あの空の向こうに・・・

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チョンミョンフン 指揮&コンセルトヘボウ@アムステルダム

2019-05-26 13:03:57 | 音楽
映画「ロイヤル コンセルトヘボウオーケストラがやって来る」を何度も観て、アムステルダムの美しいホールに心惹かれ、コンセルトヘボウの温かい音色に心動き、いつかあの席に座って聴いてみたかった。
引き寄せの法則のごとくなぜか巡り会えた。
しかも大好きなチョン ミョンフン さん指揮で💓



アムステルダムスキポール空港15時に着いて、ミュージアム広場まで直行バス〜このバスは、コンセルトヘボウのすぐ近くに止まってとっても便利
チケットボックスに行き、当日券を購入(最終日しかチケット予約してなかった)
残りわずかだったが11列目をゲット
101ユーロ?だったと思います

歴史を重ねた空間
ここはなんと開演前&休憩の時、ドリンクが無料なのです白ワインで乾杯🥂
至福の時間

プログラム

ホール中に入った瞬間、めちゃテンション上がった



とっても明るく開放的
歴史を重ね、ここでたくさんのドラマがあったんだなあとしみじみ。。
ここで、マーラー自身が指揮をしたなんて感慨深い。

拍手の中オーケストラが登場
段差のない1階席
でも、舞台が高いのでとっても見やすい。
左側から第1バイオリン 第2バイオリン ビオラ そしてチェロ
チョンミョンフン さんの指揮で上手にチェロって多分初めてとっても新鮮

デュティユー;ヴァイオリン協奏曲「夢の樹」
レオニダス・カヴァコス
(ギリシャのヴァイオリニスト )
51歳らしい。とっても若く見えた
彼は、指揮者としても活躍しているらしい

現代曲(1983〜1985作曲)
神秘的な曲だった。弦の響きがホールの美しさとマッチし、鐘のように響くピアノの音が印象的だった。
コンセルトヘボウの音色すごく好き!そしてこのホールの居心地の良さ、最高!

前半から大喝采
隣の夫人に声をかけられ「このオケは日本人たくさんいるのよ。実は私の夫はこのオケのヴァイオリ二ストで、今日乗り場でなかったから子供を彼に預けて私が聴きにきたのよ」
そうか!旦那さんを見に来るのでなく純粋に音楽を聴きにきているのですね

休憩中 また白ワインを飲んでしまった。

後半
ベートーヴェン;交響曲第7番イ長調op.92

チョンミョンフン さんのベートーヴェン7番を聴くのは3度目
震災の年サントリーホールで聴いたアジアフィル 東フィル&軽井沢大賀ホール そしてアムステルダムコンセルトヘボウ
どれも思い出があり、ドラマがあった。

のだめカンタービレでこの曲を好きになり、この曲は私をいろんな世界に導いてくれた。
躍動感があり、この曲を聴くとパワーみたいのが私の中に湧いてくる。

終盤部、さまざまな楽器が、ここにいるよ!と主張して、そしてだんだん一つのハーモニーになるところが大好き❤
チョンミョンフン さんは、先の先の遠いところまでオケを引っ張っていっている
音が鳴っているこの瞬間 瞬間
もしかして私は夢を見ているのだろうか?
ああ〜終わらないで、夢なら覚めないで!と心の中で叫んでしまった。

凄いスタンディングオベーション

またまた近くの夫人に「知ってる?この指揮者って凄いのよ!」って興奮気味に話しかけられた。
知ってますだって東フィルの名誉音楽監督なのですから。。。
チョンミョンフン さんっていろんな国の人達に愛されているのですね

そして日本からチケットを買っておいた最終日
舞台裏の席 73ユーロ

2階席 壁には、偉大な歴代作曲家のプレート
正面はマーラーだった


もう前半からスタンディングオベーション

オランダ🇳🇱アムステルダム🌷素晴らしい🇳🇱
そう!観客も出演者の一員
ホール&演奏者&観客 一体になれた瞬間に出会えた幸運に感謝
コンセルトヘボウは、指揮者がこのバックステージ階段から降りてくるのだが、この日は上手サイドからで、ちょっと残念だった
でもでも、形式にとらわれない所がやっぱり素敵

今回宿泊したコンセルトヘボウから3分くらいに位置する日本人が経営してる宿 ホテル ヴェルディ

日本のペンションみたいにあったかい宿だった
朝食も美味しかったです。


アンティークな家具
素敵

またこの地で聴ける事を夢みて、またいつもの日常を生きています
でもいつもの当たり前の日常がなんだか少しドレスアップしたって感じです