新イタリアの誘惑

ヨーロッパ・イタリアを中心とした芸術、風景。時々日本。

フランス・メッス④ 広い大聖堂の内部をゆったりと鑑賞する。まずは概観から。

2020-12-05 | フランス・メッス

 大聖堂の中に入った。とても広い空間だ。身廊の高さは42mもある。

 一番先に目についたのはこの黄金の衣装をまとった像。

 その中央に立つ女神像は、伏し目がちで穏やかな表情を湛えている。

身廊の柱には装飾柱が付けられて、細い柱が何本も並ぶように見せている。こうした、軽やかさを演出する工夫は、ゴシック様式の聖堂によくみられる。

 中ほどにはこんな像も。木製で聖母を表しているのだろうか。

 大きなバラ窓。やはりスケールの大きさを感じさせる。

 こんな像もあった。キリスト誕生の場面を表しているのだろうか。そうなら、珍しい形のシーンだ。

 そんな堂内のあれこれを撮影している女性を見かけた。私も同じような格好で写真を撮っていたので、お互い顔を見合わせて挨拶を交わした。イギリスからの旅行者だという。

 さて、次にはこの大聖堂訪問の第一目的であるシャガールのステンドグラスを見に行こう。

 

 

 


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