2月下旬、東電が福一原発の汚染水垂れ流しを1年以上も放置していた事実が報道された。
しかも、この無責任な垂れ流しの事実を、原子力規制委員会=政府も1年以上前から知りながら、放置していた事実も後を追って明らかにされた。こうした不祥事は、たまたま起こったことではない。ここには東電と政府の共謀的な無責任・先送り・ごまかし構造がある。そして残念なことに、本当に残念なことに、この構造は今後もさらに増幅された形で、汚染と欺瞞を重ねてゆくに違いない。こんな恐ろしい状況を逃れるには、政府を変えて、はっきりと脱原発を決定し、東電に福一事故の責任を取らせることから始めるしかない。
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