全国で２位

ここ福島県にはとりたてて誇るべきものは少ないようですが気候だけは別で、昨日の福島市の最高気温は37.2℃、まで上昇し、これは全国で２番目の高さであった、とのことです。典型的な盆地ですからね。暑いのなんの、生きているのがやっと、という有様でした。

もっとも７月中（特に月の後半）は曇りや雨の日が多く、気温も低目でした。２４℃などという日もありました。どうやら寒気の通り道になっていたようです。東北地方全体として、平年よりも日照時間が２０％も少なかったとか・・・。

「キャッシング」について

あるクレジットカードを作るのにあたって説明文に「キャッシング」という言葉が盛んに出てきますが何のことか分りません。地方都市に住んで年をとるとこういうことになるようです。
「キャッシュ」は「お金・現金」の意味だからキャッシングもお金に関する言葉に違いありません。説明文の前後からお金を借りたり下ろしたりすることらしい、とまでは見当たついたものの正確な意味が分らないので辞書（三省堂、新明解国語辞典）に当ってみました。

①口座から（カードなどで）現金を引き出すこと。②金融機関から小口融資を受けること。

とあります。要するに銀行などからチマチマした金を引き出したり借りたりすることです。「チマチマした金」であることが「ローン」などとは違うようです。なるほど、納得。つまり、キャッシングとは、「チマチマした現金」を頻繁に必要とする生活圏では必要かつ便利なシステムのようです。その典型が首都圏の交通機関を次々に乗り継ぐ場合などでしょう。
ここ福島市などという地方都市では、「チマチマした金」が次々に必要になる、という場面はまず考えられません。これは健全な状態であって、キャッシングなどという言葉を知らないことは恥でも何でもありません。誇るべきことかどうか、は分りませんが・・・・・。

もっとも、小生今年、齢７３才になって初めてSuicaというカードを使い、その便利さには感動しました。お金を使っているのですが、お金を使っている、という感覚がゼロでした。何よりも次々に小銭を用意することから開放されたのは革命的というべきでしょう。