[WWF]へーげる奥田の空談言説

サークル「WWF」主宰・へーげる奥田が適当に告知したり興味の対象について論じたりするウェブログである。

グダグダな政治

2007-09-10 00:21:30 | Weblog
さて、なんかアベソーリはテロ対策特別措置法の延長がうまくいかなかったらソーリ辞めますからとかなんとか言ったらしいですな。そういう「勝利条件」を提示してやれば民主党も元気に頑張るハリがでるでしょう。まあアベソーリはそろそろ退いていただいてもよろしいんですけどね。そういえばアメリカ下院で「日本感謝決議」とやらが採択されたそうですが、これは「テロ対策特別措置法が延長できなかったらわかってんだろうな」的メッセージの意味合いが強いものみたいで、ほんとふざけた話だと思いますな。

それにしても、今更ながら政治家の金銭不祥事がグダグダですねえ。というか政治家ってそういうもんだと今まではみんな思っていたのに、今になってなんだか急に厳格になったんでおいおい話違うじゃん、という感じなのかもしれませんね。特に事務所関係者とか。
世はJ-SOX法とかコーポレートガバナンスとかいろいろそのへんつつかれていて、民間は業務監査とかに力入れたりしてギュウギュウ言わされている状況です。けっこういい加減だった日本の企業の常識は、明らかに厳格な方向に書き替えられつつあると思います。しかし、それをやらせている側はいい気なもんで今までどおりのいい加減な事務処理をしていたらいろいろ出てきちゃったというところなんでしょうか。私なんかも業務監査の関係のシゴトなので、法令遵守とか厳正的確処理とかで伝票やら領収書やらチェックすることもあります。同じ領収書を複数の伝票処理に回すなんて迂闊も迂闊大迂闊なんじゃないでしょうか。
私は常々、官公庁とかも民間と同程度の規律守れよな、と思っているんですが、今まで「民間はバカでレベルが低いので規律を設けて守られないとダメだが、オカミはえらいのでそんなの必要ないニダ」という案配だったんでしょう。しかし今や公官庁から情報漏洩なんかも懸念されているのも事実です。公官庁も政治屋さん関連も、ISMSとか取ってセキュリティに気を配ったり第三者監査で厳正的確処理をチェックしたりすべきなんじゃないでしょうかね。どうせそういう自らの襟を正すようなことは絶対拒否なんでしょうけど。

あと、ついでに参議院。参議院の議員もなんかグダグダですな。今始まったことじゃないけど。私は参議院なんかいらないとは思いませんが、やっぱり良識の府なんですから、それ相応の能力を問うべきかと思うわけですよ。参議院議員に立候補する段階で試験受けて一定以上の点数取らないとダメとか、そういう制度にすべきでしょうな。まあたとえば博士号保持者は免除とか弁護士資格保持者は免除とかあってもいいと思うんですが、なにしろ愚かなるグミンによって成る衆議院を正しい方向に導くんだから相応の有識者じゃないと筋が通りませんよな。

写真は鉄火巻きなんですが、これをエンジョイコリアのグルメ板に載せたら、キモチワルイという声とうまそうという声が出ました。まあ食べ物というのは基本的にキモチワルイものであって、料理はそのキモチワルさを感覚的に麻痺させるためにあれやこれやの装飾だの演出だのをするわけですから、こうして拡大しちゃうと魔法が解けちゃう場合があるということですな。どうも、写真に撮るといかにもまずそう、という料理はアジアには多いような気がします。