今日は鶏の甘辛煮がありました。普通校では、塩コショウした鶏肉に片栗粉をまぶして揚げて、砂糖と醤油のたれにからめるという献立です。
子供には人気のメニューです。
養護学校では、鶏肉そのものでは食べにくい子供のために、鶏の胸の部分と、玉ねぎ、醤油、みりん、片栗粉をミキサーにかけ、ペースト状にしたものを蒸し器で蒸す。その上に、だし汁にとろみをつけたあんをかける…という普通食とは別の甘辛煮も作っています。見た目としては、ゴマ豆腐にあんがかかっている感じ。普通食の甘辛煮とは別物になっています。

今日の甘辛煮は、新しい試みをしてみました。半分は、ペースト状にした鶏肉を蒸し器で蒸す。そして半分は、ペーストまでドロドロにしないで、粗くミキサーして、ミンチ状になったものをスチコンで焼き、タレにからめる。
出来上がりとしては、滑らかな豆腐状になっているものか、ハンバーグ状になったもの。同じ鶏肉の甘辛煮を3種類作るわけです。そら、時間もかかる訳です
調理員の手間としてはどちらを作っても同じです。なぜ、こんな試行錯誤するかというと、食べられる子供には、より普通に近い形で食べさせてあげたい。鶏肉ならより鶏肉に近い状態のものを、果物ならより実物に近いものを、食べさせてあげたいという調理員の願いです。
今までは、鶏肉をどう調理すればよいか…なんて深く考えたことなかったんですけど、今の職場では、毎日そんな話し合いをしています。考えてばっかりです
そんな試行錯誤の毎日です。
『今日の○○はどうでしたか?』というアンケートも取ります。食の進み方、食べさせやすさ、食べやすさ、アンケート結果をみんなで検討しながら、次回の調理に役立てるようにしています。