should か 原形か

2004-09-28 17:28:36 | Weblog

It is natural that you (should) be surprised at his words.
He demanded that they (should) help him with the work.

などの表現を教えるのにはいくつか方法があって、何十年教えてもどの教え方を取るか迷う次第だ。

①should をつける、と教える。
②原形を使え、と教える。
③どちらか一方を主にして教えて、もう一つの形もあるのだ、と教える。
④両方を同じウエイトで教えて、こちらは主に米用法、こちらは主に英用法、と注をつける。

少なくともこの4つ方法があって、そのどれも一長一短がある、という厄介な表現である。
私個人的には②を主体として①も英用法としてある、と教えるのが習慣化している。ところが厄介なことには、この表現を「助動詞」の項で扱っている問題集もある。Should の用法の一つとして出てくるわけだ。これは困るね。生徒たちはshould をつけて覚えることだろう。luggage/baggage なら語彙の問題で片付けられるけれども、この should/原形、は構文の根幹に関わる重要問題だ。問題集、参考書作成者は、できれば原形を主としてほしい。それに should がつくこともある、というのは語彙の問題として教えるのが上策だろうと思うのだが。



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