goo blog サービス終了のお知らせ 

バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

なぜ私のバスに!?

2014年02月23日 23時42分41秒 | バス運転士

先日、某駅のバス乗り場に車椅子の人がいたので、先発(22分)の☆☆駅行きに乗るのかと思っていたら、私の某地区巡回バス(28分)に乗るということだった。運転士仲間が車椅子の人の乗車扱いをやってくれたので、私はその他の人たちの乗車扱いをして… 運転士仲間は車椅子の固定を終えると、私に“◎◎停で降りる”ことを伝えてくれた。

私は「ありがとうございまぁ~す」と御礼を言って、発車時刻になるのを待っていたのだが… 「ん? ◎◎停って… さっきの☆☆駅行きも通るじゃん! なぜ、このバスに??? 小さいバスに10名以上のお年寄りが乗り、決して空いているとは言えない状況なのに… こっちの風景を楽しみたいのかな?」などと考えていた。

22分の☆☆駅行きと28分の某地区巡回バスは… まず、某駅を出て2つ目のバス停まで同じ道を走り、そこから先(☆☆駅行きは3つ目から7つ目まで、某地区巡回バスは3つ目から5つ目まで)は別の道を走り、その後◎◎停で一度だけ合流するのだが、その次のバス停からは再び別々の人生を歩むことになる。

両者が時間通りに走って行くと、◎◎停には☆☆駅行きの方が1分だけ早く到着するのだが… その時は、たまたま私の方が順調に走ることができて、先に到着したのである。まさか… その車椅子の人には予知能力があって、「今回はこっちのバスの方が早く着く!」と予知したなんてことは…???

その後、☆☆駅行きの運転士さんと会った時に「先程は(車椅子の人の乗降)お疲れ様でした」と言われたので、私が「てっきり巡回バスだけが通るバス停で降りると思っていたのに… 意外でしたよ」と言ったら、「きっと顔を見比べて、こっちのバスの運転士よりもあっちのバスの運転士の方が速そうだと思ったんじゃない?」と言われてしまった。そうかそうか、納得… できないよぉ~! ハハハ…


天は我を見放…!?

2014年02月22日 22時34分52秒 | いろいろ

ここ数年、競馬はほとんどやらなくなってしまったけれど、時々“ロトくじ”を買っている。特に某大手スーパーの前で“キャリーオーバー発生中!”なんて文字を見ると、ついつい売り場に吸い寄せられてマークシートに手が伸びて… 購入してしまうのである。

今月の初めにも“キャリーオーバー発生中!”に吸い寄せられて… ロト7を買ってしまった。7つの数字をテキトーにパパパッと塗りつぶすこともあれば、「面倒臭い! どうせ選んでも当たらない! 機械が抽選するんだから、機械に選ばせた方が当たるだろう」と思ってクイックピックを塗りつぶすこともある。

が、その時はたまたま“過去の当せん数字”一覧表が目に入って… 「ん?」と思った。なぜならば、その前週には「06・07・08」、前々週には「15・16・17」、さらにその前の週には「34・35・36」という… 3週連続で3連続数字が入っていたのである。

私は無い頭(ひねくれた脳)を回転させて、「下一桁が678… 567… 456… 十の位は20台が出ていないのか… ということは、23・24・25か、27・28・29が出るかもしれない」と結論を出して、“27・28・29を含めた7つの数字”でロト7を購入したのだが… 「どうせ当たらない」と思って、そのまま放っておいた。

ところが、「あぁ、そういえば…」と思い出して、私がロト7を買った週の抽選結果を見たところ… な・な・なんと! 見事に「27・28・29」が含まれていたのである。ビックリした私は、すぐに他の数字も確認したのだが… う~む… 微妙な結果で… 7つの内5つの数字が一致ということで… 4等の8300円となっていた。

そう、そのロト7を買った日というのは… あの某通信会社に9975円を騙し取られる(こらこら! 人聞きの悪い…)と分かった日なのだ。まぁ、多少はマイナスではあったけれど… 「天は我を見放さなかった!」と言えないこともない。

が、ロトくじには“当せん者が多いと当せん金額が減る”という特徴があり… ロト7の当せん確率による計算上の当せん金額は“4等=12500円”だとか… う~む… その金額だったら、騙し取られた金額(だから違うんだってばさ!)を上回ってプラスだったのにねぇ…(だからそこまで甘くないんだってばさぁ~!)


児童分割横断

2014年02月21日 22時43分38秒 | バス運転士

朝の通勤通学時間帯は車も人も… 乗客も歩行者も多い。その歩行者で目立つのは、何と言っても小学生である。自分たちが住んでいる地区から学校まで、10人くらい(?)で1つのグループを作って、それが何組も歩いているからである。

そして、それらの集団を最も意識するのは、右左折時の“横断歩道”である。渡る人数が多い時は、歩行者信号が青および点滅の間ず~っと待たされ… 赤になってから、ようやく右左折できるという状況… 特にバスは加速が悪いから、後続車へ影響があるに違いない。

ある高校の近くの大きな交差点でも、大勢の高校生が横断歩道を渡るのだが… こちらは右折矢印が出るので、いくらか気が楽である。ただし、対向左折車は矢印信号がないので、ちょっとイライラしているかもしれない。

今朝、ある大きな交差点を先頭で止まった時のこと… 私から見て右側の歩道上に30~40人の小学生がいた。そして、目の前の横断歩道を右から左へ20人くらいの小学生が渡ってきたのだが、15人くらいは歩道に残ったまま… “黄色い旗を持ったお母さん”に止められていたのである。まだ歩行者信号が青だというのに…

私は「なるほど! 交通量が多い交差点だから、登校途中の小学生の横断を適当なところで切っていたのか… 今まで気にしていなかったけれど… やるなぁ~ ありがたいなぁ~」と思いながら、黄色い旗を持っている“お母さん”をジッと見てたりして…(おいおい! ま、でも“独身”かもしれないからなぁ~ って、バスの中からじゃ声も掛けられんな。ハハハ…)


入金、入金、また入金… そして閃いた!?

2014年02月20日 17時49分35秒 | バス運転士

某駅の乗り場へ着け、待っていた7~8人が乗り、発車時刻まで2分ほど… そこへ1人の女性が乗ってきて「(ICカードに)入金します」と言ったので、私は運賃箱のボタンを押して準備したのだが… 女性が取り出したのは一万円札だったので、私はカバンから千円札10枚を出して両替した。

そのようなことは、これまでに何度もあったので、特に珍しいことではないのだが… 今回はちょっとだけ違っていた。これまでは、みんな“千円札を一枚ずつ入れなければならないから時間がかかる”ということを気にしてくれていたのか「とりあえず千円だけ…」とか「3千円で…」だったのだが、千円札10枚すべてを入金した。ま、時間があったからいいんだけど…

あるバス停で一組の母子が乗り、子供がICカードで… “残額不足”だった。それを見たお母さんが慌てて財布を出してガサゴソチャラチャリ… 「あ、ない… ないなぁ… これで入金できますか?」と言いながら500円玉2枚を出したので、私は千円札に両替して入金&精算した。

「お母さんは定期か何かかな?」と思っていたら、やはりICカードで… これまた“残額不足”だった。再び財布の中をチャラチャリガサゴソ… 私の「どうされますか?」という問い掛けも耳に入らない様子で… 出さぬなら出すまで待とう何とやら…

そして、出てきたのは千円札だった。私は「あれ? さっきは千円札がないって言ってなかったっけ!? ひょっとして、これは“緊急事態用千円札”なのかな? ま、何でもいいんだけど…」と思いながら運賃箱を操作して精算完了した。そこで1分以上のロスタイム…

しかしまぁ~ 以前の磁気カードの時は、乗車する度に残額が裏面に印字されたので、乗車前に残額不足だと分かったのだが… 今のICカードはセンサーにタッチしないと分からないので、あたふたしてしまうんだよなぁ… あっ、そうだ! ICカード対応の自動販売機ならば残額確認ができるんだから… “バス停型の自動販売機”を置けばいいではないかぁ~ オレって、あったまいぃ~! ハハハ…(オマエは小学生か!)


バスに対して理解があるおじさん

2014年02月19日 21時58分11秒 | バス運転士

夕方、某地区巡回バスの最終便… グル~ッと走って、あと数分(バス停4つ)で終点某駅に到着となる某バス停で、1人のおじさんが乗った。そして、開口一番「早いねぇ~!」と言ったので、私は一瞬「まさかの早発!?」と驚き、時間を確認しながら「そうですか?」と答えた。

すると、おじさんが「(発車時刻が)1分なのに2分に来たもんだからビックリしちゃったよ。この時間のバスによく乗るんだけど、だいたい5分くらいは遅れて来るもんなぁ~」と言ったので、私は「そうですかぁ… 申し訳ないですねぇ…」と答えながら「そうか、いつの間にか乗客ゼロになっていたんだ」と気付いた。

調子に乗った(?)おじさんが「いやいや、バス停の時刻なんて、“この時間よりも後に来ますよ”って意味だと思わなきゃ~! 電車みたいに線路を走っているじゃなし、いろいろあるんだから… だいたい5~6分は待つつもりでいるよ」と言ったので、私は「ありがとうございます。そのように理解していただいて…」と答えた。

さらに、おじさんが「今日はちょっと早く出てきて正解だったよ。順調だったの?」と言ったので、私は「そうですね、○○交差点もすんなりと通れたし… そういえば、さっきの△△の交差点もノンストップで出て来れたし… 怖いくらい順調ですね」と答えた。その後も会話は続き… 結局、終点まで…

最後に、おじさんが「バスが遅れて文句を言う人なんているの?」と言ったので、私は「はい、いらっしゃいますよ。中には1分遅れただけで文句を言う人も…」と答えた。すると、おじさんは「そんな人、いるのぉ~???」と驚いた後、「タクシーみたいになっちゃったなぁ~ ありがとう」と言って降りて行った…

それに対して、私は思わず「いってらっしゃい」と言ってしまった。夕方なのに… 果たして、おじさんが“ちょっと早く出てきた”のは自宅だったのか、出先だったのか…??? う~む… 常識的に考えて、出先から自宅へ帰るところだよなぁ~ それなのに「いってらっしゃい」なんて… 愛人宅へでも行かないかなぁ~ ハハハ…(なんのこっちゃ!)