福島市の食料事情

2011-03-30 16:36:43 | Weblog
スーパーなどで見る限り、食料の物流は先週から今週にわたってかなり改善されてきたようです。震災から数日の間は、スーパーは開いている、というだけで、基本となる食料は殆ど手に入りませんでした。特に米がない、というのは強烈でした。文字通り餓死するしかないか???
そうはなりませんでした。米はそれから1週間くらいでどこからか入ってきて店頭に積み上げられました。パンは並べば入手できました。

無いのはまず牛乳、ヨーグルトなどの酪農製品、それに納豆でした。特にヨーグルトは早朝から並ばないと入手できない、という有様でした。
その後物流が盛り返し、今では牛乳と納豆については、店を選べばお昼頃行っても置いてあります。ただし、「お一人様1点だけに願います」という注文がつきます。
一時ミネラルウオーターにも人が殺到しましたが、今ではかなりの量が手に入ります。野菜、魚、肉、なども十分置いてあります。ただし野菜については買う人の心理も微妙で、なるべく東北以外の遠方の野菜を買うようです。「宮城県産」など福島県よりも北のものであれば売れるようですが、多くの人は「熊本産」などを好むのではないでしょうか。問題になるのはコマツナとかミズナなどの葉菜ですね。これらは食べないのがベストなのでしょうが、そうも行きません。放射能も薬だ、と自分に言い聞かせて食べることになります。
ベクレル、などという数値を示されても、それが何を意味するのかは分かりません。これは困りますね。

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