
ミラノ大聖堂の中に入った。52本の太い石柱によって支えられている堂内。その圧倒的な規模の大きさにうなってしまう。

中心部奥に主祭壇。

天井部には十字架にかけられたキリスト像が掲げられている。

観光客に交じって、尼僧の姿も見られた。

ろうそくを捧げて祈る女性。敬虔な雰囲気が支配する時間。

ステンドグラスも各所に。

そのサイズも相当に大きい。

聖人バルトロメオ像が建っている。

こんな聖母像も。でも、多くは博物館に収納されていて、像はあまり目立たない。

こちらは聖書の場面を描いたレリーフがいくつか。それにしても、彫像はちらほら。

とにかく道内の奥が霞んで見えるほどの大きさにビックリするとともに、一方で外部の入念な仕上げに比べて、その内部は{巨大な空き箱」といった印象も同時に感じてしまった。

他の都市では、規模は小さいながらも繊細な彫刻や装飾細工が丹念に施されている教会を幾つも見てきた。
確かに博物館などに移された彫像もあることは確かだが、ミラノなど歴史的に見ても大都市の司教座大聖堂は内部の飾り立てというより、どれだけ多くの信者を一堂に会することが出来る場所であるか、という目的が優先されたのだろうという気がする。

そんな角度から見ると、一層その印象が強まる。

最後に、ちょっとドラマチックモードで見た天井の姿を!
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