行けず、休めず、それでも外せ！

戯休「行きたかったなぁ、尼崎。　観たかったぜ、数珠丸・・。　来年以降に期待かぁ・・・。」
司祭「ピンポイントに11月3日だけというのは、地方民には厳しい話ですねぇ。」
戯休「まだ近ければいいけど、明らかに日帰りできる距離じゃないしね。　あ、飛行機って話は別で。」
芸術家「ううん♪　山梨の民は飛行機って交通手段をあまり考慮しないさ？」
戯休「飛行場無いしね。　羽田行ってあれこれって考えると、案外時間も食うし。」
司祭「そう考えると、世間的に3連休となる今年はまたとない機会だったのでは？」
戯休「来年は普通に週末と重なってるし・・・。　まぁそれでも・・・望みを捨ててはいけないさぁ・・・。」
芸術家「今日なんかは、旅行どころか普通に出勤日さ？」
戯休「雨が降れば休めたんだけどなぁ。　そして、一昨日まで雨予報だったから期待したけど、急に晴れやがった・・・。」
司祭「クックック・・・。　しかし、実のところ、そこまで悔しくはないのでしょう？」
戯休「・・悪天候続いてたしね。　後になって日が足りないって泣くのも嫌だし、まぁいいさ・・・。」
芸術家「いつかこの貯金に助けられる日が来るかもしれないさ？」
戯休「そう思うとしたらそれはそれで嫌な状況下っぽいから複雑だけどね・・・。　でも、仮に今日お休みだったら、しようと思ってたことはあったんだよね。」
司祭「尼崎へ日帰り旅行でも？」
戯休「数行前の会話を思い出せや！！　そうじゃなくて、いよいよTVを外そうかと思ってたんだよ。　ほら、壁付してるから。」
芸術家「ううん♪　でも、来るのは来週末さ？　そんなに早く外してもいいのさ？」
戯休「この週末に友人に頼んで1階に降ろしてもらおうと思って。」
司祭「確か古いTVの処分もお願いしたという話では？」
戯休「したけど、それは1階だしさ。　もしかしたら違うTVを2階から降ろすのは駄目とか言われる可能性だって、ねぇ？」
芸術家「流石にそこまでしょっぱいサービスではないと思うさ？」
戯休「俺もそう思うけど、そういうのって人それぞれだからね。　いつも気の良い人ばかりとは限らない。　気が良くても融通が利かない人だっている。」
司祭「ククッ・・・。　まぁ自分達で降ろせるのであれば、構わないと思いますがねぇ。」
戯休「重さ的には一人でも大丈夫なくらいさ。　だけど大きさもあるし、下手に衝撃を与えて壊したら、泣くに泣けない。」
芸術家「それで助けを呼んださ？　でも、家族に男手がないのなら、仕方がないさ？」
戯休「ま、それまでは、もし観るのであればプロジェクターを使うさ。　昔は録画物もゲームも等しくプロジェクター生活だったんだし、問題はないよ。」
司祭「ちなみに・・・平行して使って様子を見るという話でしたが、実際のところ処分はどうしますので？」
戯休「今の段階では・・・濃厚かな。　いっそ人手がある時に外してしまうかとさえ思ったけど、それだと来週末まで観れないから思いとどまってる。」
芸術家「急いで結論付けて、後で後悔することのないようにするさ？」
戯休「でも、売るとその分で・・・・ああ、悩ましい・・・。」