何度も何度も言うが、ここは田舎である。
アパートや分譲地はほとんど無いに等しく、
若い世代は、
親から譲り受けた土地に、新しい家を建て住んでいるか、親と同居している。
そしてその親も、親の代から継いだ土地に住んでいる。
そんな田舎で暮らす、アウェーな黒木家。
昨日、七輪で炭をおこし、
お昼ごはんを作っていた。
火をおこす途中、
煙が出るので、洗濯物を家の中に入れた。
そして、炭に火がついたので、
家の中に食器を取りに入った。
部屋中、真っ白。
煙である。
やっぱり入ったかーと思ったけど、
その入り方、異常。
ふと、隣の家を見ると…
ドラム缶で木やら、箱やら燃やしている。
もくもくと出る白い煙は、
迷うことなく、我が家の中…。
急いで窓閉めたけど、
我が家は古民家。
隙間だらけなので、意味なし!
部屋中、真っ白に燻され、
うちの七輪の煙から守ったはずの洗濯物も、完全に燻され。
そうだった。
忘れていた。
…。
田舎は家庭で燃やすんだった…。
燃えるゴミを。
田舎暮らしの教訓。
その① 燃えるごみは、家で燃やす。
その② 隣の家の洗濯物があろうがなかろうが、朝だろうと昼だろうと、燃やしたいと思うときに燃やす。
その③ 燃やしながら、耕運機をかける。そしてその畑の横に、我が家の寝室があり、絃太が昼寝している。
耕運機の音、煙、そして時々カラオケテープ大音量。
田舎暮らし、バンザイ!