新イタリアの誘惑

ヨーロッパ・イタリアを中心とした芸術、風景。時々日本。

ケルン大聖堂⑧  カラフルで華やかなステンドグラスが大聖堂をぐるりと取り囲んで、来場者に至福の時間を提供する

2019-07-02 | ドイツ・ケルン

バイエルン窓以外にもたくさんのステンドグラスが張り巡らされている。今度は左側のステンドグラスを見て行こう。

 これも東方三博士の礼拝。とても珍しく白い衣装を着た聖母マリアの姿が浮き立つ画面構成になっている。

 その下部にはケルンの騎士聖人たちの姿。

 こちらは東方三博士が礼拝に来るきっかけとなった、キリスト誕生のシーン。

 この下には王侯たちの列。

 教皇と思われる人物の姿もあった。

 こちらは召使たちだろうか。でも立派な出で立ちが印象的だ。

 細長いステンドグラスに描かれた絵。こちらは前のものとは違った時代に制作されたものらしく、タッチが全く違っている。

 華やかな装飾が丁寧に施されているのがわかる。

 ここに描かれた女性は聖母マリアではないような。

 細かくてよくわからないが、「ケルンの子どもたち」と題された、沢山の子供たちの情景を描いたものもあった。

 第一次世界大戦で破壊された所にゲルハルト・リヒターが新たに制作したステンドグラス。72色を使った抽象的なデザイン。時の大司教はこれが気に入らずにお披露目会を欠席したらしい。私も、ちょっとこの大聖堂にはそぐわないと思える。

 聖クララの祭壇。聖書の物語が幾つものコマに分かれて描かれている。

 箱に入った人物がズラリ。こんな変わった作品もさりげなく置いてあった。

 

 

 


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