ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「ジャッカルの日」

2020年05月16日 | 1990年以前のアメリカなどの映画(西部劇以外)
1973年公開の映画の紹介です

監督はフレッド・ジンネマン。
スパイ・軍事小説の巨匠・フレデリック・フォーサイス原作のクライム・サスペンス映画です。
主演・出演は、エドワード・フォックス、マイケル・ロンズデール、デルフィーヌ・セイリグ。


1962年、フランス。
アルジェリアの独立を認めたド・ゴール大統領は、過激派から多大なる恨みを買っていました。
ある日閣議が終了し、大統領他首脳陣がそれぞれ車で帰る際、数人のOAS(秘密軍事組織)が車を狙い
撃ちします。
大統領は無事で奇跡的にけが人がない中、半年後に犯人が捕まり処刑されました。
1963年。
事実上壊滅状態となったOAS幹部たち4人は、メンバーは皆顔が知られている為、外国人の暗殺者を雇
う決定をします。
3か月後、金髪の若いイギリス男性が4人の元に呼ばれます。
コードネーム“ジャッカル”と言う男性は計画に対する自分の方針を話し、4人には身を守って隠れ
て欲しいと伝えます。
更に、その後の仕事は保障されない為、高額の報酬を要求し、幹部たちは金の工面に苦労する事にな
るのです。
その後“ジャッカル”は身分証明書、武器などでイタリア・ジェノバを訪れ準備を整えます。
一方、フランス各治安組織の官僚のトップ達はOAS幹部の一人を見張り、拉致してしまうのです。
拷問のテープを何度も聞き、叫び声の合間からは
「ジャック・・・ジャッキー・・・」
と、聞こえてくるのでした。

*****************************************************
“ジャッカル”役はこのころ30代のエドワード・フォックス。
「遠すぎた橋」(1977)では、英国アカデミー賞/助演男優賞を受賞しています。
他、「ロビン・フッド」(1991)、「名犬ラッシー」(2006)などの出演があります。

リメイク版がありました

※ 舞台がアメリカなど、原作とはあまり接点がないようです
「ジャッカル」(1998)
監督:マイケル・ケイトン=ジョーンズ
出演:リチャード・ギア、ブルース・ウィリス

≪ フレデリック・フォーサイス原作の映像化 ≫

「オデッサ・ファイル」(1975)
監督:ロナルド・ニーム
出演:ジョン・ヴォイト、マクシミリアン・シェル

「戦争の犬たち」(1981)
監督:ジョン・アーヴィン
出演:クリストファー・ウォーケン、トム・ベレンジャー

「第四の核」(1987製作・劇場未公開)
監督:ジョン・マッケンジー
出演:マイケル・ケイン、ピアース・ブロスナン






いつも応援ありがとうございます。
久々に観た若かりしエドワード・フォックス
金髪の青い瞳がやっぱりステキ
コメント (8)
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