Le cheval noir

全然更新できてない…orz

パドックはカオス(シルクロードS)

2007年02月06日 23時33分34秒 | horse racing in Japan
日曜の京都メインレース、シルクロードSにはこのレースに出るためだけにある騎手が東から馳せ参じていました。

彼の名前は穂刈寿彦。パートナーは9歳のディバインシルバーおじさんです。
穂刈さんにとっては唯一の騎乗。そしてシルバーおじさん(うわあ年寄りっぽい)は小倉大賞典で同じ9歳のアサカディフィートおじさんが勝ったので負けられないゼと燃えているのでは?もしかしてもしかする?と思いながらパドックでぐるぐる回る11Rに出走するお馬さん達を眺めていました。

そして「止ま~れ~」の声。
私は出来るだけ整列中の騎手も撮ることにしているのですが、この時は前にお馬さんがいたので整列自体が見えませんでした。まあ普段から運任せなんですけどね。

まずは10Rにも騎乗があったのでいないだろうなと思いつつルメさんをキョロキョロ探すも見つからず。すると隣の女性が
「松岡~馬探してんじゃないよ!」
とブツブツ言っているではないですか。見ると本当に松岡君がパートナーのアンバージャックを探して右往左往しています。誰なのかはわかりませんでしたが他にもウロウロしている騎手が。私も行方不明のジャック君を探しましたが私から見える範囲になぜか彼はいませんでした。
およよ。
どうやら「止ま~れ~」の合図の時にお馬さん達は馬番順ではなくなってしまっていたようです。

ハッ!

松岡君を心配してる場合じゃないワ!(無事ジャック君とは出会えました)私には
穂刈さんを激写するという使命がぁぁと思いながら彼を探します。
これは私のミスなんですが、彼の勝負服を確認するのを忘れていたんですよね…黒帽だというのは分かっていたので回ってきた黒帽騎手をパチパチ。
ん?んんん?これは…ナベさんではないですか!!
間違えた自分が悪いのですがちょっとナベさんを恨みそうになりました(笑)「どっちもオトコマエやからえっか~」とはならんのです(^^;)
急いでもう一人の黒帽を探します。
いたー!3番だったので本来ならもう私の目の前を通り過ぎていなければならなかったのですがなにせパドックはカオス状態。馬番どおりに彼らは並んではいません。遠くの方にいる彼らからはこれから回ってきてくれる気配がプンプンします。よっしゃー競馬の神様はまだ私を見捨ててはいなかったのねと思いつつデジカメを構え穂刈さんとシルバーおじさんを待ち受けるも、いつまでたっても彼らはこっちに来てくれません。それもそのはず。いつのまにかパドック自体から姿を消していました(苦笑)

私のアホー(涙)

レースではシルバーおじさん&穂刈さんは見せ場タップリ。
ず~~~と地方を中心にダートで頑張ってきた人馬がこれほど芝の短距離でスピードを出せるとは…最低の16番人気で7着。掲示板に載ることは出来ませんでしたが4コーナーまでは本当にドキドキもの。
このレースには同じく9歳のリキアイタイカンと8歳のカフェボストニアンが出走し、それぞれ13、16着でした。
おじさん達は若者に負けずに頑張っています。


最後に…写真は記事には全然関係ない6歳のエイシンボーダン君です。猛獣扱い?