新イタリアの誘惑

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寺社巡り・東京⑰ 池上本門寺。加藤清正の階段から五重塔を見上げ、力道山に手を合わせてアジサイに見入る

2021-01-23 | 寺社巡り・東京

 本門寺を訪れてまずぶつかるのが、総門の次にある長い階段。

 この階段は加藤清正が寄進したもので、段数は96段。此経難持坂と称される。

 ここを上ると境内に達する。寺は、1282年10月日蓮宗を興した日蓮上人がこの地で亡くなったことから、創建されたもの。身延山久遠寺とともに日蓮宗の最重要寺院とされている。

 手水場では龍が首をもたげていた。

 護摩をたく場所(何というんだっけ…)。その向こうに見えている門が仁王門。幕末、江戸城の無血開城に向けて西郷隆盛と勝海舟が、この奥庭にある松濤園で会見したところとして歴史上に名を残している。

 右側にはすっきりとそびえる五重塔。二代将軍徳川秀忠によって1608年に建てられた。

 関東に4基現存する幕末以前の五重塔のうちでも、最も古い歴史を誇っている。

 墓地には著名人の墓もいろいろある。力道山の墓には肖像が立っている。

 

 訪れたのはちょうどアジサイが満開の季節。今にも雨粒が落ちそうな天候だったが、それがアジサイにはとても似合っていた。

 この日行われたキャンドルナイト。階段もロウソクの明かりだけで照らされ、味わい深い印象を与えてくれた。

 

 


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