快聴亭夢想録

オーディオやゲーム・アニメ等、インドアライフを擬人化した機器と語ります。 皆々様、笑って許して下さい。(^^;

JVC DLA-V9R

2018年09月14日 | オーディオ&ビジュアルのアレ
戯休「今日はビクターのプロジェクター『DLA-V9R』のお話をしましょう。 世界初の民生用8Kプロジェクターになるそうで。」
君主「これは前にIFA2018で発表されていたモデルですか?」
戯休「そうそう。 今回、きちんと日本名を付けられて販売と相成ったから、ここでも話題に上げようと。」
司祭「クックック・・・。 して、値段は如何程に?」
戯休「税抜200万円。」
君主「・・・それを安いと言うには一般常識が邪魔をしますが、趣味的観点だと安いですね・・・。」
戯休「だよねぇ。 俺も驚いたもの。 いくら民生用と言っても、最初は400万円位はチラつかせてくるかと思ってたし。」
司祭「実売は100万円台となると、普通に射程距離内な方々がいらっしゃるでしょうねぇ。」
戯休「やはり、既に液晶や有機ELで80インチオーバーの8Kが展示される状況だし、最初から戦略的価格でないと厳しいのかね。」
君主「そちらの価格がまだ分からない以上、何とも言えませんが・・・。」
戯休「正直、画質じゃその辺の直視型には敵わない。 価格もいつか下回るかもしれない。 今の内にリードを稼げ!というノリなのかも。」
司祭「無論、100インチオーバーとなった場合にはプロジェクターの圧勝なのですがねぇ。」
戯休「現実問題、頑張っても80インチまでという環境がほとんどでしょうよ。 そうなると全面対決になっちゃうわな。」
君主「8Kの真価というのは、それこそ150インチを超えてからという気もしますが、主戦場はそうなるのでしょう。」
戯休「想像より遥かに早く8K環境の構築準備が進んでると改めて思うよ・・・。 スーパーハイビジョン策定当初は、そんなオーバースペック要らないでしょうと、ここでも鼻で笑ったの憶えてる。 それについては改めて何度でもお詫び申し上げます。 ごめんなさい。」
司祭「でも、まさか試験放送前に民生用が出るとまでは思っていませんでしたよ、ええ。」
戯休「まったくね。 でも、最初がビクターというのは、予想通りというか、期待通りというか。」
君主「歴代プロジェクターがソニーだった主殿がですか?」
戯休「だって、元々e-shift技術を初めて知ったのって、8Kの試験用プロジェクターの記事でだもの。 その後、それを利用して4Kのe-shiftが出た。 更にその後、ネイティブな4Kパネルを開発したとなれば、今度はそれで8K e-shiftだ!って思うのは、自明の理じゃないか。」
司祭「ククッ・・・。 それこそ正常進化と言いますか、ようやく本来の形になったという事ですかねぇ。」
戯休「ただ・・・だからといって、すぐに欲しいと思うかどうかは別なんだけどもさ。」
君主「今は主殿もプロジェクター環境を省いていますしね。」
戯休「そうでなくても、流石に状況的に時期尚早かなと。 8Kのソースがまだ、ねぇ・・。 どちらにせよ、これは4Kを8Kにアプコンして映すのがメインではあるのだけど。」
司祭「つまり、8K信号の入力はまだ不可能だと?」
戯休「うん。 まだ8K入力に対応したHDMIチップが開発されていないそうだからね。 となると、やはり将来的にはどうかなぁ、と。」
君主「少し前には、4K・8K放送対応チューナー未搭載のTVは待ちという方々もいらっしゃいましたが、それと同様ですね・・・。」
戯休「今の段階で無理に入力対応させても、HDMI4本挿しとか凄い状況になっちゃうしね・・・。 数年したらすぐに買い替えますという話でも無い限りは待つのが得策だと、俺自身の価値観ではそう思う。」
司祭「しかし、今の時点でこうした民生用を市場に出すという意義はありますかねぇ。」
戯休「あると思うよ。 少なくとも次はもっと熟れる筈。 8K入力がスマートに可能になった頃に一号機を出すのと、二号機三号機を出すのとでは、やはり一日の長が出ると思う。 世界初で出しましたなんて謳い文句はどうせ重要視されないだろうけど・・・。」
君主「入力問題もですが、他社としてはネイティブな8Kパネル待ちということもあるでしょうか。」
戯休「実際そうなんだろうなぁ・・・。 そしてやはりそのほうが俺も楽しみなんだけどもね・・・。」
司祭「すぐの話ではないのですから、待ちきれない人はこれでしょうねぇ。」
戯休「e-shiftが嫌いって人もいるだろうけど、どうせソースもソフト的にアプコンしてるんだから、ハード的なアプコンしてたっていいじゃないかと。 他に比べられる状況になったらなったでそうするとして、今は目の前のこれを称賛しましょう。」


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