特別功労金１億２千万円

ニュースによれば、引退した元横綱朝青龍への特別功労金は１億２千万円に決定したそうです。これについてはいろいろな意見があるようです。極端な意見としてはゼロでいい、という考え方もあるようです。そして大方のマスコミは「甘すぎる」という感想のようです。

私個人的には、１億２千万円はまことに妥当な金額であろうと思います。多すぎることもなく少なすぎでもない。貴乃花の１億５千万より３千万低いことが実に妥当ですね。
朝青龍のお蔭で相撲協会のフトコロは大変潤ったことは間違いありません。言い換えれば興行的には大変な恩人です。貴乃花以上の高額功労金を出しても当然の場合でした。でもああいう事件があったわけですから数千万円の減額は当然です。またそうしないとファンも含めて多くの人は納得しないでしょう。また１億円以下まで減額したら本人はともかくモンゴルと日本の関係にも微妙なヒビが入りかねません。曙関よりは多く貴乃花よりは少ない、この決定はベストと感じます。

ただし、テレビ局がこんなに長い時間を功労金の金額問題に割いて報道するのはいかがなものでしょうか。それこそマスコミの品格を物語る現象であろうと思う。