食品のカラクリと暮らしの裏側

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岸田首相「異次元の少子化対策」って言い方は今まで何もやってこなかったことの裏返し/少数派

2023年01月11日 | 改悪進む社会保障
Ns170minoritytp 少数派シリーズ/改悪進む社会保障
岸田首相「異次元の少子化対策」って言い方は今まで何もやってこなかったことの裏返し
短文orそこそこ文の投稿集・うるせーオヤジだ!

Sind1481443b

このオヤジは、岸田首相の「異次元の少子化対策」という言い方に腹が立つ
40年以上前から、少子化の危機が来ることから対策が求められていた

全く何もせずに来た政府自民党なのに、ここへ来て慌てて少子化問題を挙げてきた
所詮、支持率アップの姑息な手段に過ぎないのだろう

そもそも日銀黒田総裁の政策である「異次元」という表現はまだしも
地道に総合的に行う出生対策に、相応しい言葉ではない

今まで、ちゃんとやってきていれば大風呂敷の「異次元」の言葉は必要なく
強調することによって、却って今まで何もやってこなかったことへの裏返しに見える

少子化対策に「挑戦する」とも言ったが、いちいち言葉で盛ることではなく当たり前にやればいいことだ
「異次元」どころか、「低次元」の対策が透けて見える

記者会見の場で、岸田首相は3回も「しゅっせいりつ」と繰り返した
「しゅっせいりつ」など、どの辞書にも載っていない ※正しくは「しゅっしょうりつ」
関心がないから言葉を覚えない  これを見ただけでも本気度は到底ありそうもない

 ◇

子供は社会全体で育てることは世界の潮流であり、日本でも江戸時代まではそうだった
明治以降、神道や右翼政治が蔓延(はびこ)ると、家父長的思想によって
出産や子育ては「家」独自、「妻一人」の役割になった

さらには小泉・竹中路線による「非正規雇用」によって、収入が減り自ずと出生数が減る
旧統一教会や日本会議などの主張を丸ごと取り込み、
古い神道のしきたりをそのまま受け入れた安倍自民党政策によって、少子化対策は蔑ろにされた

ヨーロッパのように大学まで無償化にすべき、
つまり社会全体で育てるということは、税金を投入すること!

自民党を支持する有権者は、教育や育児はその家庭の責任で行え!
税金投入はもっての外と反対する
※その一方で、年金は増やせと圧力を掛ける矛盾

所詮、「異次元」という看板だけを掲げ、急場を逃れるだけだろう
これで日本の人口が5000万人になる日は、さらに近づいた

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