「億男」

2018年公開の日本映画の紹介です

監督は大友啓史。
映画プロデューサーでもある川村元気の小説が原作の、ミステリー映画です。
主演・出演は、佐藤健、高橋一生、黒木華、池田エライザ、沢尻エリカ、北村一輝、藤原竜也。

パーティに参加している一男は、騒ぐ若者や親友の九十九を眺めます。
間もなく九十九が一男に「楽しんでる？」と声をかけ、ステージに上がって。騒ぎます。
一男も誘われたままステージに上がり、九十九と一万円札をばらまいて盛り上がるのです。
九十九は騒ぐ一男を確認して、別室で保管されてる大金をカバンに詰め始めます。
やがて一男が目を覚ますと、部屋は散らかったまま誰の姿も見えず、慌てて金庫を見るとカラだったのです。
九十九に電話を架けるも応答はなく、一男はパーティでLINE交換した女性に連絡を取ります・・
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2週間前。
兄の三千万円の借金為に、一男は昼夜休みなく働きづくめでした。
妻と別居している一男は時々娘と会い、その時年配の女性が娘に宝くじを手渡します。
すると、その宝くじは一等の三億円で、狂気する一男は銀行に現金に換えに行きます。
銀行では、高額当選者への注意点を聞かされたり、当選後の悲劇の例を教えられ、不安にった一男は九十九に相談に行ったのです。
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女性の配慮で九十九と関係がある人物に会ううち、一男は九十九の現状を知ることになるのです・・

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九十九役は高橋一生。
難しい吃音者の役どころでした。
映画初出演は、ビートたけし主演の｢ほしをつぐもの｣(1990)なんですね。
｢ホワイトアウト｣(2000)、｢半落ち｣(2004)、｢スウィングガールズ｣(2004)など出演作があり、
近年は｢シン・ゴジラ｣(2016)、｢嘘を愛する女｣(2018)、｢引っ越し大名!｣(2019)など準主役の役どころが多くなりました。

あなた、だれ・・？
↓

いつも応援、ありがとうございます

あ、昨年テレビ放送されてたんですね
私、おっくれってる～～～　((( ；ﾟДﾟ))

「ソフィーの選択」

1983年公開の映画の紹介です

監督はアラン・J・パクラ。
ウィリアム・スタイロンの小説が原作の、ナチスによるホロコーストが題材のドラマ映画です。
主演・出演は、メリル・ストリープ、ケヴィン・クライン、ピーター・マクニコル。

1947年、ニューヨーク・ブルックリン。
作家を目指して田舎町からニューヨークにやってきたスティンゴは、たどり着いたアパートのピンクの外観に驚きます。
スティンゴが食料を仕入れて部屋に戻ると、ホイットマン詩集がドア付近に置かれ、
“8時に歓迎会をします　2階ソフィーまで”
と書かれたメモが挟まっていました。
ところが、廊下で女性が「出て行かないで」と叫ぶ声が聞こえ、スティンゴは男女の喧騒を見てしまいます。
その後女性・ソフィーは食事をトレイに乗せて、スティンゴに渡しながら謝るのです。
ところがスティンゴの心配をよそに、あっという間に男性・ネイサンとソフィーは仲直りし、スティンゴも2人と深く付き合うようになるのでした。
ある日ネイサンとソフィーは馴れ初めを語り、今は美しいソフィーが出会いの時
「ボロをまとった骸骨のようだった」
とネイサンは話します。
それからもネイサンは突然豹変し家を飛び出し、ある夜スティンゴはソフィーから、アウシュビッツにいた時の壮絶な話を聞く事になるのです・・・

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この映画でソフィー役のメリル・ストリープは、
「アカデミー賞」「ゴールデングローブ賞」の主演女優賞を受賞しています。
監督に頼み込んで主役を勝ち取ったとか。
この映画のためにポーランド語も完璧に習得したようです。

この映画の頃は30代前半でした。

アカデミー賞では他に、「脚色賞」「作曲賞」「撮影賞」「衣裳デザイン賞」のノミネートがあります。

スティンゴ役はピーター・マクニコル。
｢ゴーストバスターズ2｣(1989)、｢アダムス・ファミリー2｣(1993)などの出演があります。

上の写真たちと、とても対照的なメリル

↓

いつも、お立ち寄りありがとうございます　(*´∪｀*)

この映画の数年前のテレビドラマ「ホロコースト/戦争と家族」の出演でメリル・ストリープを知りました。
大昔ですが、ご存じの方いらっしゃるかしらん

「リンカーン弁護士」

2012年公開の映画の紹介です

監督はブラッド・ファーマン。
マイクル・コナリーの小説が原作の、サスペンス映画です。
主演・出演は、マシュー・マコノヒー、マリサ・トメイ、ライアン・フィリップ、ウィリアム・H・メイシー。

ロサンゼルス。
弁護士のミック・ハラ―は、賄賂を使いながらも仕事をそつなくこなしていきます。
ある日、大金が入る仕事が舞い込み、廷吏にお金をつかませて法廷の順序を繰り上げてもらい時間通りに依頼人のいる拘留所に到着します。
依頼人は若い青年のルイス・ルーレで、
「早くここから出して」
とルイスは早々にミックに頼みこみます。
その後ミックは、保釈されたルイスと、裕福な父母を交えて事件の内容を聞きます。
バーで誘われた女性の自宅に行き、顔面に暴行を加えた容疑でした。
ルイスは嵌められたと言い、無実だから裁判を早く終えて欲しいと主張するのです。
ミックは調査官のフランクと事件を調べ始め、検察側との資料の違いに気付きます。
ミックは嘘を言ったルイスを問い詰め、ルイスは理由を話します。
その後、資料の写真を見ていたミックは、過去の類似した事件を思い出すのです・・

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ルイス役はライアン・フィリップ。
普段はあまりオーディションに参加しないところ、この映画は必死に200人以上の若手と闘って、役を勝ち取ったとか。
｢父親たちの星条旗｣(2006)、｢ストップ・ロス/戦火の逃亡者｣(2008年製作・劇場未公開)、｢ミッシング・デイ｣(2015)の主演があります。

題名の由来は、ミックが高級車リンカーンの後部座席を事務所代わりにしているから、のようです。

お立ち寄りありがとうございます

久々に観ましたが、なかなかどうして、のめりこむストーリー展開です

≪ 番外編 ≫ 第1回目受賞・日本アカデミー賞（1978年）

歓喜して見ていたはずなのですが、気になったので調べてみました。

『作品賞』

受賞： 幸福の黄色いハンカチ
他：青春の門 自立篇・竹山ひとり旅・八甲田山・はなれ瞽女おりん

『監督賞』

受賞：山田洋次(幸福の黄色いハンカチ、男はつらいよ 寅次郎頑張れ! 、男はつらいよ 寅次郎と殿様)

・市川崑(悪魔の手毬唄、獄門島)
・篠田正浩：(はなれ瞽女おりん)
・新藤兼人：(竹山ひとり旅)
・森谷司郎：(八甲田山)

『主演男優賞』

受賞：高倉健(幸福の黄色いハンカチ、八甲田山)

・渥美清(男はつらいよ 寅次郎頑張れ!、男はつらいよ 寅次郎と殿様、八つ墓村)
・北大路欣也(アラスカ物語、八甲田山)
・郷ひろみ(おとうと、突然、嵐のように)
・林隆三(竹山ひとり旅)

『主演女優賞』

受賞：岩下志麻(はなれ瞽女おりん)

・秋吉久美子(姿三四郎、八甲田山、突然、嵐のように)
・岸惠子(悪魔の手毬唄)
・倍賞千恵子(男はつらいよ 寅次郎頑張れ!、男はつらいよ 寅次郎と殿様、幸福の黄色いハンカチ)
・山口百恵(霧の旗、春琴抄、泥だらけの純情)

『助演男優賞』

受賞：武田鉄矢(幸福の黄色いハンカチ)

・加藤武(悪魔の手毬唄、獄門島)
・川谷拓三(河内のオッサンの唄 よう来たのワレ、ドカベン(1977 鈴木則文)、日本の仁義、ピラニア軍団 ダボシャツの天)
・三國連太郎(霧の旗、八甲田山)
・若山富三郎(悪魔の手毬唄、江戸川乱歩の陰獣、姿三四郎)

『助演女優賞』

受賞：桃井かおり(幸福の黄色いハンカチ)

・いしだあゆみ(青春の門 自立篇)
・大竹しのぶ(男はつらいよ 寅次郎頑張れ!、季節風、青春の門 自立篇)
・乙羽信子(竹山ひとり旅)
・奈良岡朋子(はなれ瞽女おりん)

因みに1978年の米国アカデミー賞(第50回)は、

『作品賞』

受賞：アニー・ホール
他、グッバイガール、ジュリア、スター・ウォーズ、愛と喝采の日々

『監督賞』

受賞：ウディ・アレン(アニー・ホール)

・スティーヴン・スピルバーグ(未知との遭遇)
・フレッド・ジンネマン (ジュリア)
・ジョージ・ルーカス(スター・ウォーズ)
・ハーバート・ロス(愛と喝采の日々)

『主演男優賞』

受賞：リチャード・ドレイファス(グッバイ・ガール) 

・ウディ・アレン(アニー・ホール)
・リチャード・バートン (エクウス』
・マルチェロ・マストロヤンニ(特別な一日)
・ジョン・トラヴォルタ (サタデー・ナイト・フィーバー)

『主演女優賞』

受賞：ダイアン・キートン(アニー・ホール) 

・アン・バンクロフト(愛と喝采の日々)
・ジェーン・フォンダ(ジュリア)
・シャーリー・マクレーン(愛と喝采の日々)
・マーシャ・メイソン(グッバイガール)

『助演男優賞』

受賞：ジェイソン・ロバーズ(ジュリア) 

・ミハイル・バリシニコフ(愛と喝采の日々)
・ピーター・ファース(エクウス』
・アレック・ギネス(スター・ウォーズ)
・マクシミリアン・シェル(ジュリア)

『助演女優賞』

受賞：ヴァネッサ・レッドグレイヴ(ジュリア) 

・レスリー・ブラウン(愛と喝采の日々)
・クイン・カミングス(グッバイガール)
・メリンダ・ディロン(未知との遭遇)
・チューズデイ・ウェルド(ミスター・グッドバーを探して)

懐かしい映画や、知らない映画もあったり、
たまーに調べると、これから観たい映画の目安になるんですよ～

「真実」

2019年10月公開の仏・日合作の映画の紹介です

監督は、是枝裕和。
豪華キャストのドラマ映画です。
主演・出演は、カトリーヌ・ドヌーヴ、ジュリエット・ビノシュ、イーサン・ホーク、リュディヴィーヌ・サニエ。

フランス映画界を代表する大女優ファビエンヌ・ダジュヴィルは、自宅でインタビューを受けています。
質問に時々文句を挟み、一番お気に入りの役を聞かれて答えると、インタビュアーも一番好きと答え、シーンを詳しく語ります。
間もなくファビエンヌの娘・リュミールの家族が訪れ、ハンクと幼い娘のシャルロットはファビエンヌに挨拶します。
“真実”と言うタイトルのファビエンヌの自伝が出版されるお祝いに来たと言うリュミールですが、その前に原稿を見せてもらうはずだったと文句を言います。
更に、一晩かけて読んだ本は真実とかけ離れていて翌日リュミールはファビエンヌを問い詰めます。
「私は女優だから本当のことは言わない」
と、ファビエンヌはさらりと答えます。
全てにおいてわがままな性格のファビエンヌの付き添い・リュックが、突然辞めると言いだしリュミールは理由を聞いてしまうのです。
リュックの代わりにファビエンヌの付き添いをする事になったリュミールは、脚本の読み合わせに参加します。
2人の女優がセリフを暗誦する中、ファビエンヌは台本片手にし、新人の演技に振り回されてしまうのです・・・

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この映画は、ヴェネツィア国際映画祭のオープニング作品に選出されたようです。

監督の是枝裕和は、「万引き家族」でカンヌ国際映画祭・最高賞のパルムドールを受賞したばかり。
この映画には構想に8年をかけ、全編フランスで撮影された自身初の国際共同製作映画です。
映画制作のきっかけは、、ジュリエット・ビノシュからの
「一緒に映画を作る冒険をしないか」
という提案からとか。
2人の大女優に、何度も会ってインタビューをしたんですね。

なんと、“特別編集版”があるらしく、
母娘を中心とするドラマの、脇を支える男性陣にもスポットライトをあてたストーリーのようです。

監督～～～
↓

劇中のシーン、とても素敵なカトリーヌです
↓

お立ち寄りありがとうございます
この映画も、とても楽しみにしていました (*´∪｀*)

「ペット・セメタリー」

1989年公開の映画の紹介です

監督はメアリー・ランバート。
スティーヴン・キング原作の、ホラー映画です。
主演・出演は、デイル・ミッドキフ、デニーズ・クロスビー、フレッド・グウィン、ブラッド・グリーンクィスト。

サークル状になっているペットの墓地が映し出され、飼い主の暖かい言葉が刻まれています。
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メイン州の田舎町。
ルイスとレイチェルの夫婦は、幼い娘エリーとまだよちよち歩きの息子ゲイジ、グレーの猫チャーチと越してきました。
ルイスたちが目を離したすきに、道路脇に出たゲイジに猛スピードの大型トラックが近付き、向かいの老人・ジャドが助けます。
ジャドはたくさんのペットがトラックの犠牲になっていると話し、落ち着いた頃ルイスの家族をある場所に案内します。
入り口には綴り間違いの『ペット・セメタリー』と書かれていて、ペットの霊園であるとジャドは話します。
翌日初出勤した医師のルイスは、酷い事故に会った男性・パスコウの死を見届けますが、パスコウは突然目を開け、後で会いに行くとルイスに話すのです。
その夜パスコウは本当に現れ、ルイスを『ペット・セメタリー』まで連れて行き、奥を指して
「ここから先は土地が腐っている。
絶対に入るな」
と忠告します。
しかし、レイチェルと子供たちが不在の時にチャーチが死んでしまい、ジャドはエリーの為にルイスを『ペット・セメタリー』の奥に案内するのです。
巨大な模様が石積された場所は、ミクマク族の埋葬地とジャドは話し、チャーチを埋めるようルイスにいいます。
翌日、ルイスは唸り声を上げるチャーチを目にし、驚いて尻もちをついてしまいます・・・

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続編や、新作が公開されています。

｢ペット・セメタリー2｣(1992)
監督：メアリー・ランバート
出演：エドワード・ファーロング、アンソニー・エドワーズ

｢ジェイソン・クラーク｣(2020年1月)　リメイク版
監督：ケビン・コルシュ/デニス・ウィドマイヤー
出演：ジェイソン・クラーク、エイミー・サイメッツ、ジョン・リスゴー

以前ご紹介しましたが、改めまして、

米情報サイト「Consequence Of Sound」が2017年発表したスティーヴン・キング原作映画ランキング！！
因みに全73作品。

1位：『スタンド・バイ・ミー』 (1986)
2位：『シャイニング』 (1980)
3位：『ショーシャンクの空に』 (1994)
4位：『デッドゾーン』 (1983)
5位：『キャリー』 (1976)
6位：『ペット・セメタリー』 (1989)
7位：『ミザリー』 (1990)
8位：『グリーンマイル』 (1999)
9位：『クリスティーン』 (1983)
10位：『クジョー』 (1983)

お立ち寄りありがとうございます

どの作品も発想がすばらしいスティーヴン・キング

この映画も、主人公の気持ちがよ～く分かってしまうんですよね・・

「AI崩壊」

今年1月公開の日本映画の紹介です

監督は、入江悠。
監督のオリジナル脚本による、SF・パニック映画です。
主演・出演は、大沢たかお、賀来賢人、広瀬アリス、岩田剛典、高嶋政宏、芦名星、玉城ティナ、松嶋菜々子、三浦友和。

桐生浩介と車椅子の妻・望、望の弟・西村悟、娘の心は、家の近くの海岸でひと時を過ごします。
望の希望で、その場で皆を写真に収めます。
2023年。
桐生は末期がんの望の為に医療AI『のぞみ』を開発しましたが、厚労省からの許可が下りず望は他界してしまいます。
その後、AI『のぞみ』は西村悟によって、医療分野だけでなくライフラインとして世の中に浸透して行くのです。
2030年。
シンガポールに住む桐生に、『のぞみ』開発者に総理大臣賞が贈られるのでセレモニーに参加してほしいとメールが届きます。
心の意思に負け、2人は「HOPE千葉データセンター」を訪れます。
2人は設備を案内され、セレモニーに参加後、持っていた写真がない事に気付き心だけセンターに戻ります。
ところが、桐生が総理官邸に車で向かう途中、『のぞみ』が異常をきたし全国民が混乱に陥ります。
警察が発信源を探ると、桐生の乗る車の中からで、警察に指名手配された桐生は逃走するのです。
執拗な警察を振り切りながら、
「新しいプログラムを作るしかない・・」
桐生は考え、ある場所に向かうのです・・・

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この映画のキャッチコピーは

『その日、AIが命の選別を始めた』 

監督はこの映画の製作のため、人工知能学会に入会して取材をしていたんだとか。

警察庁警備局の若い理事官役は岩田　剛典(いわた たかのり)。
三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE、EXILEのメンバーです。
｢植物図鑑｣(2016)、｢パーフェクトワールド｣(2018)など、主演も目白押しです。
この映画は、巨大な倉庫に「のぞみ」のコアサーバーのシーンが作られていたようで、岩田君はその規模感に圧倒されてしまったとか。

メインサーバー　”のぞみ”

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お立ち寄りありがとうございます

観たかった映画が続々とレンタルになって、ふくは幸せでございます

「ビリーブ 未来への大逆転」

2019年公開の映画の紹介です

監督はミミ・レダー。
80歳を超えてもアメリカの最高裁判事を務めるルース・ギンズバーグの半生・伝記ドラマ映画です。
主演・出演は、フェリシティ・ジョーンズ、アーミー・ハマー、ジャスティン・セロー、キャシー・ベイツ。

1956年、アメリカ。
たくさんの黒服の男性の中に、鮮やかな水色のスーツを着たルースは、ハーバード大学の校舎に入ると感動します。
帰宅するなり学部長主催の夕食会の支度をするルースは、夫・マーフィーに幼い娘を預けてそそくさと出ていきます。
夕食会は入学した9人の女性の為と話され、学部長は各自己紹介と、ロースクールに入った動機を促されます。
動機によっては厳しい扱いに、ルースは
「夫が2学年におり、夫を理解できる良き妻に」
と話し、帰宅すると女性差別であるとマーフィーに憤慨します。
その後、学生仲間とはしゃぐ中、マーフィーが突然倒れ、入院します。
ルースはマーフィーの授業にも参加してノートを取り、自分自身も素晴らしい成績を収めます。
マーフィーの就職で、マーフィーを心配するルースはコロンビア大学への移籍を希望します。
どちらも主席のルースでしたが、女性である為、卒業後弁護士事務所はどこも門前払いで、大学の教授になるのです。
ある日、男女同権を指示するルースは、マーフィーからきっかけとなる事象を教えられるのです・・

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わかりづらい(私にとって)法曹用語や事例ですが、とてもわかりやすい流れになっていました。

ルース役は当初予定のナタリー・ポートマンに変わった、フェリシティ・ジョーンズ。
｢今日、キミに会えたら｣(2011年製作)では、エンパイア賞新人女優賞を受賞しています。
｢博士と彼女のセオリー｣(2015)では、アカデミー賞・主演女優賞のノミネートがあります。
エディ・レッドメインと再度共演の、「イントゥ・ザ・スカイ 気球で未来を変えたふたり」が今年1月公開したばかりです。

≪　エンパイア賞　豆知識　≫

イギリスの「映画雑誌エンパイア」によって毎年3月に発表される映画賞です。

2018 受賞結果です。(2019年は情報不足でした・・)

作品賞：『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』
監督賞：ライアン・ジョンソン　『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』
男優賞：ヒュー・ジャックマン　『LOGAN/ローガン』
女優賞：デイジー・リドリー　『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』
最優秀SF/ファンタジー賞：『ワンダーウーマン』
最優秀ホラー賞：『ゲット・アウト』
最優秀スリラー賞：『キングスマン：ゴールデン・サークル』
エンパイア・アイコン賞：マーク・ハミル
われら生涯のレジェンド賞：スティーヴン・スピルバーグ

皆様、いつも応援頂いてありがとうございます

昨日は500人を超える方のご訪問を頂いて感激しております

大好きな映画を日々鑑賞し、ご紹介させて頂くブログにお越し頂いて、本当にありがとうございます

いい映画、そうでない映画(失礼)がまだまだたくさんあります

これからも、どうぞよろしくお願いいたします　｡ﾟ( ﾟ＾∀＾ﾟ)ﾟ｡

「トレインスポッティング」

監督は、ダニー・ボイル。
アーヴィン・ウェルシュの小説が原作の、バリバリのR-15指定だけど青春映画です。
主演・出演は、ユアン・マクレガー、ユエン・ブレンナー、ジョニー・リー・ミラー、ケヴィン・マクキッド、ロバート・カーライル、ケリー・マクドナルド。

・・豊かな人生なんか興味ない、
ヘロインだけがある・・
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スコットランド・エディンバラ。
平凡な人生よりヘロインまみれの生活を選んだレントンは、ある日(何度めかの)禁薬を決意し準備を始めます。
「必要なものは監禁室と、心を鎮める音楽、
トマトスープ10缶、バニラアイス一箱、
解熱剤、口の洗浄剤、
マットレス、バケツは○便用、○ソ用、○ロ用・・・」
ところが準備段階で我慢できなくなって調達したヘロインは、アヘン入りの座薬でした。
しかも、何かが足りないと気付き、バーで女性と知り合いますが、女学生と知ってどん引きです。
やはりレントンの禁薬は長くは続かず、仲間たちとたむろの場で薬付けになってしまうのです。
さらに仕事もしていない為レントン達は万引きを繰り返し、ある日レントンとスパッドが警察に捕まってしまいます。
スパッドは実刑を受けますが、レントンは薬物の治療中が認められて刑は逃れたのです。
しかしレントンの両親は、ついにレントンを部屋に閉じ込めてしまうのです・・・

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“トレインスポッティング”は、一般的には鉄道おたくのことを指すようです。
舞台のエジンバラでは、ドラッグ中毒者が使われなくなった鉄道操車場を溜まり場にしていたことから、“ドラッグ中毒”を指す隠語として使われていたらしいんですね。

映画は、90年代イギリスのポップカルチャー(大衆文化)を象徴する作品のようです。

レントン役は、この映画が出世作のユアン・マクレガー。
実際に薬物を体験しようとして止められたとか。
更に、アメリカのテレビドラマ『ER』出演の際に、アメリカの空港で
「トレインスポッティング」
に出演している俳優と話したところ、取り調べられてしまったとか！

レントン達の20年後の続編は既に公開済みです。
｢T2 トレインスポッティング｣(2017)
監督もメンバーも同じです。
よくぞみんな、現役で。

どちらにも原作者がちょっと出ています。

＋20

↓

お立ち寄りありがとうございます
この映画、ご紹介していいんかい・・・？
いんじゃね・・・？

「小さいおうち」

2013年公開の日本映画の紹介です

監督は山田洋次。
中島京子の小説が原作のドラマ映画です。
主演・出演は、松たかこ、黒木華、吉岡秀隆、妻夫木聡、賠償千恵子。

生涯独身で亡くなった大叔母・タキの葬儀を終えた甥の健史達は、タキの私物を整理します。
すると、健史宛ての缶が見つかり、開けるとタキ執筆の自叙伝が数冊入っていました。
ノートを開くと、健史は懐かしさがこみあげタキを思い出します。
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時々タキを訪ねていた健史は、タキが書いている日記に気付き、読むと興味がわき続きを書くよう話すのです・・・

昭和11年、山形から上京したタキは、おもちゃ会社の常務・平井の家で女中として働きはじめます。
平井の妻・時子は美しく性格もよく、幼い息子もタキに懐きました。
タキは小さい三角の赤い屋根のこの家が気に入り、女中部屋として狭くも与えられた部屋に満足していました。
昭和13年、平井の会社の新人・板倉が挨拶に家を訪れると時子はタキに板倉の事をほめちぎります。
ある日社長も交えた時、板倉が独身であることを知り、縁談を持ちかけます。
平井は、気心の知れた時子に縁談を取り持つよう言いつけ、渋々時子は承諾します。
その後、何度か板倉の下宿を訪ねる時子の帯が違う結びになっていることにタキは気付くのです・・・

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若い頃のタキ役、黒木華は、この映画ではベルリン国際映画祭最優秀女優賞（銀熊賞）を受賞しています。

原作は第143回直木三十五賞受賞作品です。
山田洋次監督は原作に惚れ込み、著者・中島京子に映画化を熱望する手紙を書いたとか。

物語は暗い戦時中ではなく、
「戦争が始まって世の中がぱっと明るくなった、
食べ物は貧相になっていたけれども、街が少し賑やかになった・・」
など、健史(演：妻夫木聡)も反論するほど生活に満足していた頃のタキの様子がうかがえるんですね。

お立ち寄りありがとうございます

ポチっと押して頂けたら、ますますガンバルでございます　 (p*・∀・)p

「フォードvsフェラーリ」

今年1月公開の映画の紹介です

監督は、ジェームズ・マンゴールド。
ル・マン24時間レースが題材の、実話を脚色した、ドラマ映画です。
主演は、初共演のマット・デイモンとクリスチャン・ベイル。
他出演は、ジョン・バーンサル、カトリーナ・バルフ。

1950年代後半。
レーサーのキャロル・シェルビーは、心臓の病気が見つかり、
「生きているのが不思議なくらい」
と医師から言われ、仕方なく引退を決意します。
一方、フォード・モーター社は経営難の為、会長がフェラーリ買収を言いつけ責任者・アイアコッカが交渉に当たりますが散々な言われようで追い払われます。
アイアコッカが内容を会長に伝えると、激怒した会長はレース・カー部門でフェラーリを負かすと豪語するのです。
アイアコッカは、ル・マンで優勝した初めての米人であるシェルビーに会いに行き、ル・マン24時間耐久レースで勝つにはどうすればよいか聞きます。
シェルビーは、
「問題はコース、
勝つには直線で320キロ出せる軽さと、
4800キロを走りきる頑丈さが必要・・」
その後会長のフォード2世に会ったシェルビーは引き受け、修理工場経営のケン・マイルズを訪ね、イギリスから届いたばかりのレーシング・カーに乗せるのです。
破天荒のケン・マイルズはレーサーとしても優秀で、適切な判断を持ち、フォードのレーシング部門で確実に敵した車を作り上げていきます。
ところがレースが近付く中、責任者のレオ・ビーブはシェルビーにとんでもない会長の意向を話すのです・・・

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あらすじに登場しませんが、マイルズの息子・ピーター役はノア・ジュープ。
｢サバービコン 仮面を被った街｣(2018)では、演：マット・デイモンの息子役でした。
他に｢ワンダー 君は太陽｣(2018)、｢クワイエット・プレイス｣(2018)に出演、
公開は未定ですが「クワイエット・プレイス PARTII」があります。

≪　ル・マン24時間耐久レース　とは　≫

フランスのル・マン近郊で行われる四輪耐久レースです。
24時間でのサーキット周回数を競います。

競技はフランス中部のル・マン市の、全長13kmを超えるサルト・サーキットの周回コースで行われます。
殺到を避ける為、各年の出場チームは主催者であるフランス西部自動車クラブが選考してエントリーの招待状を送付するように、途中から変わったようです。 

2018、2019年は「トヨタ」が優勝、
ドライバーは『 トヨタ・ガズー・レーシング』所属の、セバスチャン・ブエミ、中嶋一貴、フェルナンド・アロンソ。

※　ル・マン通ではないので、間違いがありましたらご指摘くださいね

ル・マンのスタート！！

↓

お立ち寄りありがとうございます

豪華な競演もしかり、ストーリーも面白かった～～　ヾ(○⌒ ∇⌒○)ﾉ

「スター・トレック」

2009年公開の映画の紹介です

監督はJ・J・エイブラムス。
劇場版・11作品目に当たる「スター・トレック」シリーズ、SF映画です。
主演・出演は、クリス・パイン、ザカリー・クイント、エリック・バナ、ゾーイ・サルダナ、 カール・アーバン、サイモン・ペグ、アントン・イェルチン、 ウィノナ・ライダー、クリス・ヘムズワース、レナード・ニモイ。

USSケルヴィン号は突如敵の魚雷を受け、反撃を開始します。
すると、敵が船長と交渉させるよう要求し、船長は乗組員のカークに船を任せ敵地に乗り込みます。
しかし船長の心拍数の停止を確認すると、カークは皆に脱出を指示し、妊婦である妻が医療用シャトルに乗るのを確認し、一人って敵に総攻撃をかけるのです・・
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数年後。
地球のアイオワ州に住むカークの息子、ジム・カークは適性検査優秀にもかかわらず警察沙汰ばかり起こしていました。
見かねたパイク大佐は、翌日の新人シャトルに乗るようカークに話します。
翌日カークは新人シャトルに乗り込み、訓練を経て3年が経ちました。
誰も合格しないシュミレーションで、カークはみごと敵を負かしますが、プログラムを変更した事で咎められます。
更に、プログラムを設計したバルカン星人のスポックと言い合いになるのです。
ところが、バルカン星から救難信号が届き、訓練生もそれぞれの船に乗るよう指示されました。
医療担当のマッコイの機転で除外されたカークは、なんとかエンタープライズ号に乗り込みます。
スピーカーでバルカン星の状況を聞いていたカークは、数年前と酷使していることを思い出し、
「罠だ」
と伝えようとしますが、マッコイの治療のせいで口がマヒしていたのでした・・・

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この映画は他の劇場版の流れとは別で、『宇宙大作戦』が元になっているようです。
『宇宙大作戦』は1966年から1969年まで全3シーズンが放送されたアメリカのSFテレビドラマです。
出演者：ウィリアム・シャトナー、レナード・ニモイ、デフォレスト・ケリー

≪　こんなにあった！！　劇場版　全13作品　≫

①　｢スター・トレック｣(1980)
監督：ロバート・ワイズ
出演：ウィリアム・シャトナー、レナード・ニモイ、ディフォレスト・ケリー

②　｢スター・トレックⅡカーンの逆襲｣(1983)
監督：ニコラス・メイヤー
出演：ウィリアム・シャトナー、レナード・ニモイ、ディフォレスト・ケリー、リカルド・モンタルバン

③　｢スター・トレックⅢミスター・スポックを探せ｣(1984)
監督：レナード・ニモイ
出演：ウィリアム・シャトナー、レナード・ニモイ、ディフォレスト・ケリー

④　｢スター・トレックIV故郷への長い道｣(1987)
監督：レナード・ニモイ
出演：ウィリアム・シャトナー、レナード・ニモイ、ディフォレスト・ケリー

⑤　｢スター・トレックV 新たなる未知へ｣(1989)
監督：ウィリアム・シャトナー
出演：ウィリアム・シャトナー、レナード・ニモイ、ディフォレスト・ケリー

⑥　｢スター・トレックVI 未知の世界｣(1992)
監督：ニコラス・メイヤー
出演：ウィリアム・シャトナー、レナード・ニモイ、ディフォレスト・ケリー

⑦　｢スタートレック ジェネレーションズ｣(1995)・・・『新スタートレック』開始
監督：デヴィッド・カーソン
出演：パトリック・スチュワート、ジョナサン・フレイクス、ブレント・スパイナー

⑧　｢スタートレック ファーストコンタクト｣(1997)
監督：ジョナサン・フレイクス
出演：パトリック・スチュワート、ジョナサン・フレイクス、ブレント・スパイナー

⑨　｢スター・トレック叛乱｣(1999)
監督：ジョナサン・フレイクス
出演：パトリック・スチュワート、ジョナサン・フレイクス、ブレント・スパイナー

⑩　｢ネメシス/S.T.X｣(2003)
監督：スチュアート・ベアード
出演：パトリック・スチュワート、ジョナサン・フレイクス、ブレント・スパイナー

⑪　｢スター・トレック｣(2009)
監督：J・J・エイブラムス
出演：クリス・パイン、ザカリー・クイント

⑫　｢スター・トレック イントゥ・ダークネス｣(2013)
監督：J・J・エイブラムス
出演：クリス・パイン、ザカリー・クイント、ベネディクト・カンバーバッチ

⑬　｢スター・トレック Beyond｣(2016)
監督：ジャスティン・リン
出演：クリス・パイン、ザカリー・クイント

さて！！　新作情報です！！

『スター・トレック』映画版、次回作は「新しい始まり」に ─ 新キャスト登場、シリーズに敬意払った独自解釈に

と言うニュースを発見！！

タイトル未定
脚本・監督：ノア・ホーリー
出演：クリス・パイン、ザッカリー・クイント、ゾーイ・サルダナ、サイモン・ペッグ、カール・アーバン

お立ち寄りありがとうございます

テレビ版を観ていないんですが、この映画からの3作品は、観ていなくても楽しめました

「市民ケーン」

1966年公開(全米の公開は1941年)の映画の紹介です

監督・製作・脚本・主演はオーソン・ウェルズ。
サスペンス仕立ての、モノクロのドラマ映画です。
他出演は、ドロシー・カミンゴア、ジョセフ・コットン、エヴェレット・スローン。

画面にはニュース風に作られた映画が流れます。
『ザナドゥの城主、チャールズ・フォスター・ケーンが死去。
新聞王の最大の葬儀が行われ・・』
製作者は、この作り方ではダメだと話し、
「大事なのは何をしたかではなく、何者であったかだ
ケーンが残した最後の言葉『バラの蕾』は何を意味するのか、それを突きとめるのだ」
記者たちは、てんでにケーンがかかわってきた人々を取材します。
元妻であるスーザンは飲んだくれで、そんな言葉は聞いたことがないと、記者を追い払います。
ケーンの後見人の回顧録には、ケーンは様々な事業に関わっていたにもかかわらず新聞社にしか興味がなかったと書かれています。
更に、ケーンは堅い新聞社を一掃し、売り上げを伸ばしていったのです。
そして大統領の姪・スーザンと結婚し、行く末は大統領、と政治家への野心も持ち始めるのです。
選挙を控えたある日、スーザンは息子を先に帰してケーンと面と向かいます。
スーザンは、
「一緒にある場所に行くのよ」
と言い、タクシーの運転手に住所を、ケーンが良く知る住所を告げるのです・・

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この映画はアカデミー賞では「脚本賞」を受賞しています。
他、たくさんのノミネートは、
「作品賞」「監督賞」「主演男優賞/オーソン・ウェルズ」など8部門。

・・受賞が少なかったのは、実在の新聞王ウィリアム・ランドルフ・ハーストをモデルにした事で上映妨害運動の影響で、興行的に成功しなかったことが受賞が少なかった理由のようです。

現在でもこの映画の評価は高く、
英国映画協会が10年ごとに選出するオールタイム・ベストテンでは、5回連続で第1位に選ばれたようです。

新聞記者の一人をアラン・ラッドが演じています。
｢シェーン｣(1953)の主演で有名ですね。

お立ち寄り、ありがとうございます

大昔(笑)観たときにとても印象が強かった映画です

全体は忘れましたが、ところどころ覚えていたシーンがあって、当時がよみがえりました

「君の名前で僕を呼んで」

2018年公開の映画の紹介です

監督はルカ・グァダニーノ。
イタリア・フランス・ブラジル・アメリカ合衆国合作の青春映画です。
主演・出演は、アーミー・ハマー、ティモシー・シャラメ、マイケル・スタールバーグ、アミラ・カサール。

1983年夏、北イタリアのどこか。
毎年訪れる避暑地で過ごす17歳のエリオと両親は、父、パールマン教授の為のインターン・オリヴァーを迎えます。
24歳のオリヴァーは車を降りるなり気さくで、エリオは荷物を自分の部屋に運びます。
エリオはオリヴァーに、自分は隣の部屋を使い、バスルームは共有と話します。
ある日、本を読んだり曲を描いたりして過ごすエリオがギターを弾いていると、オリヴァーがもう一度弾いてと声をかけます。
場所を変えてピアノで曲を引き始めたエリオですが、アレンジばかりで少々意地悪をしてしまいます。
容姿端麗なオリヴァーは若者に人気になり、エリオも表面には出さず気になり始めるのです。
元は自分の、今はオリヴァーが使っているベッドで寝てみたり、ノートに
『冷たい態度だけど、嫌われているのかな』
と書きとめたりするエリオです。
2人で自転車で町に出た帰り、エリオは秘密の場所にオリヴァーを案内しているうちに互いに惹かれあっていることを感じます。
ところが、その後オリヴァーが避けている事に、エリオは苛立ち始めるのです・・・

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アンドレ・アシマンの小説
「君の名前で僕を呼んで（call me by your name）」
が原作です。
映画は小説の、途中まで、のようで、続編の示唆もされているとか。

アカデミー賞では「主演男優賞/ティモシー・シャラメ」にノミネートがあり、「脚色賞」を受賞しています。

17歳のエリオ役は、20代前半のティモシー・シャラメ。
フランスとアメリカ合衆国の二重国籍を持っている、アメリカ合衆国の俳優さんです。
｢インターステラー｣(2014)では、若い頃のトム・クーパー(青年期はケイシー・アフレック)、
｢レディ・バード｣(2018)、｢ビューティフル・ボーイ｣(2019年4月)などの出演があります。
｢ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語｣が今年、公開予定です。

お立ち寄りありがとうございます

イタリアの避暑地がとてもきれいでのどかでした

シャツをゲットした時の、エリオ役のシャラメが可愛かった～～

「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」

2003年公開の映画の紹介です

監督はティーヴン・スピルバーグ。
フランク・W・アバグネイル・Jrの自伝が元になっている、クライム・ドラマ映画です。
主演・出演は、レオナルド・ディカプリオ、トム・ハンクス、クリストファー・ウォーケン、マーティン・シーン、エイミー・アダムス、ナタリー・バイ、エリザベス・バンクス。

1969年、フランス、マルセイユ。
FBI捜査官のハンラティは朽ち果てた酷い刑務所を訪れ、咳き込む囚人・フランクに身柄引き渡しの原稿を読み上げます。
すると中のフランクは倒れ、ハンラティは医者を呼ぶよう叫びます。
酷い扱いにハンラティは言います。
「やっと捕まえた。
ここで死んだら責任を取ってもらう。」
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6年前。
学生のフランクは、事業で表彰される父に温かい拍手を送ります。
ところが脱税容疑で父の事業が滞り、フランクは父母と豪邸からアパートへ引っ越すことになるのです。
私服の高校にスーツで通うフランクは冷やかされ、ところがそれを逆手にとって代理の教師として数日教鞭をふるってしまうのです。
仲の良かった父母が離婚すると自暴自棄のフランクは家を飛び出し、父がやっていたような詐欺まがいの事を始めるのです。
フランクは、以前父からプレゼントされた小切手帳を切りまくり、パイロットになり済まし、きらびやかな生活を始めるのでした。
一方、FBIのハンラティは一連の不渡りの小切手に着手し、小切手が切られたホテルに滞在しているフランクを突き止めたのです。
部屋で面と向かったフランクは、とんでもないことを口走ります・・・

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原題の『Catch Me If You Can』は、日本の「鬼さんこちら」に当たるようです。

自伝小説は『世界をだました男』と言う題名です。

アカデミー賞では、「助演男優賞/クリストファー・ウォーケン」「作曲賞」にノミネートがあります。

あらすじにはあまり登場しませんが、フランクの母親役はこのころ50代のナタリー・バイ。
フランスの女優さんです。
近年では、｢わたしはロランス｣(2013)、｢たかが世界の終わり｣(2017)の出演があります。

お立ち寄りありがとうございます

自粛のおかげでブロガーさんが増えている気がします

うれしいでございます