g’day

ゆっくり、じっくり、生きていく。

大人気の田舎ネタ。

2011-10-03 12:01:58 | 古民家な日々

何度も何度も言うが、ここは田舎である。

 

アパートや分譲地はほとんど無いに等しく、

若い世代は、

親から譲り受けた土地に、新しい家を建て住んでいるか、親と同居している。

 

そしてその親も、親の代から継いだ土地に住んでいる。

 

そんな田舎で暮らす、アウェーな黒木家。

 

 

昨日、七輪で炭をおこし、

お昼ごはんを作っていた。

 

火をおこす途中、

煙が出るので、洗濯物を家の中に入れた。

 

そして、炭に火がついたので、

家の中に食器を取りに入った。

 

部屋中、真っ白。

 

煙である。

 

やっぱり入ったかーと思ったけど、

その入り方、異常。

 

ふと、隣の家を見ると…

 

ドラム缶で木やら、箱やら燃やしている。

 

もくもくと出る白い煙は、

迷うことなく、我が家の中…。

 

急いで窓閉めたけど、

我が家は古民家。

隙間だらけなので、意味なし!

 

部屋中、真っ白に燻され、

うちの七輪の煙から守ったはずの洗濯物も、完全に燻され。

 

そうだった。

 

忘れていた。

 

…。

田舎は家庭で燃やすんだった…。

 

 

燃えるゴミを。

 

 

田舎暮らしの教訓。

その① 燃えるごみは、家で燃やす。

その② 隣の家の洗濯物があろうがなかろうが、朝だろうと昼だろうと、燃やしたいと思うときに燃やす。

その③ 燃やしながら、耕運機をかける。そしてその畑の横に、我が家の寝室があり、絃太が昼寝している。

      耕運機の音、煙、そして時々カラオケテープ大音量。

 

田舎暮らし、バンザイ!


組内(くみうち)

2011-09-06 10:49:38 | 古民家な日々
何回も言うが、
 
ここは田舎である。


昨日、夜7時から組内のお祭りがあった。
 
組内と言っても、回覧板を回す13件。

みんながその組内にある小さなお堂(6畳ほど)に集まり、

「全員で般若心経を唱える」というお祭りである。


…マニアックすぎ。

去年も参加したけど、はっきり言って狭い。

そして開けっ放しなので虫が半端ない。

時間が来ても来ない人の家には、誰かが呼びに行く。

なので必然的に出席しなくてはならない。


今年はF氏が遅番のため、幹太絃太を連れて三人で出席。


この祭りのオススメポイント

その1。話題のほとんどが最近あった葬式について。

その2。若手と呼ばれる人が60代。

その3。室内に虫が多すぎて、お茶はコップにサランラップして出てくるが、飲んでいる最中にも虫が入る。

    歩けば必ず蛾を踏む。


濃ゆい。濃ゆすぎる。



しかも年に一度だけしかこのお堂を使わないためか、

お経を唱える間に打つ「チーン」という鐘が……



割れてた。
はんにゃーはーらーみーたこー(ガチ)←チーンの音
おんかかかびさんまーえーそわかー(ガチ)
鐘が使えようと、使えまいと、

とりあえず「ガチッ」という音が響く堂内。

そして誰も気にせず、お経は続く。



お経後、みんなでお茶会。

お菓子を食べつつ、お話を楽しむ。

そこで、この鐘の話題が。

「こりゃ、溶接してもらわにゃいかんぞい!」←80代のじいさん

「こななもん、買ったほうが安いわ!」←60代のおばさま

「…。(決して口出しするべからず)」←30歳の私

それぞれの年代で想いが交差しますね!


そしてその後。


幹太が一言。


「おばちゃん虫歯あるよ」

(きゃー!幹太、何を口走るかッ!!今関係ないしっ!!)


銀歯があるおばちゃんに向かって、あっさり言った幹太。

そのおばちゃん、組内で一番怖いんですけどー(←ちなみにスイカのおばちゃん)


さすが幹太。


毎日がスリルとサスペンス。


落ち込むこともあるけれど、私この町が好きです。

ご近所力。その2。

2011-08-23 11:08:05 | 古民家な日々

くどいようだが、ここは田舎である。

 

 

本日、朝6時45分、

 

またしてもピンポンがなる。

 

 

私、幹太、絃太、F氏も夢の中。

 

ちなみに私とF氏(遅番だったため、昨日は夜中1時帰宅)は、3時頃就寝。

まだ寝始めて3時間ちょっとだぞー(泣)

 

 

ピンポーン!!!

 

…また鳴ってる…。

 

またスイカか?

 

スイカのおばちゃんなら、風呂の窓から覗かれるので、

急いで蚊帳から出て、着替え、顔を洗う。

 

「よー!!おるんかいー!!!?」

 

おじいさんの声。

 

(誰?自治会の集金?)

はーい!今あけまーす!!と出ると、

 

うちから500m先に住むじいさん。

 

 

「よー!きゅうりいるかい?」

 

あ、もらえるんならいりますゥ~~と言うと、

 

「ほんなら、今から採りに来い」

 

え?今から????

 

え???

 

採りに??

 

子どもを保育園に連れていかないかんし…と言ってると、

 

「わしゃ、今日は整体と歯医者があって忙しいけん、5分10分で来いよ」

 

という言葉を残して、自転車で去った。

 

…。

ここは田舎。逆らうと怖い。

 

急いで幹太絃太を着替えさせ、車に乗せてじいさんの家に。

 

この時点でまだ7時前。

 

段ボールいっぱいのキュウリを頂く。

 

子どもたちを車に乗せ、帰ろうとすると、じいさんちのトイレの窓からばあさんが。

 

「ちょっと待ちん!!」

 

車に乗せた子どもたちを、また降ろし、

足の悪いばあさんが家から出てくるのを待つこと、5分。

 

「これ持って帰れ!」と袋いっぱいのナスを。

「腐っとるぞ」と。

 

…・。

ああ、たぶん、腐ってるナスもあるということね。と頂く。

 

ありがとうございますゥ~

と子どもたちを車に乗せていると、

 

「待ちん!!」

 

またしても子ども達を車から降ろし、

ばあさんが家の中に入ること5分。

 

「これ、持って帰れ」と渡されたのは、焼きナス。

 

ジューシーすぎて、汁、漏れ漏れ。

「漏れよるぞ」

 

知っとんかい!!

 

そしてまた子ども達を車に乗せ、やっと帰宅。

 

田舎の朝は早い。そして濃ゆすぎる。


ご近所力。

2011-08-19 11:25:29 | 古民家な日々

ここは田舎。

 

…。

 

本日、

 

朝6時45分、

 

家のチャイムが鳴る。

 

ピンポーン。

 

私、幹太、絃太、夢の中。

 

ピンポーンピンポーンピンポーン。

 

3回連続で鳴る。

 

誰??

蚊帳から出て、まず着替える。

 

すると着替えの最中も…

 

ピンポーンピンポーン!!

 

そして今度は裏口が

 

ガチャガチャガチャ…

 

あ・・・あ・・・開けようとしてる…。

 

私、でっかい声で

「ちょっと待って下さいねー!今、開けますからー!!」

 

幹太絃太、その声で起きる。

 

ふらつきながら急いで着替えてると…

 

風呂の窓から、

「おるんでしょー!!」

 

きゃー!

 

まるで借金取り。

 

急いで出ると、近所のばあさん。

巨大スイカを持って、「いるかい?」と。

 

ありがとうございますゥ~~と言ってると、

 

「切ってみて赤かったらあげる」と。

 

「いえいえ、赤くなかったら、こっちで処分するけん、また後で切ります(まだ7時前やし、切ったら冷蔵庫入れないかんし)」

 

「いーや、今、切ってみてん!」

 

ここは田舎。

逆らうと怖い。

 

しょうがないので切ると、赤く熟れてるスイカだった。

 

その色を見たばあさん、満足して帰る。

 

「5時に一回来たんやけどの…」という言葉を残して…。

 

 

田舎の朝は早い。そして、濃い。


幹太語録。

2011-07-29 13:14:02 | ヨメのひとりごと

その1

ワタシ「幹太~、すぐ準備するけん、ちょっと待ちよってんよー」

幹太「40秒で準備しな!」

 

その2

ワタシ「もー!幹太、そのペン大事やけん、使わんとって~」

幹太「ちょっと借りてるよ、ぼうや」

 

その3

ワタシ「もー!!幹太!早よしーや!」

幹太「バルス!」

 

その4

幹太「(力こぶを作るポーズして)筋肉もりもり~」

ワタシ「誰がそのシャツを縫うんだい??」

 

その5

幹太「かあか~~~」

ワタシ「かんた~~」

幹太「かあか~~~」

ワタシ「かんた~~~~」

 

親子の日常で使われる言葉。

うーん。わかる人にはわかるんだろうなー。

 

ちなみに他バージョンも多々あり。