簡単に言えば、酸素飽和度とも言われ、心臓から全身に血液を送り出す動脈の中を流れている赤血球に含まれるヘモグロリンの何パーセントに酸素が結合しているかを示した値であり、生きるために必要な酸素が充分に身体に供給されているかを確認するために測られる値とのことである。
酸素を沢山吸えばいくらでも動いてもいいというものでもなく、たくさん動けば動くほど、吸えば吸うほど心臓に負担がかかるし、自分の持っている体力というのもある。
普段の日常生活の酸素の量について、自分はどの位、動いていいのかということを正しく把握するため測定する機器が、パルスオキシメーターで、人によっては数値は変わるが、動く限界は、88%までを目安、脈拍はだいたい120を超えないようにと主治医に説明された。
機器を使わない簡単な測定方法は自覚症状で、動いた後5分以内に息切れが楽になるのが目安らしい。ちなみに脈拍が多いときは心臓への負荷が高まっている可能性があるとのことである。
パルスオキシメーターは
〇正しく装着して測る。〇指を冷たいままにして計らない〇。炭酸ガスは、パルスオキシメーターでは分からない。〇パルスオキシメーターを使う事で、自分の普段の状態を把握できる。〇体調の変化に早く気付くことができる。
皮膚の表面から酸素飽和度を測定するためのモニター機器として、1974年に日本で開発され、それまでは動脈血を採血して測定していたので、患者の負担が少なくなり普及したとのことである。
負担のかかった自分の心臓は、握りこぶしより大きくなっているだろうと思っているこの頃である。