福島市の現状

2011-03-30 15:40:36 | Weblog
福島市の最新の環境放射能は2.84マイクロシーベルトです。郡山は2.38、白川は0.80、
会津若松は0.29、県内で最も高いのは飯舘村の8.15です。一方、放射能が怖くてだれも行きたがらない、といういわき市(平)では0.64、屋内退避の圏内にある南相馬市が0.96です。以上の数値は刻々変わりますが、互いの数値関係はほぼ一定しております。

つまり、どういうわけか福島市は飯舘村に次いで県内では最も放射能が高い傾向がずっと続いております。数値だけとれば、福島市はとっくに屋内退避の場所なのに、なぜかそのような声は全く聞こえてきません。それに対して、皆さんに嫌われるいわき市や南相馬氏は福島市よりもずっと放射能が低いのですね。風向きや地形などの複雑な理由があるのでしょうが、これは理解困難な状況です。

私はここ福島市は自宅退避の場所である、と認識しておりますが、実際に生活していると戸外に全く出ないわけには行きません。ずっと室内にこもれば気分が腐ります。
そこで朝方1時間は近所を散歩することにしております。装備は厚めでコートを羽織り、帽子をかぶってマスクをしっかりとしてメガネもかけます。散歩が終ると自転車で(ガソリンがないので)近所のスーパーに買出しに出かけます。ま、これで命を繋ぐのには十分ですね。

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