あの空の向こうに・・・

音楽 自然 日々の出来事 
感じるがままにつづっていきます

本当にあった幸せ物語「夢は旅の果てに」

2016-05-27 08:50:14 | 音楽
BSNHKドキュメンタリー「夢は旅の果てに」
本当はあった幸せ物語

たまたま録画していて、一か月遅れでなんとなく視聴した。

高齢者や介護が必要な人たちの為に夢を叶える旅行社がある。(SPI あえる倶楽部)
旅を通じての人間模様、そして旅を通じての心の変化、夢叶った後の笑顔
そんな姿を追いかけたドキュメンタリーだった。

旅は人をこんなに変えるのかと本当にビックリした。
あらためて夢はみるものでなく、叶えるものなんだなあと感動してしまった。

思い出のある地へ旅をする人
ずーっと夢みていたけど実現出来ずにいた人

岩手県北上市の小さな集落に住むTさんは、定年後脳出血で倒れ、体に麻痺が残った。
9年間は我慢と辛抱の毎日だったらしい。

病気になってからの彼の唯一の楽しみは、ベットの中で聴くクラシック音楽
サントリーホールで生の音楽を聴くのが一番の夢だったらしい。
そんな矢先、トラベルヘルパーの存在を知り、姉を通じて申し込みしたらしい。

彼のずーっと叶えたかった4つの夢
湯船にゆっくりつかる事(箱根温泉旅行)
ラーメンをお腹いっぱい食べること(ラーメン博物館)
湘南の海の風を感じること
そしてサントリーホールでの演奏会


そして彼が持っていたパンフレットは、まさかのチョンミョンフン指揮東フィル「マーラー交響曲第5番」



しかもチョンミョンフンさんの写真を嬉しそうに指指し、たどたどしい口で凄い人なんだとアピール
私もチョンミョンフンさんのファンなので嬉しかった。


あの日、私もサントリーホールでマーラー5番を聴いた。
車椅子のTさんと廊下ですれ違った。今思い出した。
あの日のマーラー5番は私にとっても特別で、本当にこんな凄いマーラーに出会えないと思うくらい感動した演奏会

まさかの演奏会の映像にドキドキそしてウルウル
あの日のマーラーをもう一度聴けるなんて思ってもみなかった。
冒頭のトランペット
Tさん本当に満足気の顔
うーん!わかるわかる
フィナーレではTさんは、もう幸せいっぱいの笑顔と大号泣


まさかあの日あの時あのホールでこんなドラマがあったなんて
知らなかった。

旅を終えて彼は、リハビリにも意欲が出て顔にも心にも変化が見られた。次の夢はスイス旅行らしい。

旅を終えた自分は、行く前とまったく違う自分に出会えるという
ホントその言葉通りだと思った。

偶然録画した番組で、素敵なドラマが観れ、もう一度聴きたかったチョンミョンフン指揮東フィルマーラー5番にも触れることができた。

どうして録画したのか不思議だった。
直感が働いたのかな


幸せに生きた人は幸せに死んでいくらしい。


彼の笑顔をみて、もっともっと幸せになってほしいと思った。
また是非サントリーホールでTさんと出会える日が来るといいなと思った。
素敵なドキュメンタリー番組に感謝 感激

エンディングロールで是枝裕和監督の名前見つけた
是非地上波で再放送を!

占いに導かれて?サウンドオブミュージックロケ地巡り

2016-05-12 22:04:01 | 音楽
映画「サウンドオブミュージック」


人生にif(イフ)があるならば
もしも、この映画に出会ってなかったら、違う人生を生きてきた。
絶対そう!
私のベスト1映画
ちなみに2位は「のだめカンタービレ」
3位はソフィアローレン「ひまわり」

美しい山々そして心躍る音楽
サウンドオブミュージックロケ地巡りは
私の長年の夢だった。そして夢が実現した夢って思っていれば、いつか叶うんだなあ

ウィーン西駅からザルツブルクまで列車で2時間半
ウィーンからザルツブルクへ日帰り旅
車窓からの景色は、北海道丘の町美瑛のような風景がずっと続いている。
のどかで、のんびり
ザルツブルクが近づくにつれ、白い山脈が見え、森の中の美しい湖
街歩きも楽しいけど、やっぱり山や森が好き
OBB(国鉄)より、私鉄のウエストバーン鉄道の方が安くて快適


看板がお店の目印
やっぱりザルツブルク!






ドレミの歌でおなじみのミラレル広場




いろんなシーンが蘇る。

同じように手を振り走ってみた。
めちゃ楽しかった。
近くにいた人たちも同じことやっていて
嬉しかった。

ドレミの階段でも大空を仰ぎ同じポーズもしてみた。


あれ?
このシーン予言されていた?
1月何気に入ったスピマというスピリチュアルマーケット
透視能力がある2人に見てもらった。

一人目の方は私を見て
「鳥」「空」
そして空に向かって手を振り舞っている姿が見えるとのこと

それを言われた時、私も空を題名にしたブログ書いてるし、飛行機好きだし、ピラティスを始めたばかりだったので、それかなって思ってたけど、もしかしてこのシーンだったのか?

それともう一人の方には
「今の年齢で、今までずっと思い願い、積み上げてきたことが叶う年になる」
はあ~
それを言われた時は、なんだろう?
よくわからなかった。

なぜか急に決まったウィーン~ザルツブルクの旅
サウンドオブミュージックロケ地巡りは私の40年来の夢
それともうひとつの夢
それも20年前からずっと思い描いていた自宅のリフォーム
ただいま工事中

他人から見たらホント小さな夢だけど
私にとっては大きな夢
これだったの?(今の年齢終了まで後3ヶ月あるが)


季節の春夏秋冬の移り変わりがあるように、人生もその時々変化をし、移り変わっていく
そんな時に自分の運気の波を知るのに占いって役にたつのかも。やっぱり川の流れに自然と流れていく生き方が生きやすい。逆流した生き方は辛すぎる
年齢を重ねてやっと気づいた。


ザルツブルクには、日帰りサウンドオブミュージックロケ地ツアーというものがたくさんあって、今も世界中からたくさんの人たちが集まってくる。
50年という歳月がありながら、今も色褪せずたくさんの人たちに愛され続けている作品。ホント素敵






マリアとトラップ大佐が結婚式をあげた教会




ずっと佇んでいると
幸せになるためにみんな生まれてきた。そんな気持ちがふつふつ



美しい湖

サウンドオブミュージックを知らなくても充分楽しめるるツアー

こんな所でずっとまったりしたい。


バスの中では、いろんな国の人たちとドレミの歌を大合唱
バスの中はみんな笑顔で幸せ感がいっぱい。
ホント音楽って、言葉の壁、文化の違いを乗り越えるのですね

今回ウィーンからの日帰り旅だったのででロケ地巡りはほんの一部しか行けなかった
でも今後のお楽しみということで
思いっきりワクワクする永遠の宿題
サウンドオブミュージックロケ地にも使われた、世界の湖畔でもっとも美しいと言われている町「ハルシュタット」

この本を部屋に飾り、ハルシュタット行きを引き寄せます

ウィーン楽友協会で聴くベートーベンコンチェルト

2016-05-04 20:37:38 | 音楽
映画のだめカンタービレ最終楽章前編


煌びやかな黄金のホールで、玉木宏演じる千秋様がベートーベン7番を振る姿を観て、いつかこの席に座ってみたかった。
なぜか急にウィーン旅行が決まり、チケットBOXで残りわずかだったチケット購入でき、この席に座って聴く事ができた

世界中に生中継されるウィーンフィル新年ニューイヤーコンサートでもおなじみのホール
そして指揮者佐渡裕さんが、このホールをホームグランドとするトーンキュンストラー管弦楽団 音楽監督に就任


1870年完成のホール
入った瞬間ドキドキした。
歴史の重み 重厚感
ここはウィーンの金閣寺
美しすぎる。どこまでも美しい。


ウィーン・コンサート協会
指揮:Lorenzo Viotti
ピアノ:Khatia Buniatishvili

2016 年4月25日(月)開演:19時30分
ウィーン楽友協会 大ホール
M.ヴァールミュラー:シンフォニー・アレゴリー(初演)
L.v.ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番ハ長調 op. 15

——— 休憩 -———
F.シューベルト:交響曲第6番ハ長調 D 589


今回のチケット代金23ユーロ
2階席サイド3列目
思ったよりホールも狭く、ステージまでの距離感もない。でも演奏者がほんの一部しか見えないビックリするほどの見切れ席

でも天井の美しい絵画が間近に見れ、今回は大満足
気合入れての参戦の時はこの席はやめておこうと思った。


演奏者が拍手の中入場
拍手の音が違う。キラキラ輝く金色の音にビックリ

狭いステージ
ピアノを横にして運び、椅子は持ち上げて運ぶというのを初めて見た。

女性ピアニスト
弾いてる姿は全然見えないけど、みんな心で見てそしてホールの息吹を感じながら聴いている。
しなやかで流れるようなピアノの音色
ホールの特徴をよくつかんでいるって感じ。
最後の一音終えた瞬間、1階ドア付近にいた関係者がガッツポーズ
ステージはドラマだ!ピアニストも相当手応えあったらしく、アンコール3曲もやってくれた。もう会場内は大喝采
観光客は演奏中でも写真撮影
違和感ないこのまったり感
好きかも
前の席のイタリア人は演奏中にFacebookアップ
日本では考えられない光景
以前プラハのスメタナホール(プラハ交響楽団)で最後わざわざ写真撮りに前の方に突進していた人いてかなりビックリした
日本人のマナーの良さ&集中力って凄い
でも日本もせめて演奏前ホール内の写真くらい👌にすればいいのに。SNS発信でホールの宣伝にもなるのに
クラシックに興味ない友人にも、「サントリーホールってどんな所?」ってよく聞かれる。

夜は一層煌びやか
是非次回は一階席か2階席中央で聴きたい

終演後は、日本食「日本橋」

ここは日本の居酒屋がそのままウィーンに出没したって感じ
着物の仲居さんも日本人
日本語メニュー
味はとってもgood💕
隣のウィーン子は枝豆に刺身にお酒をちびりちびり
日本食おそるべし。

ホント居心地がいいウィーン
素敵なワインケラー

カツレツ&オーストリアワインとっても美味しかった。


NHK BSプレミアム「世界入りにくい居酒屋ウィーン編」のお店にも行ってみたかったけど、次回にお持ち越し。


ザッハーホテルチョコレートケーキは期待を裏切らない。


街中は音楽が溢れている
ウィーン国立歌劇場前ではモーツァルト「ドンジョバンニ」ライブビューイング

街中でアンナネトレプトさんのチケット見つけた。

68ユーロ
安い。

ベートーベン様いつもお世話になっております。

成田~ウィーン路線直行便オーストリア航空9月撤退はホント残念
是非ANAさんに直行便をお願いしたい。
(また復活してます。。。オーストリア航空、成田~ウィーン線を再開。2018年5月15日から週5便)