れいな日記《Reina- diary》

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花園神社祭礼の奉納“ささら” 北茨城市

2007-05-05 | 北茨城市の観光
                花園神社と石楠花石楠花は盛りを過ぎて散り始めていた。


“ささら”を奉納する為神社に向かう一行


最上の社の急な石段を上がる神輿


花園神社境内から表に出る神輿


神楽も花園神社祭礼人気に一役‥


例祭の責任者の面々


一生懸命踊る“ささら少年”(1)


奉納ささら(2)


奉納ささら(3)


花園神社祭礼をお手伝いの少年達


磯原海岸亀の磯で潮を汲む4年前の03.5.4撮影した画像です。(5/10追加掲載)

花園神社の“奉納ささら”について
例年の5月5日、花園祭礼日が行われますが、そのときに奉納する舞いの“ささら”の縁起は古く、前九年・後三年の役のおり、来社祈願した源頼義・義家父子が奉納したのが始まりと言われ、以来今日まで約900年の間受け継がれている伝統行事です。又、舞いの型は、優雅で野趣に富む古い型を伝えており、3人の獅子が笛とささらに合わせ豊作とつつがない暮らしを願いながら踊ります。
祭礼前日の儀式“潮汲み”について
この花園神社の奥に「奥の院」があり、その奥の院の手前に「七つ滝」があります。
七つ滝の流れは、最終的に磯原海岸天妃山の川口につながり太平洋に流れていますが、七つ滝の滝壺に、磯原海岸の海の生物(アワビ、ワカメ、ヒジキなど)が神の使者として棲んでいるとのこと。
そこで、神社は祭の前日に、4里(16キロ)離れた磯原海岸まで徒歩で潮水を汲んで、祭当日、神の使者に奉納する儀式を神社内で行います。
潮汲み人(毎年地区の男子が選ばれる。)は、祭前日早朝、烏帽子と白装束姿にワラジ履き、孟宗竹の筒の容器をぶら下げて、一言の言葉も発しないように榊の葉っぱを口に咥えて往復8里の道程を歩きます。
潮汲み人は、昔から潮汲み人をお世話している天妃山手前の「としまや」で休息し、としまや主人の案内で、決められた潮汲み場「亀の磯」で潮水を竹筒に汲んで帰途につきます。