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バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

☆☆駅の降車場所で…

2014年02月28日 16時09分06秒 | バス運転士

終点☆☆駅の降車場所はL字型で、かなり頻繁にバスが到着する。「3台・4台、当たり前~!」って感じである。基本的には、到着バスの1台目と2台目がL字を左へ曲がったところで、3台目以後が曲がる手前で降車客扱いをする。しかし、1台目のスペースは“バス乗り場”も兼ねているので、そこにバスが止まっていた場合は、1台ずつ降車位置がずれていくのである。 

先日、私は2台目で到着したのだが… 左へ曲がったところにある乗り場にバスが止まっているのかいないのか見えないので、「左折後か、手前か…」という中途半端な気持ちのまま☆☆駅の降車場所へ進入… で、前の1台目が曲がってすぐに止まったので、私は慌てて左へ寄せ… 出来ず、気持ち同様、中途半端な位置で降車開始… 降車扱い中のバスの横を通り抜けようとしたバスの邪魔をしてしまった… 申し訳ない。 

また、再び2台目で到着した時のこと… 前の1台目が勢いよく曲がって行ったので、「今度は私も左折後の位置で降車扱いだな」と思って、曲がって止まった。すると、前のバスのブレーキランプが消え、「プシュ~!」と駐車ブレーキを掛ける音が聞こえた。さらに、前のバスの後部ガラス越しに、大勢の乗客が見えたので、私は「前のバスの運転士さんは、ここで車内確認をするつもりのようだし… 乗客の降車にも時間が掛かりそうだし…」と思った。 

そこで私も「たまには、ここで車内確認をやるか…」と思って、運転席を立っ… すると、開きっ放しの前扉の外に、お婆さんに連れられた男の子が立っていた。その時の私は反射的に自ら手を振ってしまったのだが… 幸い、男の子も手を上げてくれた。そして、急いで車内後部まで忘れ物がないか、眠れるバスの美女がいないか… 確認に行った。 

「後ろにバスが…」という焦りを感じながら運転席に戻り、「さぁ、発進だ!」と思ったのだが… 前扉の外には、まだお婆さんと男の子が立っていて、私に向かって手を振ってくれたのである。私もすぐに手を振って応えながら、エンジンを掛けて「ブィ~ン」と… っとと、おっとっと! ハンドルを左に切ったままだったので、危うく縁石にタイヤをぶつけるところだった… ふぅ~、焦って事故を起こすところだった… 

もしも、そこで縁石にタイヤが当たったら… すぐに営業所へ電話!? その後、警察へ行く!? そういえば、ここだったよなぁ… この縁石にタイヤを擦って警察へ行ったというのは… 公道でもないのに… そりゃ~、“縁石を崩した!”となれば、警察はともかく営業所へ電話をしなければならないだろうが… タイヤで「ボヨ~ン!」と弾んだだけだったら問題ないでしょう。えっ!? ホントは当たったんじゃないかって? いえいえ、そんな… 左折してすぐに左へピッタリ寄せられるほど上手くありませんので、ご心配なく!(自分の下手クソぶりを自慢するなよ!) あ、そういえば… 男の子を連れているのがお母さんだと、ついつい目が行くんだけど… 今回は行かなかったなぁ~ ハハハ…


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