あの空の向こうに・・・

音楽 自然 日々の出来事 
感じるがままにつづっていきます

辻井伸行&三浦文彰@八ヶ岳高原音楽堂

2017-08-29 14:44:02 | 音楽
八ヶ岳高原音楽堂

三浦文彰&辻井伸行
バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第3番【ヴァイオリン・ソロ】
ドビュッシー:映像 第1集、喜びの島【ピアノ・ソロ】
フランク:ヴァイオリン・ソナタ【デュオ
】 

私の大好きなホール
自然を感じられ、日がどんどん落ちていく風景を眺めながら、音楽の物語の世界に入り込めるそんな空間

入り口ではサンドイッチ&ワイン&ジュースの無料サービスもあり、始まる前からテンションが上がってしまう

三浦文彰さんは、今注目される若手バイオリニスト
「真田丸」のオープニングのソロを担当

最初の一音で引き込まれた。めちゃ好きな音色だった。自然に包まれた美しいホールは、一音一音輝いて聴こえてくる。
なんとも贅沢なひと時


辻井伸行さんの生のピアノは10年ぶりくらいかも
わあ!大人になり、いろんな経験が音 表現に繋がってきているんだなあとしみじみ。。。
自然にインスピレーションを感じて彼は音楽と対話しているんだろうなあ。自然と音楽が共生するこの音楽堂はドンピシャすぎた。
窓から外を眺めると木々が揺れて、風の音が聴こえてくるような気がした。

休憩中、かすかに顔を覗かせた名峰赤岳

後半は、フランクのヴァイオリンソナタ
辻井君はこの曲が初めてとのこと。
ピアノが自己主張しすぎ感も若干感じられたけど、でもそんなことより若いエネルギーのぶつかり合いみたいで心躍った。どんどん成長していろんなストーリーが出来上がっていくんだろうなあ
今後も楽しみな2人
アンコール「真田丸」
ピアノとヴァイオリンの掛け合い、ドキドキ
もう感涙

以前ベルリンフィルフルート奏者エマニュエルパユの音色もここで聴いた。
「自然豊かな風景が自分のふるさとスイスに似ている」と語っていた。パユも11月に八ヶ岳来るらしい。

こんな素敵な空間で過ごせた一夜は大切な宝物
八ヶ岳高原音楽堂は、八ヶ岳高原ロッジの一角のコンサートホール
コンサート宿泊パックで過ごしたロッジ
ディナーの時2人が挨拶に来てくれて、「是非この2人で全国ツアーをしたい」と熱く語ってくれた。


三浦文彰さんの「情熱大陸」鑑賞
まさか東フィルコンマスの息子さんだったとは。コンマス三浦さん、チューニングのとき違うピアノの音弾いちゃったことあって。あの時会場の雰囲気一気になごんで、みんな笑顔になったなあ〜実はコンマスの隠れファンだったのでびっくり

田宮二郎版「高原へいらっしゃい」の舞台になったヒュッテも健在(のちに佐藤浩市主演でリメイク)

ドラマ&ヒュッテ&ロッジには私自身いろんな思い出があって
歳を重ねて、またこうやって巡り会える不思議。
ご縁があるってこういうことか。。。

ヒュッテの中には、その当時のドラマも流れていて、出演者のサインもあった。
いいドラマって、何年経っても色褪せず、心の中に生き続けていく。

大好きなオープニング曲
「お早うの朝」のパネルに大興奮
谷川俊太郎 作詞 小室 等 作曲

ドラマも演奏会も、流れては消えていく川の流れの様だけど、その中で足跡が残るって素敵
やっぱりご縁があったってことか