GEN事務局会田の大同活動日記

中国黄土高原でのGENの活動や、現地の人々の生活をお伝えします。

ツアー3日目 ゆとりの活動~農村版~ 村散策コース 

2006年07月31日 | 農村の風景
今日の午前中は、「ゆとりの活動~農村版~」です。今回は北京から直接農村に入ったため、日程に少し余裕ができ、初の試みとして、ゆとりの活動「農村版」と「市内版」を設けました。今日の「農村版」では二つのコースを用意し、参加者のみなさんにお好きなほうを選んでもらいました。一つは、80年代に植林をした場所を見に行くコース、もう一つはこの村をゆっくりと散策するコース。私は村の散策ツアーを引率。こっちのコースは4人でした。村の書記、龐秘さんの案内でゆっくりと村を見て回りました。龐書記はこの村の生まれで、もう40年もこの村で書記をしているそうです。
この義和壩村には、約200戸、700人が暮らしています。龐書記のお話では、一人当たりの平均年収は2,500元。大同の農村の中では比較的豊かな村と言えます。村の男性の三分の一が、大同市内、北京、内モンゴル、遠くは深せんまで出稼ぎに出ています。敷地面積は、18,000ha、うち耕地面積が3,000haです。退耕還林政策のため、ここ数年で660haの耕地に木を植え、緑化を進めています。
龐書記の案内で、村をぐるりと一周することにしました。「この村は小さいからすぐに周れるよ。あっという間だよ」と書記が言うので、時間を聞いてみると一時間はかかると言われました・・。がんばって歩きましょう!

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