生きた歴史

毎日のように行方不明高齢者が報道され、その（推定）年齢も日々高くなっております。１４０歳、１５０歳、１６０歳と上がってきて、今日はとうとう（存命ならば）２００歳、という超超高齢者が現れました。
おかげで、坂本竜馬、吉田松陰、＊＊＊代徳川将軍、さらに＊＊＊代徳川将軍、エジソン、ショパン、シューマン等々教科書や小説などでしか知らなかった歴史上の人物がこの数日でウンと身近になったのは間違いありません。多少おおげさに言えば、ここ数日で江戸時代の一部が現代の仲間入りした、というのが正直で真面目な感想です。現代と江戸時代との間に風穴が空いたわけですね。たぶん、多くのテレビ視聴者が、それら江戸の人々に思いを馳せたのではないでしょうか。夏休み最後の大きなロマンでした！

ま、戸籍処理の困難さが生んだ貴重な副産物、と言えます。
それらの方々の多くが存命であることを祈りますが、まず難かしそうです。他界しておられたら、心からご冥福をお祈りいたします。そして、ロマンを与えてくれて有難う、と申し上げたい。こういうのを、「生きた」歴史、と言うのでしょう。

国民総背番号制にすれば問題は解決されるのでしょうが、ロマンは消えます。効率のほうがいいのでしょうか。

コンパクトデジタルカメラ、その後

先日数年前から使っていたコンパクトデジタルカメラが突然壊れたことを書きました。けっきょく一週間前あるメーカーの新品を価格コムで１万円以下で買い、「良い買い物をした」などと喜んでいたのですが、その後どんどんネダンが下がっております。今日見るととうとう８０００円近くになっておりました。それはないよ！

生産中止の旧モデルですがサブカメラとして使うには十分過ぎるくらいの性能のようです。ただ、全体の造りがヤワで扱いには注意が必要のように見受けました。メインのカメラだったらこんなキカイは絶対に買わないでしょう。またバッテリーの性能も大いに不満です。いずれスペアのバッテリーが必要となるでしょう。ま、４～５年もてばいいのですから・・・。

ノンアルコールビール、その後

ノンアルコールビールがやけに気に入って毎晩欠かさず飲んでおりますが、あいにく好きなサントリーの「オールフリー」が製造中止になって入手できなくなりました。売れに売れてメーカーでパンク状態になったせいです。誤算があったのかもしれません。入手できるようになるのは９月以降のようですが、その頃は涼しくなってあまり飲みたいとも思わなくなっているでしょう。ま、他のメーカーの製品でガマンするしかありません。それにしても有難い飲み物です。酔うことなく清涼感だけが味わえる、とは何と贅沢な！

小沢さん、出馬表明

今朝はちょっと驚きました。あとは結果を待つだけです。
政治オンチの私などは、品行方正で無為無策で無能な政治家よりは、ワケあり人物であっても有能な政治家の方がずっとマシと思っておりますから悲しいニュースではありませんでした。もっとも小沢総理が実現した場合、総理として有能かどうか、は未知数ですけれども。
それはともかく、プロとアマくらいの差、というのが偽らざる印象ではあります。しかしこの人物しかいない、というのは民主党にとって不幸なことではあります。

夏休みを子供の手に！

前に書いたように、夏休みに自由研究を課題として課すのはフェアでありません。休みなのに休めない、ということになるからです。
こういう課業の是非が真剣に検討されたという話も聞きません。ぜひ検討してください。学校単位でもいいし、市町村単位でもいい。なんとかなりませんか？
休みでいちばん大切なことは、静かな時間、だろうと私個人としては考えております。自由研究やその他の宿題で子供の時間をかき乱すことはそろそろ止めてはいかがでしょうか。夏休みは子供に戻したい・・・私の願いです。

夏休みを大切にしよう！

東北地方より北の寒い地方では関東以南などよりも夏休みが１週間近く、またはそれ以上も短くなっております。たしかもう二学期が始まったところもあるはずですし、私の県でももう２、３日で夏休みが終るはずです。
理由はなんと冬季の学校での燃料代の節約なんです。つまり、年間を通しての休みの総量は決まっているので、夏休みの期間を短縮して冬休みを長くすればそれだけ市町村立の学校の燃料代が減る、ということです。ここでは、夏休みと冬休みという２つの長期休業の質の違いなど全く考慮されておりません。だって、子供がのびのび遊べるのは夏休みです。自分を鍛える期間なんです。それを燃料代なんてケチな理由で短縮するなど、正気の沙汰でありません。
でも、たとえば我が県で夏休みを長くせよ、という声が上がったことは聞きません。皆さん、どうでもいいことだと思っているのでしょうが、長い目で見ると、大変なロスです。ま、燃料代くらいは保護者もちでもいいから、夏休みだけは長くしたいものです。というよりは、夏休みをもっと大切にしたいものです。

夏休みの憂鬱 自由研究

憂鬱な時期です。小学校での夏休みの自由研究のことです。研究のタイトルは自由ですが、研究をしない、という自由はありません。夏休みが終ると提出を義務づけられております。これはフェアでありません。夏休みは、悪いこと以外なら何をやってもやらなくてもいい期間のはずです。だから「休み」なんです。仕事を義務づけられている休みなど休みでもなんでもありません。いつどこでだれがこんな課業を課すことを思いついたのか知りませんが、このように休みの質を大きく低下させる仕事について真摯な研究、検討、議論がなされた、ということはあまり聞きません。たぶん、ただそれが慣習になっているから、という理由で漫然と子供に課すのだろうと思います。また、それが長年すっかり定着した慣習になっているので、課さなければ保護者からもたぶん子供自身からも不満の声が上がるのでしょう。

私個人的には、夏季休業中の自由研究や宿題は大反対です。理由はただ１つ。提出を義務づけられた研究や宿題は子供の自由でのびのびした発想の展開をひどく妨げるからです。それに慣れてしまうと、のびのびした発想自体が子供にとって苦痛になります。
そんなことでいいのですか？現に、長期休業中に学校側が宿題や課題を課すことを法律で禁止している国もあるのです。義務でやった仕事など害しかないことを知っているからだろうと思います。子供手当と夏季休業中の自由研究と宿題を全廃しよう・・・これが私の緊急提案です。

デジタルカメラが壊れた！

数日前のこと、６年前に買ったコンパクトデジタルカメラが突然撮影できなくなってしまった。きのキカイは、プログラム撮影の他に絞り優先・シャッター優先、それにマニュアル撮影もできる当時としては優れた機種だった。カメラ屋さんに持ち込むと修理代は１万２千～３千円ぐらいかかるだろうと言われて修理は断念、新品購入を考えることにした。
カメラ屋さんから数社の総合カタログをもらって研究したけれども、コンパクトデジタルは製品の種類が非常に多くて奇奇怪怪だ。壊れたコンパクトカメラはサブカメラの扱いだったので、どの会社のどのシリーズが画質良好で信頼性が高いかなど全く分からない。
量販店に行ったり、「価格com」のサイトを覗いたりする。
価格、性能、信頼性、等々を調べているうちに次第に状況が明らかになってきた。どの会社の製品も、同じネダンなら、性能は６年前の製品と比較して数倍にアップしている。画素も今ではほとんどが１千万以上で、壊れたカメラの約６００万画素と比べて格段の違いだ。ただし、全部ではないにしても殆どの機種がプログラム撮影のみで「作画」という作業はできそうにもない。ともかくネコが使っても標準的でキレイに写るようにできているらしい。ま、作画は一眼レフに任せればいい。またどの機種にも（広角側の）マクロ撮影機能がついているけれども、最短撮影距離は１０ｃｍ前後が多く、これはちょっと不満だ。ズームは３倍から５倍前後が多くこれで十分。ただし、広角側が不満だ。３５mm前後が限度なのは残念だ。２８mmを広角の標準にできないものだろうか。レンズの明るさがｆ４前後なのも、もう少しどうにかならないだろうか？ｆ２、とまでは言わないまでも、ｆ３くらいを標準にできないだろうか。

いずれにしてもそんなに使うとも思えないサブカメラに大金を投じるのはやめて、ネダンを２万円以下に勝手に設定した。すると、かつては２万円前後で売られていたはずのモデルが１万円以下で出ているではないか！今頃はちょうど旧モデルが生産完了となって安売りされている時期だったのだ。この機種の性能にはいろいろ不満もあるがまあまあ使える機種らしい。もう答は出たわけだ。さっそく価格comでしかるべき店に注文した。ＳＤカードも注文したので１万円をわずかながら超えたけれども、ま、上々の買い物だったような気がする。
なお、買うにあたって考慮したのは価格と性能だけではない。軽いことが重要な条件だ。散歩の折ヒョイと胸ポケットに入れて持ち運べるもの、となるとバッテリーと記憶媒体を入れても１５０ｇ以下が望ましい。注文した製品は１３０ｇくらいだった。これは有難い。
あとは、このカメラをどう使うかである。

ノンアルコールビール

先月スーパーでノンアルコールビールという飲料を見つけ、半信半疑ながら４社すべての製品を買ってみた。結果はいずれもすばらしい。
すばらしい、というのは味ではなくて企業の技術力である。アルコールをゼロにしてビールに似た味を出すのは大変困難なことらしい。それを可能にしたことには脱帽する。単に清涼感を味わうだけならばアルコール分は無いほうがずっと良い。飲んでから運転もできるし変な高揚感も脱力感も無い。酔うこと自体が目的ならばビールではなくて、たとえばウイスキーなどのほうがいいだろう。
ともかく大げさに言えば世紀の大発明ではないだろうか。ただし味はビールには及ばない。かなり劣るのは事実だ。４社いづれの製品もそうだ。いかにビールに肉薄するかは今後の課題だろう。
飲み飽きることはないようだ。すでにここ１０日ばかり毎日飲んでおり、今日もこれから飲む。すばらしい！

暑い日の午後は・・・

暑い日が続いるが、暑ければ暑いなりに日々の過ごし方が身についてきた。
午前９時から１１時近くまで約３ｋｍ歩きさらに自転車で一回りする。
問題は午後の過ごし方だ。暑くてとても部屋には居られない。しかたないので７月下旬ころから午後は冷房のある場所で過ごすことにしている。最初はバイクで約３０分の場所にある競輪の場外発売所に３日ばかり通ったが、飽きてしまった。それにどうしても車券を買ってしまう。必ず外れる、ということだ。
土日は競馬場に行ってみた。冷房がきつく効いていて居心地は良い。買えば痛めつけられることがわかっているから馬券は買わない。馬券も買わずにアホみたいにポツンと座っていると、今度は空虚感に襲われる。冷房だけガンガン効いてもダメなのだ。
けっきょく、８月に入ってからはスーパーまわりに落ち着く。スーパーで２時間も過ごすことは困難だが賭け事の場所よりはましだ。いろいろな商品のネダンもわかってけっこう勉強になる。ダイコンや納豆や豆腐やおせんべいやビールなどの平均的値段も肌で分かるようになった。
困るのはスーパーに行けば何か買ってしまうことだ。柄と色だけが違う同じサイズのTシャツを３日続けて買って家内に呆れられたりする。ま、３９０円というねだんでちょっと気分転換になるなら良い買い物だと思ったのだが、バカげていたようにも思う。
冷房がきいている場所を探すジジイは私以外にもワンサと居るようだ。スーパーの一隅にパン屋さんが椅子テーブルをしつらえて軽食屋を開いている。ヒマなジジイの溜まり場だ。ちょっと惨めな感じで私はあまり利用しないが、多くのジジイ（ババアも）堂々と談笑している。幸いなるかな、である。
こういう暑さでは何もできない。ただ時間の経過を辛抱強く待つだけだ。情けないことだが暑さは自然現象だからどうしようもない。今年の夏は「災害」だ、という説がある。同感だ。今年は熱中症でたしか１００人以上が亡くなっている。冬がいくら寒くても凍死者が全国で１００人を超えた、という話は聞かない。１０人だっているのだろうか？冬が大嫌いな人は多いようだが、人間は寒さにはけっこう強いような気がする。