富田元治のブログ

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おかしいことを「おかしい」と言えない自己責任社会!

2020年08月15日 | #デタラメ政治

おかしいことを「おかしい」と言えない自己責任社会!

サイトに載っていた河合薫さんの主張を、少々書き換えました。

 

非正規というだけで賃金が低いのはおかしい。

働いても働いても貧困から抜け出せないのはおかしい。


ほかにも、いろいろとおかしいことが起きています。

そして、多くの人々が「おかしい」と感じているのです。


それなのに、

おかしいことを「おかしい」と言えない社会になってしまいました。

小泉・竹中改革が創った自己責任社会です。すべて自己責任なのです!

「おかしいのは自分の責任なのだ」と、多くの国民が思っています。

「お前はがんばっていない」 「俺はうまくやっている」・・・と。

 

非正規で給料が低いのも、貧困の世襲も、富裕層の世襲も、

政治家の世襲も、自己責任だと、多くの国民が思い込んでいます。

 

30億円も使って国外逃亡したゴーンを逮捕することもできません。

マスコミテレビがゴーンを英雄にしました。

資産を売却し、2万人の社員をクビにし、2万人の非正規社員を雇い、

低賃金の労働者だらけにし、日産自動車を黒字転換させたゴーンを、

テレビマスコミは英雄にしました。

 

ゴーンの年収は20億円、非正規の年収は200万円です。

これが、多くの国民が認めた自己責任社会なのです。

 

さてさて、新型コロナの自己責任の件です。

安倍首相が2月下旬に一斉休校を要請したときも、

自己責任で、子どもの面倒を見なければなりませんでした。

 

自己責任社会の現実は、

低賃金のため、共働き世帯が大勢を占めています。

《 1億総活躍政策だそうです! 》

フリーランス(個人事業主)には、有給休暇なんてありません。

フリーランスとは、労働法が適用されない労働者なのです。

 

政府の要請で一斉休校になりましたので、

親は仕事を休み、子供の面倒を見なければなりません。

その間、フリーランスの親は無収入です!

 


小泉・竹中改革で、

家族のかたちも働き方もライフスタイルも変わってしまいました。

多くの人々は、新型コロナ感染のリスクがあっても通勤電車に乗り、

熱中症の危険があってもマスクをしています。

 

小泉・竹中改革が創り出した富裕層の人々は、

満員電車に乗ることもなければ、3密状態の居酒屋に行くこともありません。

常に安全地帯にいるのです。


コロナ禍ではさまざまな変化が求められています。

それに適応する必要のない人たち(小泉・竹中改革が創り出した富裕層)が、

行政を動かし、コロナ対策を進めているのです。

 

1兆6千億円の税金を使ったGoToキャンペーンを行い、

飲食店には営業時間の短縮要請、7割のテレワークを実施といったように、

新型コロナを巡る政策が、この国に混乱を招いています。

 

世襲化された政治家、富裕層には、

庶民の生活が全く分かっていないのです。


危機的状況の飲食店、生活に困窮するシングルマザー、

解雇される非正規従業員など、

社会的な弱者だけが、生活に困窮する自己責任社会なのです。

 

「お前はがんばっていない」「私はうまくやっている」

と、自己責任を押しつけられています。

だから、「おかしい」と言うことがはばかられ、

それが、思考停止の状態を招いてしまったのです。

ところが、このコロナ禍の支離滅裂な政策に、

市民から、やっと不満が噴き出しました。

不満が噴出しましたが、時間が経てば鎮火します。(大笑い)。

 

河合薫さん gangee 共作。

 

自己責任社会、世襲社会を創り上げた3人の政治家!

 

  

自己責任社会、世襲社会を創り上げた3人の政治家!

 

黒人・貧民層の人々。  白人・富裕層の人々。

 

 

黒人・貧民層の人々。  白人・富裕層の人々。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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