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夢叶う チョンミョンフン「ベートーヴェン交響曲第9番」@オーチャードホール

2015-12-27 10:55:43 | 音楽
ベートーヴェン/交響曲第9番『合唱付』
2015年12月26日(土)14時開演 / Bunkamura オーチャードホール(東京)
指揮:チョン・ミョンフン
独唱:ソプラノ:ホン・ジュヨン、アルト:山下牧子、テノール:キム・チャールズ
バリトン:小森輝彦
管弦楽:ソウル・フィルハーモニー管弦楽団&東京フィルハーモニー交響楽団合同オーケストラ
合唱:新国立劇場合唱団 ほか



「若々しい情熱を持ったソウルフィルは自分の子供のようなもの
幅広いレパートリーを誇る東フィルは、付き合いの長い親友みたいなもの 」指揮者チョンミョンフンさんは語っている。



音楽は競い合う競走でなく、共に作り上げていく協奏です。
(パンフレットより)

困難の先には喜びがある
幸せがある
「人類はみな兄弟」
ドイツの詩人シラーの「歓喜に寄せて」を曲にするのはベートーヴェンの長年の夢だった。チョンミョンフンさんも自分の愛する2つの楽団東フィル&ソウルフィルとの共演は夢だったと思う。そして私もチョンミョンフンさん指揮の「ベートーヴェン交響曲第9番」を聴くのが夢だった。

最初の一音で泣きそうになった。
やっぱり夢って叶うんだって。
レ -ラ の音符が私の頭の中を駆け巡る
暗闇の第一楽章
苦しみ 怒り 罵声
ベートーヴェンの深い闇の世界

第三楽章では、幸せの扉があいたように見えた。光が差し込むようだった。
そして第四楽章
「歓喜の歌」
光の中へ
大合唱人間ってホント凄い楽器持ってるんだなあ。
楽章が進むにつれ、どんどんオーケストラのみんなが幸せそうに演奏していって
幸せが客席まで伝わった。

東フィルそしてソウルフィル
国が違い 言葉が違い、文化が違い、楽団は違うけど
でも美しい音楽を求め、最高のハーモニーを求め共に演奏する。
そして一つになったこの瞬間
立ち会えた幸運に感謝

この瞬間は指揮者 オーケストラ 合唱団 観客 そして劇場、みんなの宝物。
ベートーヴェンの遺産を受け継ぐ
そしてベートーヴェンの生きた証が私の心の足跡となる。

なんだか凄い瞬間に立ち会っちゃた。
東フィルの情熱と安定感そしてソウルフィルの若さ溢れる演奏がうまくマッチしていた。
オーチャードホールはちょっと苦手意識があったホールだったけど、今回は素晴らしかった。心が震えた。

終演後はお気に入りの神泉のワインバー「遠藤利三郎商店」へ

心もお腹もいっぱい

そして今日は、嵐in東京ドーム
オーラスに立ち会える幸運に感謝
いざ出陣

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