2月16日(土)昨夜も少し雨が降ったようだけど、明けて今日は植木屋
さんが剪定に来てくれる日だから、晴れて良かった。
8時半に来てくれた植木屋さん、伸び放題で乱れたカイヅカイブキや庭木の
剪定に手間取り、作業が終わったのは暗くなってきた夕方5時過ぎ。職人3
人、いつもながら手間のかかる作業、ご苦労様。すっきりした凸凹生垣に生
まれ変わった。これで新年が迎えられる。
<選定してもらい、もこもこしたカイヅカイブキの生垣>
<剪定前のワイルドなカイヅカイブキの生垣>
9時半に電気屋さんが来て、ダウンしていたメールがつながるように設定し
てくれる。
昨年から読書記録(と言っても読んだ本のリストつくり)をして、今年も今月初
めまで85冊まで記録した段階でパソコントラブルから、消えてしまった。
今年は加齢のせいか読書スピードが鈍くなった。昨年のように115冊には届き
そうにない。
愛読している本のほとんどは文庫本で、ハードカバーで読んだ単行本は6冊。
今年は直木賞作品を結構読んだ。今村翔吾「塞王の楯」(集英社)、澤田瞳子
「星落ちて、なお」(文藝春秋)、西條奈加「心淋し川」(集英社)の3冊は
単行本で(文庫化が待ちきれず)。
文庫本化された直木賞作品では山本兼一「利休にたずねよ」(PHP文芸文庫)、
安部龍太郎「等伯」文春文庫)、北村薫「街の灯」(文春文庫)、青山文平
「つまをめとらば」(文春文庫)など、印象に残った。
明治の文豪森鴎外の「高瀬舟」「雁」も、教科書で出会った以後初めて本格的
に通読した。
司馬遼太郎の大作「坂の上の雲」全8巻も読む。明治の日露戦争の奇跡の勝利
に浮かれ、国もマスコミ(新聞)も国民も冷静に評価しなかったから、昭和の
破滅的悲劇を招いた、ということを学んだ。
この1年は、残された時間の中でどれだけ好きな本が読めるか・・・いつも時
間との競争を意識しながらの読書の日々のように思う。
17日(日)8時半に起きる。今日は長女の運転でツキイチのお墓参り。
昨日までの暖冬が一変、すっかり葉を落とした墓苑周りの雑木林を真冬を思わ
せる冷たい風が吹き抜けている。早々に今年最後のお参りを済ませ、お昼過ぎ
に帰宅。
我が家の遅咲きダイアモンドリリーとツワブキがやっと満開になった。世間様
より1周遅れ、のんき屋さんだねえ。
🌸咲きそろったダイアモンドリリー🌸
🌸ツワブキの黄色は元気づける色🌸
9時からNHKEテレ「クラシック」で、懐かしいベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番
「皇帝」を聴く。30代前半ごろレコードで何度聴いたことか。最初のピアノ独奏
がたまらなく好きだった。映像付き演奏は初めてで、当時「どんな演奏風景かな」
と想像しながら聴いたものだ。
他にベートーヴェン「田園」「英雄」、マーラー「5番」、ビバルディ「四季」な
どよく聴いた。今ではCDやヘッドホンステレオなどで簡単に楽しめるけど、あの頃
はレコードがほとんどだった。