福島原発事故メディア・ウォッチ

福島原発事故のメディアによる報道を検証します。

長谷川健一さんの「写真展 飯舘村PartⅡ」と映画「飯舘村 私の記録」をみんなで見に行こう!

2015-03-15 19:14:07 | ミュージック&シネマ
「この人たちとともに生き、ともに死にたいと思った」、震災と原発事故の後、「日本人」になることを選んだドナルド・キーンさんは、その時の心境をこの高見順の言葉を引用して伝えている。高見は、空襲を逃れて避難する群衆を見てそう思ったのだが、キーンさんのほうは、震災と原発事故の後の私たちニッポン人のけなげな姿にうたれたのだという。飯舘村の酪農家、長谷川健一さんの写真と映画を見て、私も同じことを思った。だが、私が「ともに生き、ともに死にたい」と思うのは、彼がニッポン人だからではない。彼が、家族・友人・隣人たちとともに、やはりニッポン人である村長や官僚や東電と戦っているからである。 . . . 本文を読む