あの空の向こうに・・・

音楽 自然 日々の出来事 
感じるがままにつづっていきます

「ドゥダメルと子どもたち」&「ドゥダメルとロサンゼルスフィル」

2015-03-30 10:16:53 | 音楽
日米エル システマ共同企画
特別リハーサル&コンサート@サントリーホール

指揮者はベネズエラ出身グスターボドゥダメル
以前テレビで、嵐の松潤が会いたい人に名前をあげた人(今回会えたのかな?)

エルシステマ 音楽を通じての心の教育
南米 ベネズエラが発祥地
貧困と犯罪から子供たちを守れ
と立ち上がった社会改革

震災後日本でも導入され、福島相馬町そして岩手県大槌町2カ所で行われている。私もエルシステマには以前から関心があり、影ながら応援している。


相馬の子供たち&ロサンゼルスの子供たちによるリハーサル&コンサート
子供たちすごく緊張している様子。
私も緊張だって初ドゥダメル だもん
ドキドキ
しかも近くのお席には、憧れの高円宮久子妃殿下
妃殿下もエルシステマには関心を持たれていらっしゃって

ドゥダメルによるリハーサル「ドヴォルザーク8番最終楽章」
ドゥダメルは「シング カンタービレ歌うように」をくりかえし
子供たちの音がどんどんよくなっていく子供ってホント可能性秘めているんだなあ
子供はやっぱりスポンジだわ

そして、アンコール1曲目は「くるみ割り人形よりトレパーク
この曲のタンバリンの所が大好きでもうタンバリンの子うらやましくって
とっても上手でした。
そして、モーツァルトアヴェヴェルムコルプス

美しかった。涙が溢れた。音の美しさにプロも子どもも関係ない。
こういう経験をする子供たちは、横道に逸れることなくまっすぐ育っていくんだろうなあ

学校でも、心の教育とかいろいろ言われているけれど、学校だけに頼るのは無理でしょ
私がよく演奏会に行く姿を見て、小学校の教師をしてる友人が「CDじゃダメなの?」なんて平気で言ってくる
お勉強はできるけど、文化 芸術が心にない大人多い。これが現実。

そして午後は、グスターボドゥダメル&ロサンゼルスフィルハーモニック


すごいいいコンビだな。
ドゥダメルもウィーンフィルやベルリンフィル振る時よりも、肩の力が抜け、やりたいようにやってるって感じ
信頼関係が月日と共に積み重なってきてるって気がする

福島相馬の子供たちは、自分達の演奏会終了後、バスで帰宅しちゃたみたいだけど、聴かせてあげたかった。
こんな凄い人に指導してもらったんだよ

後半はドヴォルザーク交響曲9番「新世界より」
ドヴォルザークはチェコからアメリカに渡って様々な異国の文化を肌で感じ故郷に思いを寄せて書いた作品らしい

この曲の第二楽章は、小学校の下校時に流れていた曲
おうちに帰ろう

震災直後、多くの人たちがそう思っただろう。でもおうちに帰れなかったたくさんの人たち
もうこの第二楽章を聴くたびにその思いがよぎって、涙が溢れてしまう。
年齢を重ねて感じやすくなっててしまった。
もう後半は大迫力 会場が一体になった瞬間
この瞬間があるから演奏会はやめられない

相馬&ロサンゼルスの子供たち ドゥダメル ロサンゼルスフィルハーモニックのみなさん

素敵な一日をありがとう


世界フィギュア上海 ハピちゃんおめでとう

2015-03-29 00:55:15 | フィギュアスケート
「あれ?日本開催だっけ?」って勘違いしてしまうほどの熱狂的なユヅリスト
花束&プーさん

ショートプログラム終了後「楽しんでできた」と喜びを語った羽生結弦
本当はこのリンクに立てただけでも奇跡なのに。

優勝は逃したけど、後半の粘りは素晴らしかった。美しかった中学生の頃から憧れていてずっとやりたかった「オペラ座の怪人」ファントム。
ファントムの心が伝わったよ。物語が見えたよ。
すごく悔しいとのコメント。ぜひぜひリベンジを
とにかく銀メダルおめでとう。

もしかして3枠確保の事よぎって力入っちゃったのかな
来年はまさかの2枠
仕方ない。誰のせいでもない。また来年取り戻せるよ。

ハピエル フェルナンデス
「世界王者になれますか?」ショートを終わった後、某アナに質問されて、戸惑ってた姿可愛かった。いい人なんだなあ
その質問が優勝引き寄せちゃったかも。
いつも肝心なところでミスが目立つフェルナンデス。今回はすごかった
ハピちゃんいつも羽生君の日陰の存在で自分が悔しい時でも、羽生君をいつも応援してくれていて
ハピちゃんホント優勝おめでとう
宮原知子さん銀メダル素晴らしすぎ
おめでとう

しかしブライアンオーサーコーチって凄い。
オーサーコーチっていつも楽しそうだし、幸せそうにしている。

コーチのハイテンションって選手に伝わるんだなあ
あれだけコーチが飛び上がって喜ぶ姿見ると、選手も喜び倍増されテンション上がるしやる気も出そうだわ。
幸せは連鎖するらしい。

もう一度これを読もうっと。

ありがとう マッサン &羽生くん

2015-03-28 08:37:58 | 日記
とうとうこの日が来てしまった。
6ヶ月 録画してまで見続けたマッサン
ドラマティックな異国での出逢い
苦労を苦労と思わないひたすら前を向いて生きているエリー&おぼっちゃま体質だったマッサン

エリーの言葉 「チェレンジ&アドベンチャー」
ホント人生は冒険だね。
心に響いたよ


マッサンのニート時期は、ホントイライラしたけど、考えてみれば完璧な人間なんていないんだし、人間って成長する生き物だし。晩年のマッサン素敵だった。

マッサンは、好きな事には100点
嫌いな事には0点タイプなんだなあ


命には限りがあるけれど、みんなが生きた証はしっかり受け継がれている。

「本物ってなんですか?」さとるの一言がマッサンの3級ウィスキーを作るきっかけになるなんて。

そして3級ウイスキーの原酒が、戦死した数馬の原酒だったなんて。

やっぱり世の中 いろんな事繋がっている

テレビ東京「youは何しに日本へ」で偶然成田空港でインタビューされていたチャールズグライバーさん やっぱり出演してたんだ。小さな発見 嬉しかった。

毎日流れる中島みゆきさんの「麦の歌」
同じ曲なんだけど、なぜかその時々で聞こえ方 感じ方も違って
歌って不思議

麦に翼はなくとも 歌に翼があるなら 伝えておくれ故郷へここで生きてゆくと
異国で暮らすエリーの心そのもの

私も中島みゆきさんの歌は大好きで
彼女の曲を聴くと、その歌と共に生きた時代に一瞬でタイムスリップしてしまう
先日映画館で、中島みゆき「縁会」(コンサート映像)を観て、大号泣してしまった
「麦の歌」もマッサンのウィスキーみたいに年月と共に熟成されるんだろうなあ

そして、いよいよ開幕した世界フィギュア選手権
久しぶりに会えた羽生結弦くん
この舞台に立ってくれてホント嬉しかった。ありがとう
そしてまるでショパンが乗り移ったかのような深い世界観透明感あるピアノの音色
もう美しすぎて美しすぎて

アクシデント 怪我 病気 このリンクに立つまでどれだけの出来事を消化してきたんだろう。
さまざまな困難を乗り越えて夢を実現したマッサンとかぶってしまった

世界中を笑顔にする マッサンのウィスキーそして世界中を笑顔にする羽生結弦の演技

「僕はどこにいても何をしてても自分のスケートっていうのは自分でしかない」
またも羽生語録
マッサンの最終回と共に今夜世界フィギュア選手権も最終回
どんなドラマが待っているんだろう。
ドキドキ

本拠地で聴く海外オーケストラ

2015-03-18 08:07:54 | 音楽
クラシック音楽が好きになって、いろんな演奏会に通うようになって、いつかは海外オケの本拠地に聴きに行きたい欲望にかわれた。
ありのままの本当の姿が観れ聴けて、過剰な拍手 過剰な期待もしないありのままのの観客

最初に聴きに行ったのは、ソウルアーツセンター
大好きなチョンミョンフンさん指揮&ソウルフィルハーモニー「ショスタコーヴィチ5番」
たまたまYouTubeで映像を見つけたチョンミョンフンさん指揮ショスタコーヴィチ5番
これにはまり、いつかはこの曲を生で聴きたいと思っていたら、この演奏会に巡り会えた。


エネルギッシュな演奏
何より一番驚いたのは、ロック会場並みに盛り上がる観客の姿
それに圧倒され、こちらまで興奮してしまった。

2度目はサイモンラトル指揮ベルリンフィルジルベスターコンサート

2日連続聴いた。
2日目は当日券を並び、18ユーロで立ち見席をゲット
一番後ろから鑑賞するベルリンフィル
踊るように弾くピアニストランランを観て、嬉しそうに聴くおばさまの姿に、テンションが上がった。みんな幸せそうだった。

ベルリンフィル指揮者サイモンラトルの任期は2018年
ラトルは2017年からロンドン交響楽団の音楽監督に就任
5月11日にはベルリンフィルの次期指揮者が団員の投票で決まるらしい。誰に決まるんだろう
ここでまた聴ける日が来るといいなあ

そして先日行ったプラハ旅行
ドヴォルザークホールでのチェコフィル管弦楽団

地元の人に本当に愛されているって感じた演奏会
格式ある歴史を感じる演奏会だった。

そしてスメタナホール


ホールの見学ツアーに参加して、あまりのホールの美しさに感動し、当日券で聴いたプラハ交響楽団
一番安い席350コルナ
日本円にして1600円くらい。びっくり狭いホールなのでサントリーホールだったらS席並みの良席

プログラム
ラフマニノフピアノ協奏曲1番
ストラヴィンスキー「ペトルーシュカ」

ピアニストはYouTube再生回数が多く人気になった女性ピアニスト(ヴァレンティーナ・リシッツァ)
超絶技法 すごかった。男の人が弾いているみたいだった。

ここは、大好きな「のだめカンタービレ」ヨーロッパ編 &映画最終楽章で何度も登場した憧れのホール
雑誌やテレビで見るよりはるかに美しかった。

のだめがパリに着いて、最初の一音を奏でて一言
「空気が違う 音が違う」
のだめちゃん私もそう思ったよ。


ドヴォルザークホールとスメタナホールは1キロくらいしか離れていないんだけど、客層が違ってびっくりした。

ドヴォルザークホールは、年齢層も高くみなさん服装も黒っぽい地味目で。昔からの定期会員って感じ
スメタナホールは、観光客も多く若い人もたくさんいた。
前に座ったイタリア人の若いグループは演奏中も携帯いじりまくり、演奏中も写真撮りまくって

「クラシックは襟をただして聴くもの」って考えの多い日本の評論家さんが見たら眉をひそめそうだけど
でも写真も携帯も禁止されてないし、その国ごとにルールとか違うし。
そんな中でも、演奏は本物だった。素晴らしかった。
携帯いじりまくりの若いグループも最後は聴き入っていた。きっと歳を重ねたら、素敵な観客になっていると思う。
日本はクラシックの敷居が高すぎでしょ


その国の言葉を聞き、その国の食事を口にし、違う文化に触れ、作曲家の足跡を辿り旅をする。

言葉の違い文化の違い いろいろ違いはあるけど、音楽って世界共通言語だと私は思う。人それぞれ感じ方は違うし、感じ方には正解はないけれど


国内 海外 世の中にはたくさんの演奏会があっていろんな演奏会 いろんなホール巡りたいけど
貯金減っちゃうけど
そのかわり、心の財産は増える訳で

中毒になるって楽しい。
仕事して、お金貯めて、頑張らなくちゃ

大楠山ハイキング

2015-03-16 05:57:01 | ハイキング
春を探しに大楠山 三浦半島の最高峰(242m)ハイキング

のんびりハイキング

タブの木 見つけた

そういえば、広尾に大きなタブノキの生い茂るカフェがあるんですよ

レ グラン ザルブル

とっても素敵な空間で
タブノキ眺めてたら、また行きたくなっちゃった。

大楠山 山頂付近は、河津桜が満開


そして菜の花も満開


山頂には展望台があり、三浦半島房総半島 見渡せる360度の大パノラマ

自然の息吹を感じると、自然のパワーが体の中に入っていくって感じになって。
日々エネルギーを出し続けていると、やっぱりパワーを補給しなくは、気の流れがうまくいかなくなってしまう。
お財布だって出して入れての繰り返し。
それと同じで

うまく循環させていきたいな