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小野自然農園通信4月号とその2

2022-05-03 14:02:23 | 小野自然農園通信
4月末に、お米と一緒に春が届いた。



直ぐに瓶に入れる



桜が届いた頃、東京は夏日が続いて暑かったので、桜のつぼみが届いたのはびっくりした。

山形は、まだまだ寒いんだな~と、東京との時差を感じた。

桜と一緒にイタドリも入っていたので、早速炒め物と、天ぷらで一杯やる



炒めると、シャキシャキして美味しい。



天ぷらは、ちょっと芋みたいな食感になり美味しい。

小野君いつも本当にありがとうございます。


ここから小野自然農園通信4月号です。

4月になり雪解けも進みようやく地面が見え出してフキノトウが出てきました。

まだ周辺の山は雪が残っています。

今年の冬はこちらでは平年並みの180㎝ほどでした。

小学生の息子は去年まではスキーがうまく滑れなかったのですが、学校の行事でスキー場に行き、教える先生がうまかったので一日で初級コースを転ばずに滑れるようになりました。

それまではうまくなるようにスキー場に誘っても嫌がっていたのが、毎週土日は近くのスキー場に出かけるようになり、最後は上級者コースの急斜面を回転しながら滑れるようになりました。

こちらでは小学校の授業でスキーがあるので、小学生のうちにみんな滑れるようになります。

二人での雪合戦も子供の好きな遊びで、雪玉は固く握らずに、もしも顔に当たってもけがをしないように軽く握るのがマナーです。

1対1のドッジボールのようで、離れていてもストレートの雪玉は簡単に避けられ、近づくと自分も当てられやすくなります。

雪をボール状でなくせんべい状に平たく作り横から投げると変化球になり雪国だからできる遊びです。


ここからは前回の続き その2です。

普通の栽培では稲の花が咲き終わると、まだ柔らかな乳状の米粒をカメムシが吸って黒っぽい米粒ができるのを防ぐために、スタークル、ダントツなどのネオニコチノイド農薬を散布します。

たばこにはニコチンが含まれていますが、昆虫にとっては神経毒で死んでしまうので、このニコチンと似た作用の農薬をネオニコチノイド農薬と言います。

農協に出荷する農家はカメムシにかじられた跡のある米粒があると価格が大幅に下げられてしまうので、国に認められる長期間殺虫効果の持続するこの殺虫剤を使っています。

蜜蜂も昆虫なのでこの農薬の使用により生育数が減少していると言われています。

しかし、浸透性と長期残効性が強いため白米にしても残留している場合が多くあります。

カメムシの天敵クモは昆虫でないので死なず、哺乳類には問題ないとされてきました。

しかし、一部の医者や研究者からは、子供の脳神経の発達にも影響し、発達障害の要因の一つではないかと発表しています。

このネオニコチノイド系殺虫剤は野菜でも多く使われています。

私も育児中なので、子供に影響の疑いのあるこの農薬は使っていません。

子供は白米を食べていますが、私は玄米食をしているので、黒っぽい米粒が混じっていても気になりません。

白米の場合は手間がかかりますが色別選別機械で取り除いています。

安全にこだわった米作りをしています。

小野自然農園通信はここまで

小野君のお米は、おかずがいらないくらいマジ美味い!

最近は、塩むすびにはまっています。

塩と小野君の作った米があれば生きていける!と思っている今日この頃




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