れいな日記《Reina- diary》

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茨城県天心記念五浦美術館観賞

2005-09-03 | 五浦美術館観賞時の感想
今日爺と婆は、頂いた無料入場券で北茨城市にある茨城県天心記念五浦美術館を観賞しました。

美術館のある場所は、明治36年に岡倉天心が、弟子で地元出身の飛田周山の道案内で、いわき市の海岸線も含め歩き回って、やっとここ、大津町五浦に日本美術院の移転場所の決定をして、明治39年絵画等の創作活動を開始した歴史ある地であります。

そして茨城県は「岡倉天心の業績を顕彰し、五浦の作家に連なる日本美術の優れた作品や数々の資料を展示したり、近代日本美術の黎明期から現代までの流れを紹介する」とのコンセプトにより、平成9年11月にオープンしました。

今回、芸術院日本画の企画展は、東山魁夷、杉山寧、上村松篁、片岡球子ら日本画の巨匠の名作を一挙公開したものです。

又、描いた時代は、戦前、戦中、戦後、現在と、これらの時代を生きてきた作家の皆様の心情など背景が隠されているようで興味深いものでした。

◎次回(05.9.9(金)~10.2(日))の企画展は、四季の情景・秋と題して、豊かな自然に恵まれた日本では、四季の移ろいを慈しむ繊細な感性と日本人独自の美意識を育まれてきました。
本展では、所蔵品の中から、小川芋銭、横山大観、菱田春草、木村武山、速水御舟ら近現代の画家たちが秋を題材にした日本画30点を展示するとの事です。

※爺は、五浦美術館からは宣伝料は頂いておりません。(笑)

茨城県天心記念五浦美術館ホームページ