2022年の夜明け
私の経営する工場は中国山東省で15年目になります。
昨年もなんとか無事に乗り切ることができ新しい年を迎えます。
製造業の求人難は深刻で人がなかなか集まりません。
反面、就職難という不思議な現象があります。
不動産業界の不況、コロナによる中小企業の倒産、教育分野では、学習塾の廃止による失業者
外国企業のベトナムなどに工場移転など多くの雇用を失っているにもかかわらず、
製造業の雇用がなぜ困難なのか?
原因を調べてみた。
「一人っ子政策」の影響、「高学歴化」「地方都市の発展」「賃金上昇」等が挙げられます。
「一人っ子政策」・・・国内の労働力人口の減少、甘やかされて育っている
「高学歴化」・・・・公務員、大企業就職を希望するので製造業にはいきたくない
「地方都市の発展」・・・地元で就職できるため出稼ぎに出る必要がなくなった。
製造業は3Kと呼ばれる「きつい」「汚い」「危険」といったマイナスイメージがあり
ほかの業種に人材が流れていることも、人材不足を招いている理由です。
やっと雇用した男性は、すぐにお金を要求します。
日本・・・・仕事がこれだけ出来たのだから給料を上げてください。
中国は・・・・・・・・この仕事をするために先に給料を上げろ!!
いくら面倒を見てかわいがっていても要求が通らなければすぐに辞めてしまう。
中国では義理人情は通用しない!!!!