昨年上映された「孤高のメス」を地上波で観た。
いいね。
ナイスガイの代表格堤真一の外科医役はたまらなくかっこいいし、ナース役の夏川結衣がまた素晴らしい演技。
夏川結衣の息子役を演じる成宮寛貴が新米医師になる直前に母を失い、形見である古い日記帳を読む場面からストーリーが始まる。
当時、母浪子は市民病院のナースとして片腕ひとつで幼い彼を育てていた。
オペ室の仕事に嫌気がさしていた頃、外科医師当麻が赴任してくる。周りの保身的で責任感のない医師とは違い患者を大切に扱う敏腕で人間的な当間にいつしか惹かれ、自身のモチベーションも上がってゆく。
そんな頃、当時はまだ違法だった生体肝移植を成功させ、かわりに当麻は退任を余儀なくされる。
潔く去る当麻に、悲しみを怒りと表現しながら見送る浪子の表情がたまらなく美しい。
ともかくこの映画。地方の市民病院の香りがぷんぷんし、オペの模様もかなりリアル。グロいのが嫌いな私は内臓アップの血生臭いシーンには毎回目をそらしていたが、そこをのぞけば百点満点の素晴らしい映画だった。
いいね。
ナイスガイの代表格堤真一の外科医役はたまらなくかっこいいし、ナース役の夏川結衣がまた素晴らしい演技。
夏川結衣の息子役を演じる成宮寛貴が新米医師になる直前に母を失い、形見である古い日記帳を読む場面からストーリーが始まる。
当時、母浪子は市民病院のナースとして片腕ひとつで幼い彼を育てていた。
オペ室の仕事に嫌気がさしていた頃、外科医師当麻が赴任してくる。周りの保身的で責任感のない医師とは違い患者を大切に扱う敏腕で人間的な当間にいつしか惹かれ、自身のモチベーションも上がってゆく。
そんな頃、当時はまだ違法だった生体肝移植を成功させ、かわりに当麻は退任を余儀なくされる。
潔く去る当麻に、悲しみを怒りと表現しながら見送る浪子の表情がたまらなく美しい。
ともかくこの映画。地方の市民病院の香りがぷんぷんし、オペの模様もかなりリアル。グロいのが嫌いな私は内臓アップの血生臭いシーンには毎回目をそらしていたが、そこをのぞけば百点満点の素晴らしい映画だった。