じたセバスチャン・スタンのファンなんですよ。
もう、ホントに、トランプになり切ってました。

原題に表記される『The Apprentice』は、
「見習い」という意味のようです。
※ トランプ自身が出演していたリアリティ番組と同じタイトルとか。

トランプ演じたセバスチャン・スタン曰く、
「トランプを批判する映画でも、礼賛する映画でもありません。
トランプの役に関しては、それとは別の特別な難しさもありました。
彼があまりにも有名だから。
(観客には)トランプの先入観を捨てて、変化していくストーリーに同行してもらいたかった。」
※ ゴールデングローブ賞ではこの映画の主演はノミネートのみ、
もう一作品の「顔を捨てた男(原題:A Different Man)(コメディー/ミュージカル部門)で主演男優賞を受賞しています。

ロイ・コーン役は、ジェレミー・ストロング。
「ハプニング」(2008)がデビュー作品だったんですね。
他、「リンカーン」(2012)、「ジャッジ 裁かれる判事」(2014)、「マネー・ショート 華麗なる大逆転」(2015)、
「セレニティー:平穏の海」(2019)、「ジェントルメン」(2020)、「シカゴ7裁判」(2020)、
など、私が観る系の出演が多いようでして全部観ています。




皆さま、お立ち寄りと応援ありがとうございます
時々ニュースに上がるトランプについて、
なるほどなぁと思う事しかりの創られ方でした
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「生きてこそ」

2025年05月02日 | 実話をもとにした映画
1993年公開の映画の紹介です

監督は、フランク・マーシャル。
ピアズ・ポール・リードドキュメンタリー小説『生存者ーアンデス山中の70日』が原作の、実話の映画です。
主演・出演は、、イーサン・ホーク、ヴィンセント・スパーノ、ジョシュ・ハミルトン。



(あらすじ)
1972年10月。
ウルグアイのステジャ・マリス学園のラグビーチームとその家族・知人を乗せた小型機・フェアチャイルドFH-227D旅客機は、
試合参加の為チリに向かいます。
チリまで20分というアンデス山脈の中で、視界が悪くなり小型機は上昇します。
ベルトを着用するよう伝えるも、皆騒いでふざける始末です。
ところが揺れが大きくなり山肌が傍に見えると、恐怖を感じ始め祈るものも出てきます。
機長は目の前に山を確認し上昇するも間に合わず、後部が激突し乗員ごと破壊されてしまうのです。
全部も雪山を滑り続け、やがて止まります。
ケガをしたもの、命を落としたもの、身動きが取れないものなど、機内は酷い状態でした。
動けるものが手分けして救出し、荷物を外に運び食料などを確認します。
ラグビーチームのキャプテン・アントニオが責任を感じ指示を出していきます。
一度死んでいると思われたナンドが意識を取り戻し、妹・スザンナを心配します。
翌日捜索機に気づき、羽を振ったから間もなく助けが来ると皆歓声を上げます。
ところが翌日も、数日たっても救助は現れず、見つけたラジオから『捜索打ち切り』を聞いてしまうのです。
ナンドは皆を集め、ある提案を出しました・・・

******************************************************
実話が基になっていますが、フィクションの登場人物もいるようです。

詳しい表記がないですが、「雪山の絆」(2023)はリメイクになります。
こちらを後に観て、「おやっ!!??」って思いました。




皆さま、お立ち寄りありがとうございます
実はかな~り前に観ていて、今頃のアップになりました
コメント (2)
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「ハクソー・リッジ」

2025年04月25日 | 実話をもとにした映画
2017年公開の映画の紹介です

監督は、出演していないメル・ギブソン。
太平洋戦争の沖縄戦で衛生兵として従軍、名誉勲章を授与したデズモンド・T・ドスの実話の映画です。
主演・出演は、アンドリュー・ガーフィールド、ヴィンス・ヴォーン、サム・ワーシントン、テリーサ・パーマー。



(あらすじ)
太平洋戦争末期。
沖縄に上陸した米軍は日本兵と闘っていました。
衛生兵のデズモンド・ドスは、負傷して担架で運ばれます。
-----------------------------------------------
16年前、バージニア州。
デズモンドの父は第一次世界大戦に出兵して以来、神経が侵され酒におぼれていました。
ある日、取っ組み合いのけんかでデズモンドは弟のハルに大けがを負わせてしまいます。
その時の母の一言は、その後のデズモンドに大きく影響を与えました。
数年後、真珠湾攻撃の流れでハルが出兵すると、デズモンドも影響受けて出兵します。
訓練基地に入営したデズモンドは順調に訓練を続けますが、M1ライフルの射撃訓練だけは頑なに拒否するのです。
「人を殺せない」と理由を話すデズモンドは、上官から叱責を受け同じ訓練兵仲間からも酷い目にあってしまいます。
1945年5月の沖縄、“ハクソー・リッジ”。
第77歩兵師団に加わったデズモンドは、銃を持たず150メートルの絶壁を仲間と共に昇ります。
激戦地となっているその場所には、壮絶な風景が広がっていました。
・・やがてその場でのデズモンドの行いと信念は、多くの戦士たちに素晴らしい教訓となって現れるのです。

***********************************************************
日本ではPG-12指定でした。

この映画はアカデミー賞で「録音賞」と「編集賞」を受賞しています。
「作品賞」「監督賞」「主演男優賞/アンドリュー・ガーフィールド」にノミネートがあります。

≪ “ハクソー・リッジ”とは ≫

第二次世界大戦末期の1945年、沖縄戦においての日本軍陣地・前田断崖の事です。
北側が急な崖で日米両軍の激戦地となったことから、米軍がこの崖につけた名前なんですね。
崖は約150メートル、ノコギリ(ハクソー)で切った断面のような形からきているようです。

多くのヒーローを演じてきたメル・ギブソンは、ドス本人について熱く語ります。
「地獄のような恐怖を無視できるなど、ヒーロー以外の何者でもない。」
『最も暴虐で血まみれた殺戮』と評価された戦闘シーンについては、
「こんなところ、誰だって1秒たりともいたくないと思って欲しかったからだ。」

※ この映画にはメル・ギブソンのご子息、ミロ・ギブソンがラッキー・フォード役で出演していたようです。



↓こんな崖っっ

↓おお、メル監督!!

お立ち寄りありがとうございます
カテゴリ整理のため、どんどんアップしています
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「トールキン 旅のはじまり」

2025年04月05日 | 実話をもとにした映画
2019年公開の映画の紹介です

監督は、ドメ・カルコスキ。
『指輪物語』の作者トールキンの自伝映画です。
主演・出演は、ニコラス・ホルト、リリー・コリンズ、コルム・ミーニイ。


(あらすじ)
J・R・R・トールキンと弟・ヒラリーは、ある日シングルマザーとなった母から、
モーガン神父の援助でバーミンガムに引っ越すと言われました。
3人でつつましく暮らすも母は他界してしまい、
モーガン神父によって兄弟は富裕な女性の元で暮らすことが出来ました。
トールキンは貧困ながら名門高校に入学し、学力の高さを認められるのです。
間もなくロバート、ジェフリー、クリストファーと仲良くなり、
4人は“T.C.B.S.”という秘密結社を結成したのです。
そこではそれぞれの得意分野、小説・絵・詩などを発表しています。
トールキンは同じく世話になっているエディスと恋仲になり、
しかも夢中になっていくのです。
学力が落ちたトールキンに、神父はある条件を言いました・・・

***************************************************
あらすじに描ききれませんでしたが、
トールキンは自分で作る言語について言語学教授のジョセフ・ライトの興味を惹き教授となっていきます。
秘密結社を作った他3人の名前は、
ロバート・キルター・ギルソン、ジェフリー・バッチ・スミス、クリストファー・ワイズマン。

≪ J・R・R・トールキン 豆知識 ≫

『ホビットの冒険』は1936年です。

『指輪物語』は、3部からなり、

・ 第一部『旅の仲間』(1954)
・ 第二部『二つの塔』(1954)
・ 第三部『王の帰還』(1955)

他、『ニグルの木の葉』、『農夫ジャイルズの冒険』、『妖精物語について』
など、たくさんのファンタジー小説を執筆していました。




皆さま、お立ち寄りと応援ありがとうございます
ところどころにこれから作られる物語のようなシーンが映り、楽しめました

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「ラム・ダイアリー」

2025年04月03日 | 実話をもとにした映画
2012年公開の映画の紹介です

監督は、ブルース・ロビンソン。
ハンター・S・トンプソンの自伝小説が原作の、伝記映画です。
主演・出演は、ジョニー・デップ、アーロン・エッカート、マイケル・リスポリ、
アンバー・ハード、リチャード・ジェンキンス、ジョヴァンニ・リビシ。



(あらすじ)
1960年。プエルトリコ、サンファン。
二日酔いの酷い状態でホテルで目を覚ましたポール・ケンプは何とか支度を整え、
米国の新聞社“サンファン・スター誌”を訪ねます。
社長から昨日来るはずだったと嫌味を言われ、更に履歴書のたくさんのウソを見抜かれてしまいました。
結局勤めることになったケンプは、星占いの記事を任されます。
しかし酒がやめられないケンプは会社が払うホテルを追い出され、
同僚のボブのアパートに同居することになるのです。
ある日取材のため外にいるケンプは、銀行家のサンダーソンに声をかけられ自宅に招かれます。
素晴らしい豪邸で、一度パーティで会った美しいシュノーとも再開しました。
その後サンダーソンからある非公開の会合に参加させられたケンプは、
違法な記事を書くよう言われます。
乗り気ではなかったケンプですが、
ボブと共に収監されそうになった保釈金をサンダーソンが払い、断れませんでした・・・

********************************************************
ジャーナリストの自伝のようでして、まぁそれなりの(失礼)人生の物語でした。
ラストのクレジットで知る事ですが、
この映画の後は最も尊敬されるジャーナリストになったようです。

原題も『The Rum Diary』。
“The Rum”は「ラム酒」で、サトウキビから作られる蒸留酒の一種のようです。

ボブ役は、劇中も脇役も印象が薄い(失礼)マイケル・リスポリ。
結構出演映画を観ていて、驚きました。
「陪審員」(1996)、「サブウェイ123 激突」(2009)、「キック・アス」(2010)、
「ペイン&ゲイン 史上最低の一攫千金」(2013)、「エクスポーズ 暗闇の迷宮 Exposed」(2016)などなど、
どの役だったのかわからないです。




皆さま、お立ち寄りと応援ありがとうございます
ジョニデはお気に入りの一人でほとんど映画を観ていますが、
面白そうだけど、ノリの悪い作品が多いです

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「オーダー」

2025年03月09日 | 実話をもとにした映画
2024年製作・配信の映画の紹介です

監督は、ジャスティン・カーゼル。
1983年から1984年に起こった複数の実話の事件が基になっている、スリラー映画です。
主演・出演は、ジュード・ロウ、ニコラス・ホルト、タイ・シェリダン、
ジャーニー・スモレット。


(あらすじ)
アイダホ州、コーダリーン。
FBIのテリー・ハスクは、保安官事務所に赴任しました。
近隣の州で銀行強盗などが起こっていて、
テリーは保安官代理のジェイミーと共に調べ始めます。
ジェイミーが知る人物・ウォルターが関連していると思われ、知り合いに聞き取りに行きます。
ところがウォルターは失踪していると聞き、2人はその日のウォルターの行動を確認しました。
すると、森の中で浅く埋められたウォルターの死体を見つけたのです。
一方事件を起こしているのはボブ・マシューズをリーダーとした数人で、
ボブは白人主義を掲げある目的の為に資金を集めていたのです。
間もなく劇場で爆破事件が起きますが、
テリーはボブの「陽動作戦」を見破って、現金輸送車を襲う武装団に直面します。
しかしジェイミーは委縮して車から出られなかったのです・・・

*************************************************
良く観かけるニコラス・ホルトは、最近様々な役どころを演じています。
この映画もカリスマ的なテロ集団のリーダーです。
いつまでも若く見えますが、今年35歳なんですね。

タイトルも『The Order』。
テロ集団の名前のようです。
一連の事件については実際の詳しい内容がわかりませんでした。


皆さま、お立ち寄りと応援ありがとうござます
情報も少なければ、画像もないっす

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「レジェンド 狂気の美学」

2025年03月01日 | 実話をもとにした映画
2016年公開の映画の紹介です

監督は、ブライアン・ヘルゲランド。
実在した一卵性双生児のギャングのクライム・ドラマ映画です。
主演・出演は、トム・ハーディ(2役)、エミリー・ブラウニング、デヴィッド・シューリス、
クリストファー・エクルストン、タロン・エジャトン。


(あらすじ)
1960年代のロンドン、イーストエンド。
一卵性双生児のレジーとロン(レジナルドとロナルド)・クレイの兄弟は、ギャングのリーダーとして支配していました。
以前ロンは出所後精神病院に収監されましたが、
レジーが名医を雇い何も問題ないとして出所させました。
名医は「精神を病んでいるので薬は欠かさないように」と念を押します。
レジーは逆に頭脳派で、違う性格ながら2人は対立していたリチャードソン一味を逮捕に追い込んだのです。
同じ頃レジーは運転手の妹・フランシスと恋仲になり、更にカジノを買い取り著名人が訪れるほどの人気になりました。
ところがある日レジーに令状が届き、数年収監されたのです。
出所後、閑散としているカジノを眼のあたりにし、レジーはロンにつかみかかりました・・・

**************************************************
トム・ハーディの2役は見事でした!!
ロンはどちらかというと言い知れぬ怖さを醸し出し、
レジーは頼りがいがある紳士で、
実話ながらよく作られたシチュエーションでした。

この映画は、ジョン・ピアソンのノンフィクション『ザ・クレイズ 冷血の絆』が原作のようです。

レジーとロン役のトム・ハーディはこの映画で、
「インディペンデント映画賞/主演男優賞」「トロント映画批評家協会賞/主演男優賞」
「ロンドン映画批評家協会賞/男優賞」を受賞しています。

フランシス役は、エミリー・ブラウニング。
「ケリー・ザ・ギャング」(2003・劇場未公開)、「ゲスト」(2009・劇場未公開)、
「エンジェル ウォーズ」(2011)、「ポンペイ」(2014)などの主演・出演があります。




皆さま、お立ち寄りと応援ありがとうございます
実話だったんですね
1人2役のブラックコメディかと思ってましたですよ

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「13時間 ベンガジの秘密の兵士」

2025年02月19日 | 実話をもとにした映画
2016年製作・劇場未公開映画の紹介です

監督は、マイケル・ベイ。
アメリカ在外公館襲撃事件が基になっている、実話の戦争映画です。
主演・出演は、ジェームズ・バッジ・デール、ジョン・クラシンスキー、パブロ・シュレイバー。



(あらすじ)
2011年。
米・仏・英はリビアを空爆、42年間独裁政治を続けたカダフィは退陣しました。
その後民兵による武器庫の襲撃などが起こり、トリポリとベンガジは危険地帯となりました。
リビア、ベンガジ。
各国が大使館を封鎖するも、アメリカは新たにスティーブンス大使が赴任してきました。
同じ頃、CIAの民間軍事請負業者のチーム“GRS”のジャックは、
赴任して友人のロンのチームに合流します。
大使が滞在する領事館は警備が手薄で、5人の護衛と地元のリビア人民兵です。
2012年9月11日。アメリカ同時多発テロ事件から11年目。
夜、3、40人もの武装集団が領事館を襲い、大使たちは逃げ惑います。
離れた場所で待機するロンたちは、助けを求める無線にいきり立ちますが、
チーフは“GRS”自体が秘匿されているため留まらせるのです・・・

**********************************************************
武装集団が迫ってくる姿は恐ろしいです。
武器も恐ろしいものばかりですよ。
最後に映し出される倒れている武装集団の姿に駆け寄る家族の姿にも、憤りを感じました。

144分の長編ですが、怖いながらも見入ってました。
実話なので、ラストクレジットに本人たちの画像が映ります。

ジャック役は、ジョン・クラシンスキー。
監督でもあり、エミリー・ブラントのご主人でした。
「プロミスト・ランド」(2014)、「クワイエット・プレイス」(2018・兼監督)シリーズ、
「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」(2022)などの出演があります。




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領事館の隣の民家が普通に生活していて、
劇中の会話にもありますがとても非現実的でした

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「奇蹟がくれた数式」

2025年02月05日 | 実話をもとにした映画
2016年公開の映画の紹介です

監督は、マシュー・ブラウン。
インドの天才数学者の伝記映画です。
主演・出演は、デーヴ・パテール、ジェレミー・アイアンズ、トビー・ジョーンズ、
ジェレミー・ノーサム、デヴィカ・バイス。



(あらすじ)
1914年。インド、マドラス。
若いシュリニヴァーサ・ラマヌジャンは「独学で数学の研究をしている」と掲げ、就職活動で企業を回ります。
学位がないことで断られながらも、なんとか経理の事務員に就くことが出来ました。
上司はラマヌジャンの才能を高く買い、勧められたラマヌジャンは海外に手紙を出します。
イギリス、ケンブリッジ大学トリニティ・カレッジ。
数学者G・H・ハーディはインドからの手紙を受け取り、
“ガンマ関数の負値”の内容に驚き来るよう折り返しました。
面会したラマヌジャンがさらにいくつかの発見があると示すと、
ハーディはどこから発想を得たのか訪ねます。
「何となく」「ひらめいた」
このままではただの紙に過ぎず、“証明”の必要さをハーディは教えます。
その後ラマヌジャンは大変な苦労をしながら、共同研究を進めていくのです・・・

****************************************************
“数学”には大変興味があるんですが、
チンプンカンプンでした~~~

ラマヌジャン役にR・マドハヴァンという俳優さんが決まっていたようですが、
やはり「国際的に知名度の高い俳優」ということでデーヴ・パテールに決定したようです。
とても役柄に合っていて、正直デーヴ・パテールでなければ観ていなかったです。

ロバート・カニーゲル著の『無限の天才 夭折の数学者・ラマヌジャン』が基になっているようです。
原題は『The Man Who Knew Infinity』。
直訳で「無限大を知った男」。

インドのマドラスは現在のチェンナイです。
1996年に改名されたようです。

劇中の会話にも登場し、ラマヌジャンのウィキでも紹介されていましたので、記述しておきます。

ハーディ「乗ってきたタクシーのナンバーは1729だった。さして特徴のない数字だったよ」
ラマヌジャン(即答で)「そんなことはありません。とても興味深い数字です。
それは2通りの2つの立方数の和で表せる最小の数です」





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奥が深すぎましたです

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「父親たちの星条旗」

2025年01月27日 | 実話をもとにした映画
2006年公開の映画の紹介です

監督は、クリント・イーストウッド。
ノンフィクション小説が元になっている、実話の戦争・ドラマ映画です。
主演・出演は、ライアン・フィリップ、ジェシー・ブラッドフォード、アダム・ビーチ、
バリー・ペッパー、ポール・ウォーカー、ジェイミー・ベル。



(あらすじ)
ウィスコンシン州。
高齢の葬儀屋社長、ジョン・“ドク”・ブラッドリーは倒れ、
「あいつはどこだ、どこへ行った」と叫びます。
その後、息子のジェームズはあまり聞かされることがなかった他界した父の戦時の話を、
当時の大尉などに訪ね歩きます。
『あの日撮られた中のたった一枚が歴史を変えた』
それは硫黄島の摺鉢(すりばちやま)山の山頂に星条旗を打ち立てる写真で、
旗を立てている6人の中の生存者、ジョンとレイニーとアイラは英雄として称えられたのです。
帰還後ジョン達はセレモニーに呼ばれ、歓迎の盛大さに圧倒されます。
そして3人は財務省から戦争のための資金集めのための宣伝を依頼され、
ホワイトハウスや方々を回ることになるのです。
ある日記念式典で呼ばれる他の戦死した3人の家族の名前を見たジョンは驚き、
「ハンクではなくハーロンだ」と伝えたのです。
---------------------------------------------------
1944年12月。硫黄島。
日本兵の地下からの攻撃に惑わされる米海軍兵は、
拠点とされる摺鉢山にアメリカの国旗を掲げ皆歓声をあげます。
ところがその後、海軍長官の言動で旗をすり替えることになり、旗は2度たてられたのです・・・

**********************************************************
対日本の戦争でしたので、実は初めて観ました。
本当にクリント監督は、胸が熱くなるドラマを撮られます。
3人の中のアイラの気持ちが痛いほどでした。

元になっているノンフィクションは、ジェームズ・ブラッドリーとロン・パワーズの原題と同じ『 Flags of Our Fathers 』です。
※ 邦題は『硫黄島の星条旗』。

日本が舞台の「硫黄島からの手紙」は既にレビュー済みです。

この映画は、日本アカデミー賞で「最優秀外国作品賞」を受賞しています。

ジョン・“ドク”・ブラッドリーは戦時中は衛生兵で、
たくさんの兵士を救ったらしいです。
同じく衛生兵の活躍の実話映画、「ハクソー・リッジ」(2017)の舞台は沖縄でした。




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日本兵の特定できない映りにホッとしました

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