停止原発を夏前に再稼働させて、やっぱり原発のおかげでピーク時の電力不足を切り抜けられましたと言い、やっぱり原発は必要、ありがたい、たよりになる、原発はかしこい主婦の味方、よい子の友、一家に一台原発を…という「やっぱり原発」推進キャンペーンが次に必要とするものは、被ばくを恐れる神経質な「放射能過敏症」の治療・矯正である。被ばくという「受け入れられない現実」を受け入れさせるさせるにはどうしたらいいか。ここでも放射線と健康被害という物理と医学の問題を心の問題にすりかえ、「正しい心」を持てない非国民を排除して「異常」のレッテルを貼りつけ、罪悪感で顔も、声も上げることができないようにすることだ。
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