ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「スケアリーストーリーズ 怖い本」

2022年11月30日 | ホラー映画
2020年公開の映画の紹介です

監督は、アンドレ・ウーヴレダル。
アルヴィン・シュワルツの児童文学が元になっている、ホラー映画です。
主演・出演は、ゾーイ・マーガレット・コレッティ、マイケル・ガーザ、ガブリエル・ラッシュ、オースティン・ザジュール。


1968年。ペンシルベニア州ミル・ヴァレー。ハロウィンの夜。
出かけないつもりだったステラですが、友人2人オーギー、チャックからの誘いで仮装して待ち合せます。
日頃いじめに遭っているトミーに仕返しをすると張り切る3人は、トミーの車が通り見事成功します。
しかしトミー達の執拗な追いかけに、ステラたちはドライブインシアターのラモンという男性の車に身を隠させてもらいます。
ラモンと意気投合したステラは、幽霊屋敷に行こうと提案します。
かつて有名な邸宅だったベローズ家の娘のサラは、
監禁され壁越しに恐ろしい物語を語り子供たちが疾走しているといういわくつきの家でした。
そこでステラは『サラのもの』と書かれた本を見つけ、持って帰ります。
ところが開いた本のページには赤い字で文章が綴られるのです。
「トミーはその案山子が嫌い、
卵を持って二度と戻らなかった。」
そして翌日トミーの失踪をステラたちは知り、サラについて調べ始めるのです・・・

********************************************************
ありがちなホラーストーリーですが、
面白かった・・? ・・怖かったです((( ;゚Д゚))
予告を見て、観たくなりました。

元になっている児童書は、『誰かが墓地からやってくる』と『死んだ男の手首』 シリーズのようです。

製作にギレルモ・デル・トロの名前見つけました。

ステラ役は、ゾーイ・マーガレット・コレッティ。
残念ながら詳しい情報がなかったです。
良い女優さんでしたので、これからチェックし続けますです。




皆さま、お立ち寄りと応援ありがとうございます
サラの本に書かれた、2人目の下りがなんとも気味悪かったです

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「ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-」

2022年11月29日 | 日本映画
2020年公開の日本映画の紹介です

監督は、深川栄洋。
中山七里の推理小説『刑事犬養隼人シリーズ第4作』の映像化、サスペンス映画です。
主演・出演は、綾野剛、北川景子、岡田健史、石黒賢、木村佳乃。


ある日警察に通報が入り、電話口の少年は意を決して言います。
「悪いお医者さんがお父さんを殺した。」
念のため捜査に当たった刑事の犬養隼人と高千穂明日香は、少年・馬籠大地の家に向かいます。
すると葬儀中と教えられ、そこで高千穂は大地に話しかけます。
気付いた母親は警察に話したことを知り、大地を叱ります。
逃げる大地を追いかけて犬養が話を聞くと、改めておかしなことに気づき遺体を解剖に回す手配をするのです。
致死量の塩化カリウムの投与が見られ、犬養と高千穂は大地の母親から事情を聴きます。
夫は末期の肺がんで、本人が強く希望するためあるところに依頼したと母親は涙を流します。
依頼したところは『ドクター・デス』と言い、調べると何件かの依頼者がわかりました。
そして手を下した看護師から話を聞くにつけ、犬養は憤りを感じます。
犬養の娘も、ある病気を患っていたのです・・・

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この映画は、日本アカデミー賞で「新人俳優賞/岡田健史」の受賞があります。

≪ おまけ 中山七里 映像化作品 ≫

「さよならドビュッシー」(2013)
監督:利重剛
出演:橋本愛、清塚信也、ミッキー・カーチス

「護られなかった者たちへ」(2021)
監督:瀬々敬久
出演:佐藤健、阿部寛、清原果耶





皆さま、お立ち寄りと応援ありがとうございます
テーマの重さもさることながら、木村佳乃の怪演はびびりまくりです

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「シビル・アクション」

2022年11月28日 | 実話をもとにした映画
2000年公開の映画の紹介です

監督は、スティーヴン・ザイリアン。
ジョナサン・ハーのノンフィクションが原作の、実話の法廷ドラマ映画です。
主演・出演は、ジョン・トラボルタ、ロバート・デュヴァル、トニー・シャルーブ、ウィリアム・H・メイシー、キャスリーン・クインラン。



弁護士のジャン・シュリクマンは語ります。
『弁護で得をするのは、稼ぎ盛りの40歳で専門職の白人男性、
損なのは、障害法による計算では子供が死亡した場合』
---------------------------------------------------------
ジャンは裁判に持ち込むよりも示談を得意としていて、その日も裁判中に相手弁護士に金額を提示するのでした
ある日ラジオ出演の生放送中、ジャンは電話で女性からの相談を受けます。
女性はアン・アンダーソンと名乗り、2年前に息子を白血病で亡くしてジャンの事務所に訴訟依頼をしていると話します。
更に、事務所に何度も電話しても音沙汰がなく直接ウーバンに来てほしいと言います。
恥をかかされたことで、ジャンは担当を問い詰めます。依頼内容は、
「ウーバンでは15年で子供8名を含む白血病患者が12名出ていて、2つの井戸から発ガン物質らしいものが出ている。近くの工場が原因と思われる。」
しかし医学的実証のための費用が必要となる案件の為、ジャンは断りにウーバンを訪れます。
アンと数人を前に受けれないと退席したジャンは、帰りがけに製革工場から川に流れる液体を見、更に大手会社の子会社であることに気づきます。
引き受けることにしたジャンは、数通の告訴状を送ります。
その後、ジャンは社の従業員達に有毒廃棄物について聞きますが、都合の悪いことは聞けない中一人だけ家族が体調を崩したと話します。
その人物はアンの向かいの住民でした・・・

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原題も『A Civil Action』
意味は、「民事訴訟」です。

ジョナサン・ハーのノンフィクションは、弁護士ジャン・シュリクマンの活動をまとめたもののようです。

アカデミー賞では、「助演男優賞/ロバート・デュヴァル」「撮影賞」のノミネートがあります。
相手側弁護士役のロバート・デュヴァルは、全米映画俳優組合賞/助演男優賞を受賞しています。

≪ おまけ ふくがお気に入りの法廷映画  ※ 順不同 ≫

「情婦」(1958)
監督:ビリー・ワイルダー
出演:タイロン・パワー、マレーネ・ディートリヒ

「十二人の怒れる男」(1959)
監督:シドニー・ルメット
出演:ヘンリー・フォンダ

「疑惑」(1982)
監督:野村芳太郎
出演:桃井かおり、岩下志麻

「評決のとき」(1996)
監督:ジョエル・シュマッカー
出演:マシュー・マコノヒー、サミュエル・L・ジャクソン

「エリン・ブロコビッチ」(2000)
監督:スティーブン・ソダーバーグ
出演:ジュリア・ロバーツ、アルバート・フィニー

「真実の行方」(1996製作)
監督:グレゴリー・ホブリット
出演:リチャード・ギア、エドワード・ノートン

「フィラデルフィア」(1994)
監督:ジョナサン・デミ
出演:トム・ハンクス、デンゼル・ワシントン

「ア・フュー・グッドメン」(1993)
監督:ロブ・ライナー
出演:トム・クルーズ、ジャック・ニコルソン

「告発の行方」(1989)
監督:ジョナサン・カプラン
出演:ジョディ・フォスター、ケリー・マクギリス

「ジャスティス」(1980)
監督:ノーマン・ジュイソン
出演:アル・パチーノ、ジョン・フォーサイス

「砂上の法廷」(2016)
監督:コートニー・ハント
出演:キアヌ・リーブス、レネー・ゼルウィガー

「ジャッジ 裁かれる判事」(2015)
監督:デヴィッド・ドブキン
出演:ロバート・ダウニー・Jr、ロバート・デュヴァル

おお、たくさんありすぎ!!
しかも、調べているうちに見たい法廷映画を続々発見!!




皆さま、お立ち寄りと応援ありがとうございます
やっぱり、結末が肝心の法廷物でございます

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「アイランド」

2022年11月27日 | ユアン・マクレガー
2005年公開の映画の紹介です

監督は、マイケル・ベイ。
クローンがテーマの、SF・アクション映画です。
主演・出演は、ユアン・マクレガー、スカーレット・ヨハンソン、ジャイモン・フンスー、ショーン・ビーン、スティーヴ・ブシェミ。



近未来。
地球の大気は汚染され、生き残った人々は徹底管理のゆき届いたハイテクなコロニーで暮らしていました。
ここに暮らす全ての住人の夢は、自然豊かな美しい島『アイランド』に移住することです。
コロニーでは毎日抽選が行われ、運よく当選した人物だけがアイランド行きを許されるしくみになっていました。
規則に沿った生活をするリンカーンも、女性棟に住むジョーダンと時折会話を交わしたり、快適に過ごしていました。
ところが、ある夢を見ることでリンカーンは少しづつ環境に疑問を持ち始めていたのです。
ある日リンカーンは、汚染されているはずの外の換気口から侵入して来た蛾を発見します。
そして部屋を抜けだしてこっそりコロニーを探索したリンカーンは、数日前に当選して『アイランド』へ行ったはずの男を目撃してしまうのです。
危険を感じたリンカーンは、ジョーダンと共に施設から脱走します。
そして、2人はある事実を知ってしまうのです・・・

******************************************************
記載のあらすじからは想像できませんが、マイケル・ベイ監督なので(?)この後は目が覚めるアクション映画になっていきます。

『ジョーダン・2・デルタ 』役はスカーレット・ヨハンソン。
“もし、自分のクローンがいたら”
の問いに、
「私の代わりにジムにかよってもらいたい、
ピザを買っているときに、パパラッチを引き付けてほしい」
と、冗談言ってました。

≪ アクションを断言している(らしい) マイケル・ベイ監督作品 一部 ≫

「ザ・ロック」(1996)
出演:ショーン・コネリー、ニコラス・ケイジ

「アルマゲドン」(1998)
出演:ブルース・ウィリス、ベン・アフレック

「パール・ハーバー」(2001)
出演:ベン・アフレック、ジョシュ・ハートネット

「トランスフォーマー」(2007)
出演:シャイア・ラブーフ、タイリース・ギブソン

「トランスフォーマー/ロストエイジ」(2014)
出演:マーク・ウォールバーグ、ニコラ・ペルツ

「6アンダーグラウンド」(2019配信)
出演:ライアン・レイノルズ、メラニー・ロラン

「アンビュランス」(2022年4月)
出演:ジェイク・ギレンホール、エイザ・ゴンザレス





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この映画、やはりタイトルからの“アクション”の認識が弱く、
興行にも影響が出たとかとか

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「MEMORIA メモリア」

2022年11月26日 | ヨーロッパ映画など(英語圏以外)
今年3月公開の映画の紹介です

監督・脚本・制作は、アピチャッポン・ウィーラセタクン。
タイ・コロンビア・フランス・ドイツ・メキシコ・中国合作のドラマ映画です。
主演・出演は、ティルダ・スウィントン、エルキン・ディアス、ジャンヌ・バリバール、フアン・パブロ・ウレゴ。



コロンビアの首都、ボゴタ。
ある夜中。
ジェシカは、爆発音のような音で目を覚まし外の様子を見ますがいつもと変りない景色でした。
その日、入院している妹・カレンのお見舞いでその話をすると「引っ越したばかで気のせいでは」と言われます。
その後知り合いの教授と仕事の話などしたジェシカは、紹介された音響スタジオを訪ねます。
担当のエルナンは、数日聞こえる夜中の音はどういう音かとジェシカに確認します。
「巨大なコンクリートのボールが金属の穴に落ちたような音。」
既に作っていた音が違うことがわかり、エルナンは『映画用のライブラリー』を提示し、似た音をジェシカは選びます。
低温は環境が変わると変化するとエルナンは言い、その後外で聞かせられた音はジェシカが聞く音と同じでした。
ところが、数日してスタジオに寄ったジェシカはエルナンと言う人物はいないと言われ、
別の場所で違うエルナンと会うことになるのです・・・

*******************************************************
言語は、制作国以外の、英語とスペイン語のようです。

この映画は、カンヌ国際映画祭のコンペティション部門で「審査員賞」を受賞しています。
批評家から大絶賛されています。
「生者と死者、過去と現在、現世と異界が隣り合わせに存在する世界観を完全に観客に納得させることが出来る」

物語の流れは、ジェシカの行動を追う作りになっているようです。
訪ねる場所が前置きなしに変わっていきます。
批評家評のような展開と思われます。

ジェシカ役は、ティルダ・スウィントン。
様々な映画で見かける女優さんで、どこの国籍か不明でしたがイギリスの女優さんだったんですね。
「フィクサー」(2008)では、アカデミー賞と英国アカデミー賞で、「助演女優賞」を受賞しています。
他、「ザ・ビーチ」(2000)、「コンスタンティン」(2005)、「ナルニア国物語/第1章: ライオンと魔女」シリーズ(2006)、「スノーピアサー」(2014)、
「胸騒ぎのシチリア」(2016)「ドクター・ストレンジ」(2017)、「サスペリア」(2019)、「デッド・ドント・ダイ」(2020)など様々なジャンルの出演、主演があります。




皆さま、お立ち寄りとランキングの応援ありがとうございます
あらすじには載せきれませんでしたが、
ジェシカが訪れる場所がとても興味深いです

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「ヒットマンズ・ボディガード」

2022年11月25日 | アクション映画
2017年公開の映画の紹介です

監督は、パトリック・ヒューズ。
凄腕の殺し屋VS(?)凄腕のボディガード、アクション・コメディ映画です。
主演・出演は、ライアン・レイノルズ、サミュエル・L・ジャクソン、ゲイリー・オールドマン、エロディ・ユン、サルマ・ハエック。


“トリプルA”というボディーガード会社で働く有能なマイケル・ブライスは、
日本人・クロサワの警護を怠りなく進め小型チャーター機に乗り込むところを見届けます。
ところがその直後、銃弾が窓を突き抜けクロサワは命を落としてしまいます。
それから2年後。
降格し、さえない姿でさえない車に乗り込むブライスは、恋人に仕事の話をしたせいで今の状態になったと思い込んだままです。
一方、旧ソ連のベラルーシの前大統領のデュコビッチは、民族浄化の罪で裁判沙汰になっていました。
ところが証人が次々と姿を消している状態で、国家中央事務局は殺人犯のキンケイドに証人の交渉をします。
捜査官のアメリアは数人のベテランとキンケイドの護送する任務を請け負いますが、途中襲撃に遭いキンケイドと2人になります。
アメリアはブライスに依頼の連絡をし、元恋人であることに渋りながらもブライスは引き受けます。
ところが、何度となく死闘を繰り広げているブライスとキンケイドは早速決闘になってしまうのでした・・・

**************************************************************
続編が公開済みです。

「ヒットマンズ・ワイフズ・ボディガード」(2022年4月)
監督:パトリック・ヒューズ
出演:ライアン・レイノルズ、サミュエル・L・ジャクソン、サルマ・ハエック
他、アントニオ・バンデラス、モーガン・フリーマン、フランク・グリロ

あらすじには登場しませんが、キンケイドの恐るべき妻・ソニア役はサルマ・ハエック。
「デスペラード」(1995)、「フロム・ダスク・ティル・ドーン」(1996)、「ワイルド・ワイルド・ウエスト」(1999)、
「野蛮なやつら/SAVAGES」(2013)、「ハミングバード・プロジェクト 0.001秒の男たち」(2019)、「ハウス・オブ・グッチ」(2022)などの出演があります。





お立ち寄りとランキングの応援、ありがとうございます
危うく続編から観るところでした
やっぱり、事の起こりからが大事でございます

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「みんな元気」

2022年11月24日 | ドラマ映画
2009年製作、劇場未公開の映画の紹介です。

監督は、カーク・ジョーンズ。
温かいストーリーでキャストも贅沢、なのに劇場未公開のヒューマン・ドラマ映画です。
主演出演は、ロバート・デ・ニーロ、ケイト・ベッキンセイル、サム・ロックウェル、ドリュー・バリモア。


一人暮らしのフランクは、週末に4人の子供たちが集まるのを楽しみにしていました。
ところが、庭の手入れをしたり高級食材を購入したりしているにもかかわらず、それぞれから来れなくなったと留守電が入るのです。
妻に先立たれたばかりのフランクは、子供たちの現在を妻を通してしか知らない事に気付きます。
乗り物での遠出は、持病がある為医者から止められますが、フランクは子供たちに会いに旅立つのです。
フランクは連絡せずに、まずシカゴの末っ子のデイヴィッドを尋ねます。
しかしいくら待っても帰って来ず、手紙を置いて長女のエイミーの元へ行きます。
デンバーのエイミーの自宅では、高熱のはずの孫が出迎えます。
夜には夫のジムにも会えましたが、わだかまりが残る中フランクはエイミー宅を後にします。
その頃エイミーと長男・ロバートと次女・ロージーは連絡を取り合い、メキシコで逮捕されたデイヴィッドを心配します。
汽車での移動の時、フランクは心配して声をかけたホームレスと揉み合いになってしまいました・・・

***************************************************
この映画は1990年にイタリアで公開された同名映画のリメイク作品ですが、設定、ストーリーの若干の違いがあります。

オリジナル作品

「みんな元気」(1990) 
監督:ジュゼッペ・トルナトーレ
出演:マルチェロ・マストロヤンニ、ミシェル・モルガン、ヴァレリア・カヴァーリ

主題歌は、監督じきじきに依頼されたポール・マッカートニーの
「(I Want To) Come To Home」((アイ・ウォント・トゥ)カム・ホーム)
ポールは、同じく子供を持つ親として、デ・ニーロ演じるフランクの気持ちは痛いほどよくわかると語っていたようです。
ラストのシーンぴったりの曲がチェロとバイオリンから静かに始まり、オーケストラが演奏しています。





皆さま、お立ち寄りと応援ありがとうございます
オリジナルはまだ未見ですが、お勧めの一作品でございます
兄弟が連絡を取り合っている姿も、とっても素敵でございました
ブログ開始当初の再アップですが、かなり手直ししております

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「シン・ウルトラマン」

2022年11月23日 | 日本映画
今年5月公開の日本映画の紹介です

監督は、樋口真嗣。
『ウルトラマン』を現在の時代に置き換えた「リブート」、SF・特撮映画です。
主演・出演は、    斎藤工、長澤まさみ、有岡大貴、船縁由美、田中哲司、山本耕史、西島秀俊。



日本。
マンモスフラワー・ゴメス・ペギラ・パゴスなどの巨大不明生物『禍威獣(カイジュウ)』があらっわれる中、政府は防災庁・禍威獣特設対策室(略・禍特対(カトクタイ))を設立しました。
禍威獣が出現したとの報告に、禍特対専従班・班長の田村は現地対策本部を構え駆除に当たります。
姿が透明な禍威獣は、変電所の電気を食べて姿を現す様子に、“ネロンガ”と名付けられます。
攻撃が続く中、子供の逃げ遅れを確認した禍特対の神永は助けるため外に出ます。
すると、直後飛来した人型の巨人が“ネロンガ”を撃退したのです。
人類の味方と思われる巨人は、“ウルトラマン”と名付けられましたが、行方はつかめませんでした。
公安調査庁から専従班に配属された浅見弘子は、“ウルトラマン”の担当を任されバディとして神永と組むよう言われます。
しかし突飛な行動の神永に、浅見は辟易するのです。
その後現れた禍威獣“ガボラ”は破壊すると危険な要素があり、専従班は試行錯誤します。
すると“ウルトラマン”が現れ、見事な方法で撃退してしまいました。
そして、間もなく外星人が地上に現れ“ウルトラマン”と接触するのです・・・

****************************************************
『ウルトラQ』の始まりは、何やら懐かしさがこみ上げましたです。

タイトルの“シン”は決まりがないようです。
視聴者の受け取り方に任されているとか。

「リブート」とは、シリーズの連続性を捨てて、新たに一から仕切り直すことを意味する用語です。
映画には時々見られます。

皆さまご存じと思われます、
“ウルトラマン”役は、斎藤工。
父親が『ウルトラマンタロウ』の現場爆破担当だったとか。

≪ 付録 ウルトラシリーズ 一覧 ≫

「ウルトラQ」(1966年1月~7月)
出演:佐原健二、西條康彦、桜井浩子

「ウルトラマン」(1966年7月~1967年4月)
出演:小林昭二、黒部進、二瓶正也

「ウルトラセブン」(1967年10月~1968年9月)
出演:中山昭二、森次浩司、菱見百合子

「帰ってきたウルトラマン」(1971年4月~1972年)
出演:団次郎、塚本信夫、根上淳

「ウルトラマンA」(1972年4月~1973年)
出演:高峰圭二、星光子、瑳川哲朗

「ウルトラマンタロウ」(1973年4月~1974年4月)
出演:篠田三郎、名古屋章、東野孝彦

「ウルトラマンレオ」(1974年4月~1975年3月)
出演:真夏竜、藤木悠、丘野かおり

「ウルトラマン80」(1980年4月~1981年3月)
出演:長谷川初範、中山仁、大門正明

他、テレビアニメ
「ザ☆ウルトラマン」「ウルトラマンキッズ」シリーズ

『平成ウルトラマン三部作』
・ウルトラマンティガ 出演:長野博
・ウルトラマンダイナ 出演:つるの剛士
・ウルトラマンガイア 出演:吉岡毅志

『ハイコンセプトウルトラマンシリーズ』
・ウルトラマンコスモス 出演:杉浦太陽
・ウルトラマンネクサス 出演:川久保拓司
・ウルトラマンマックス 出演:青山草太
・ウルトラマンメビウス 出演:五十嵐隼士

『ニュージェネレーションヒーローズ』(平成)
・ウルトラマンギンガ 出演:根岸拓哉
・ウルトラマンX 出演:根岸拓哉
・ウルトラマンオーブ 出演:石黒英雄
・ウルトラマンジード 出演:濱田龍臣
・ウルトラマンR/B 出演:平田雄也

『ニュージェネレーションヒーローズ』(令和)
・ウルトラマンタイガ 出演:井上祐貴
・ウルトラマンZ 出演:平野宏周
・ウルトラマントリガー NEW GENERATION TIGA 出演:寺坂頼我
・ウルトラマンデッカー 出演:松本大輝

こんなにあったのねっ
ウルトラマン人気、恐るべし!!!




皆さま、お立ち寄りありがとうございます
結構ふくにもややこしかったです
・・・特に現代用語・・・(恥笑)

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「プリズン・エクスペリメント」

2022年11月22日 | 実話をもとにした映画
2017年公開の映画の紹介です

監督は、カイル・パトリック・アルバレス。
1971年にスタンフォード大学で行われた“スタンフォード監獄実験”がもとになっている、実話のスリラー映画です。
主演・出演は、ビリー・クラダップ、マイケル・アンガラノ、エズラ・ミラー、タイ・シェリダン。


『刑務所生活の心理学的研究のため、男子大学生を募集』
スタンフォード大学教授のジンバルドー博士は、実験の為募集した大学生と面接します。
精神的な病気、問題を抱えたことがあるか、自殺を図ったことがあるか、などの質問の最後に
“看守”と“囚人”どちらが向いているか尋ねます。
それぞれ答え、理由を聞いたにもかかわらずコインの裏表で生徒たちは分けられました。
間もなく囚人役はそれぞれ適当な容疑を決められて警官に車に乗せられ、夏休み中の学校に連れられます。
刑務所のような作りになっている中で、囚人役が来ると看守役はマニュアルを見ながらワンピースに着替えさせ番号で呼びます。
監視をするジンバルドーと数人のスタッフのほかに、17年刑務所にいた経験がある人物も参加します。
看守役の一人・クリストファーは8612番 をターゲットに次第にやり放題になっていくのです。
ジンバルドーは8612番の様子に見入ります。
しかしある朝、夜のスタッフから8612番の報告を受けたジンバルドーは激怒したのです・・・

*****************************************************
似た映画も観ていますが、やだな~~こういうの。
紹介してすみません。

“スタンフォード監獄実験”の詳細も詳しい参考がありました。
映画はほぼ忠実に作られているようです。

8612番・ダニエル役は、エズラ・ミラー。
「ファンタスティック・ビースト」(2016~)シリーズのクリーデンス役で有名になったようです。
他、「ウォールフラワー」(2013)、「ジャスティス・リーグ」(2017~)シリーズの出演などがあります。
来年公開予定の「ザ・フラッシュ」では、DCコミックヒーローシリーズの主演/バリー・アレン役です。




皆さま、お立ち寄りとランキングの応援ありがとうございます
看守役の俳優陣は気の毒でございますよ

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「ラブ、ウェディング、リピート」

2022年11月21日 | コメディ映画
2020年配信映画の紹介をしています

監督は、ディーン・クレイグ。
イギリス制作の、のロマンティック・コメディ映画です。
主演・出演は、サム・クラフリン、オリヴィア・マン、エレノア・トムリンソン、ジョエル・フライ。



イタリア、ローマ。
鏡に向かってジャックは意を決します。
「俺に気がある、キスしろ、キメるぞ今度こそ。」
ところが帰国で最後の会話となったディナにキスする寸前、空気が読めない友人・ブライアンが登場したのでした。
3年後、ロンドン。
結婚当日の妹・ヘイリーのウエディングドレスに感激するジャックは、亡き両親の為付き添いをする予定でした。
会場に着くと既に多くの人々が集まっています。
ジャックの元カノアマンダと、その恋人チャズ
ブライアンに気がある、怪しい言葉を言い続けるレベッカ
イギリス人ではないのにキルトの衣装を着けるシドニー
すると、ヘイリーは元恋人のマークの姿を見かけて帰るよう言いますが、夫になるロベルトは席は空いていると言ってしまうのです。
ヘイリーはジャックに、薬ですでにラリッているマークをどうにかするよう睡眠薬を渡します。
ところが、眠ってしまったのは・・・

***************************************************
この映画は、フランス映画『Plan de Table』のリメイクのようです。

タイトルの「リピート」の意味は・・・
まぁ、ご覧頂いて。

ディナ役は、オリヴィア・マン。
「ケイト・レディが完璧な理由」(2012)、「マジック・マイク」(2013)、「NY心霊捜査官」(2014)、
「X-MEN:アポカリプス」(2016)、「クレイジー・パーティー」(2016制作)「ザ・プレデター」(2018)などの出演があります。




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“リピート”がなるほどの映画でございました
多分R指定ありですが、肩をほぐしてくれましたです

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「13人の命」

2022年11月20日 | 実話をもとにした映画
今年8月配信の映画の紹介です

監督は、ロン・ハワード。
タイで起きた洞窟の遭難事故の、壮絶な救出活動の実話ドラマ映画です。
主演・出演は、ヴィゴ・モーテンセン、コリン・ファレル、サハジャク・ブーンタナキット、ジョエル・エドガートン。



2018年6月23日。タイ、バーンチョーン、チェンライ県。
サッカーの練習を終えた生徒の一人が、仲間の誕生祝の前に洞窟探検に行こうと提案します。
タムルアン洞窟。(クンナム ナーンノーン森林公園)
コーチは「7時までには戻ろう」と話し、午後3時過ぎ洞窟の奥に皆はしゃぎながら進みます。
その頃から天候が急激に悪くなり、土砂降りになってきます。
7時を過ぎて、誕生会場で待つ親たちは子供たちは洞窟に入ったままと知りり、洞窟の入り口に到着するとすでに救助の依頼がされていました。
しかし潜水チームが潜るも見つけられず、中は暗くて狭く激流状態と話します。
2日目から救援は全国的になり、イギリスのリック・スタントンとジョン・ボランサンもタイ政府からの要請で到着します。
県知事が雨が止むことを待つ決定をした数日後、7月2日。
既に何度か途中まで潜っていたリックとジョンはついに13人を見つけ、動画に収め一旦戻ります。
一帯が歓声に包まれる中、7時間以上狭い中を水に潜り続けることでリックは救援を懸念するのです・・・

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この映画は、かなり観たかったです。
149分の長編ですが、状況がかなり詳しくリアルに映し出され時間は全くそっちのけになります。

17か国からの1万人以上のボランティアが救助に駆けつけたとか。

リック・スタントン本人も、技術アドバイザー、スタッフの安全を守るために撮影の参加もしていたようです。
出来上がった映画で一番驚いたことは、
「実際のダイビング中に聞こえる、シリンダー(タンク)を動かすだけで飛び上がるような大きな音が再現されていること」

リック役、ヴィゴ・モーテンセン曰く、
「こんなにハラハラすることを趣味として楽しんでやっている人がいるなんて!」

ジョン役は、閉所恐怖症で泳ぎが苦手とか言ってるコリン・ファレル。
撮影の3割か4割は水の中で過ごし、想像通りかなり過酷だったようです。
4つか5つの洞窟のセットがあり、頭が壁状態の狭さではパニックになりかけたとか。




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「白鯨との闘い」

2022年11月19日 | アクション映画
2016年公開の映画の紹介です

監督はロン・ハワード。
海が舞台のアクション・ドラマ映画です。
主演・出演はクリス・ヘムズワース、キリアン・マーフィー、ベンジャミン・ウォーカー、トム・ホランド、ベン・ウィショー、ブレンダン・グリーソン。


1850年。
作家のハーマンは、かなり前に遭難したエセックス号の生き残り、トーマスを訪ねます。
封印された真実を、トーマスは語り始めます。
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トーマスが14歳で初めて乗った捕鯨船“エセックス号”は、ポラード船長が指揮していました。
ベテランのチェイスも同乗して、2人は意見が合いません。
早々に起こった嵐にも、ポラードのかじ取りは上手くありませんでした。
チェイスが中心となって、やっと1頭の鯨を捕獲しました。
物資調達の為に立ち寄った港では、巨大な鯨の悪い噂を耳にします。
そしてその後、マッコウクジラの大群を発見したのもつかの間、巨大な鯨が現れたのです。
エセックス号は襲われ、船を破壊されてしまいました・・

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原作は、ナサニエル・フィルブリックの『復讐する海 捕鯨船エセックス号の悲劇』です。
それを元に、ハーマン・ メルヴィル作の『白鯨』が発行されているんですね。

ポラード役には、ベネディクト・カンバーバッチ、トム・ヒドルストン、ヘンリー・カヴィルの名前が挙がっていたようです。
演じたのは、ベンジャミン・ウォーカー。
「父親たちの星条旗」(2006)、「リンカーン/秘密の書」(2012)、「きみがくれた物語」(2016)、「アイス・ロード」(2021)などの出演・主演があります。




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当初の記事を再アップした映画ですが、修正も多く上書きしていますです

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「レッド・ライト」

2022年11月18日 | スリラー・ミステリー映画
2013年公開の映画の紹介です

監督は、ロドリゴ・コルテス。
アメリカ合衆国・スペインの、スリラー映画です。
主演・出演は、キリアン・マーフィー、シガニー・ウィーバー、ロバート・デ・ニーロ、エリザベス・オルセン。


大学の物理学者マーガレット・マシスン博士と助手トム・バックリー博士は、超常現象が起こるという家を訪問します。
機材を持ち込み交霊に参加したあと、マーガレットその家の少女と話します。
そして家主に「解決した。交霊者の女性を追い出して。」と告げ退散するのです。
大学では、マーガレットは交霊に起こるテーブルの動きについて超常現象ではないことを学生に解説します。
そしてトムに、超能力や超常現象は妄想か錯覚、インチキだと断言するのです。
ある日、30年前に人気を博した盲目の超能力者サイモン・シルバーが飛行機から女性の補助を借りて降り立ちます。
復帰するというシルバーの調査を進めようとするトムに、マーガレットは危険だからやめるよう言います。
諦めきれないトムはシルバーの公演に機材を用いて、コンタクトをとる人物がいないかなど調べ始めます。
しかし、公演が始まるととんでもないことが起こるのです・・・

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原題も『Red Lights』
直訳では「赤信号、警告、不協和音」
映画では、「場違いなもの、無意味な決まり文句が燃え尽きる」という意味合いのようです。

トム役はキリアン・マーフィー。
「真珠の耳飾りの少女」(2004)、「バットマン ビギンズ」シリーズ(2005)、「麦の穂をゆらす風」(2006)、「白鯨との闘い」(2016)、
「ハイドリヒを撃て!「ナチの野獣」暗殺作戦」(2017)、「フリー・ファイヤー」(2017)、「ダンケルク」(2017)などの出演、主演があります。
「オッペンハイマー(原題)」の主演が公開待ちです。
※ この映画、マット・デイモン、ロバート・ダウニー・Jr.、フローレンス・ピュー、ジョシュ・ハートネットなど、豪華な出演陣でございます。




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超常現象の種明かしは興味津々でした

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「青葉家のテーブル」

2022年11月17日 | 日本映画
2021年公開の日本映画の紹介です

監督は、松本壮史。
北欧、暮らしの道具店で配信されたドラマの映画版、青春っぽい、ドラマ映画です。
主演・出演は、西田尚美、市川実和子、栗林藍希、寄川歌太、忍成修吾。



食卓についている国枝優子は、青葉リクが用意してくれた麦茶にお礼を言います。
少しづつ話すと、リクは15歳、優子は高2、離婚して父親がいない同じ境遇とわかりました。
間もなくリクに話しかけてきたソラオは、リクの母・春子の友人のめいこの恋人で一緒に住んでいました。
やがて春子が帰ってきて、食事が用意されると、改めて優子は「ようこそ、青葉家へ」と歓迎されたのです。
地方の母親のもとを2週間離れて美術の予備校に通うため、優子はやっかいになったのでした。
翌日から、モニュメントが少し飾ってあるがほぼバラ屋に近い建物に入り、優子はデッサンなどの授業を受けます。
赤い髪で派手に見えるあかねと話が合い、「有名人の母親の影響から離れたい」と優子は正直に話します。
するとあかねは『ZINE』を提案し、2人は交換しながら本を作っていくことにするのです。
ある日の『ZINE』に、優子は青葉家の人々が当番制で作る食事を紹介します・・・

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当番制の食事でソラオがはまっているタコスが、超~~美味しそうでした。

優子役は、栗林藍希(くりばやし あいの)。
「緑色音楽」(2017)がデビュー作品の、今年21歳です。
他、「左様なら」(2019)の出演、「聖なる蝶 赤い部屋」(2021)の主演があります。




タコス~~

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交換日記のような『ZINE』が、おしゃれで可愛くてとても楽しそうでした

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「ライフ・イズ・ビューティフル」

2022年11月16日 | ヨーロッパ映画など(英語圏以外)
1999年公開のイタリア映画の紹介です

監督・脚本・主演は、ロベルト・ベニーニ。
ホロコーストがテーマですが、ユダヤ人の家族の絆を描く名作、イタリアのドラマ映画です。
他出演は、ニコレッタ・ブラスキ、ホルスト・ブッフホルツ。



ユダヤ系イタリア人のグイドは、北イタリアの田舎町にやってきます。
グイドは書店を開くために頑張り、毎日を明るく過ごしていました。
そして、美しいドーラに出会い、結婚し、息子・ジョズエをさずかるのです。
しかし第二次世界大戦が始まり、ムッソリーニはイタリアでもユダヤ人を迫害し始めます。
ドーラの留守に、グイドと幼いジョズエは強制収容所に連行されてしまいました。
収容所の中でグイドは、母がいなくて寂しがるジョズエに話します。
「これはゲームだ、いい子にしていれば点数がたまり、大好きな戦車に乗って家に帰れる」
間もなく、子供たちにシャワー室に行くよう命令が下されます。
ガス室を意味していると知らないグイドは、シャワー室に行くようジョズエに言うのでした・・

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この映画は、感動するお薦め映画の、常に上位にある作品です。

カンヌ国際映画祭で、審査員グランプリを受賞しています。アカデミー賞では、「主演男優賞/ロベルト・ベニーニ」「作曲賞」「外国語映画賞」を受賞、
「作品賞」「監督賞」「脚本賞」「編集賞」のノミネートがあります。

ロベルト・ベニーニは、イタリアの俳優、映画監督、コメディアンです。
受賞したアカデミー主演男優賞では、英語以外の言葉を話す俳優として初めてのようです。
「コーヒー&シガレッツ」(2005)、「ローマでアモーレ」(2013)などの出演があります。

作品タイトルは、ロシアの革命家トロツキーがスターリンの暗殺者に脅えながら残した、
「人生は美しい」
という言葉にちなんでいるようです。
ベニーニは、
「どんな状況下でも、人生は生きるに値するほど美しい」
という信念に感銘を受け、物語を着想したんですね。





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重いテーマですが、面白楽しく、切なく、切なく、切なく・・・

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